mieki256's diary



2015/12/07(月) [n年前の日記]

#2 [comic] 漫画を何冊か読んだ

妹から以下略。

「ふしぎの国のバード」(佐々大河著)、1巻を読んだ。 :

英国人冒険家の視点で明治時代の日本文化を紹介していく漫画作品。現代の日本人にとって明治時代は異国・異世界なわけだけど、それを英国人の視点経由で現代人向けにも翻訳していく、その基本設定・構成に感心させられたり。技有りというか一本というか。

と思ったけど、ググってみたら主人公は実在の人物だったのか…。てっきり創作されたキャラとばかり…。

それにしても、描くのが大変そう。しっかり資料集めをしないと描けないよな…。逆にいうと、作家の努力が作品のクオリティ向上に直結してるジャンルなわけで。天才であることは要求されず、努力家であることが要求される。そういう種類の作品ではないかと思えたり。

「辺獄のシュヴェスタ」(竹良実著)、1巻を読んだ。 :

キリスト教?の魔女狩りが盛んだった時期を舞台として…。何だろうなコレ。復讐劇? を描くのかな? ちょっと適切な説明文が思いつかず。シチュエーションが凄惨というか、絵が怖いというか、なんとなく「進撃の巨人」の美少女版かなと思ったり。

ググってみて、以下の記事に辿り着いたのだけど。

_【規格外新人】圧倒的歴史大作スタート!「月!スピ」新連載『辺獄のシュヴェスタ』の作者、竹良 実の受賞作『地の底の天上』を公開!【無料試し読み】 - コミスン(comic soon)

ああ…あの漫画を描いた先生の連載作品だったのか…。道理で鬼気迫るものがあるわけで…。これは将来が楽しみな…。

「累 -かさね-」(松浦だるま著)を読んだ。 :

何巻を読んだのかメモするのを忘れた。5巻6巻、だったのかな。相変わらず怖いけど続きが気になる漫画。どう話が転がっていくのだろう。

「阿・吽」(おかざき真里著)、1〜2巻を読んだ。 :

比叡山だかお坊さんだかそのあたりを描いた漫画。

おかざき先生って、こんな感じの作家さんになってしまったのか…。とにかくあっけなく人が死ぬ。どのキャラも「えっ」って感じで殺される。なんだか昔の富野アニメを見ている感覚。イデオンとかVガンダムとか、あのあたり。そうか…そういう作家さんなのか…。いやまあ、各キャラをここまで冷たく突き放す作風は、これはこれで。読んでいて「凄い…」としか言えないわけで。それに、ここまで虚しい光景を次々に見るからこそ主人公の思想だかなんだかが固まっていくということだろうから、どれも必要な描写なはずで。

以上です。

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