2011/09/25(日) [n年前の日記]
#2 [nitijyou] 焼却施設についての説明会に行ってきた
下宿公会堂で、PM01:00から、須賀川市の焼却施設の現状についての説明会が。お袋さんと一緒に行ってきた。
自分が住んでいる須賀川市下宿には、須賀川市のごみ焼却施設があって。頭が痛いことに、すぐ近くに小学校と保育園もあるという。非常にマズイ状態。
説明会場ががらんとしてたら絶望するしかないかな、と思いながら行ってみたけど、かなりギッチリ詰まるぐらいに、たくさんの人が来ていた。安心した。皆、ちゃんと不安に感じてるらしい。
説明会に来たのは、須賀川市衛生センターの所長さんと以下2人の合計3人。町内会長さんの話では、須賀川市環境課の担当者にも説明会への出席を要求したけど、拒否されてしまったとのこと。…やっぱり逃げたんだろうな。いやまあ、担当者だって何もわからないのだろうと想像はしてるけど。
ちなみに、KFB福島放送の取材も来ていた。
説明会で話された内容を、ざっくりとまとめると。
説明会の途中で、住民側が怒鳴る場面も何度かあった。 *2
1時間半〜2時間ほど居たけれど、何かしら満足がいく話を何も聞けなかったと思ってる方がほとんど、な雰囲気。皆、苦笑、もしくは陰鬱な表情で帰って行った。
いかんせん、各家庭も必ずゴミを出しているわけで…。燃やすな、というわけにもいかないし、しかし燃やせばこのあたり一帯が汚染されていくし。どうしたらいいんだろう。
とりあえずこのままでは、須賀川市中の放射性物質を集めて、このあたり一帯に撒き直している状態だろうし。あと数年〜数十年、何の対策もせず今まで通りに呑気に燃やしてたら、下宿一帯を人工的にホットスポットにしてしまうのではあるまいか。特に、柏木小学校と、隣接してる保育園が不安。幼児や小学生に放射線を浴びせ続けるのはマズ過ぎるだろう。
自分が住んでいる須賀川市下宿には、須賀川市のごみ焼却施設があって。頭が痛いことに、すぐ近くに小学校と保育園もあるという。非常にマズイ状態。
説明会場ががらんとしてたら絶望するしかないかな、と思いながら行ってみたけど、かなりギッチリ詰まるぐらいに、たくさんの人が来ていた。安心した。皆、ちゃんと不安に感じてるらしい。
説明会に来たのは、須賀川市衛生センターの所長さんと以下2人の合計3人。町内会長さんの話では、須賀川市環境課の担当者にも説明会への出席を要求したけど、拒否されてしまったとのこと。…やっぱり逃げたんだろうな。いやまあ、担当者だって何もわからないのだろうと想像はしてるけど。
ちなみに、KFB福島放送の取材も来ていた。
説明会で話された内容を、ざっくりとまとめると。
- 家庭ごみと災害ごみがあるが、現在は家庭ごみしか燃やしてない。
- 災害ごみはあまりに量があり過ぎるので、処理すべき量を減らすべく、リサイクル可能なものとそうでないものを分別中。
- 牡丹台に仮置きしている災害ごみから自然発火・有毒ガスが発生しないか不安とのこと。消防署に見回りしてもらっているらしい。
- 家庭ごみしか燃やしてないのに放射性物質が山ほど出てきて困ってる。
- 1日1トンほど灰が出ている。既に40トン以上、放射性物質を含んだ灰が溜まっている。(<どうも計算が合わないような…?)
- 灰は、防水性の1袋1トンの袋に入れて、仮置き場に溜めている。セメントで固めて埋める等処分方法は決まっているが、処分場所が確定してないため、処分できなくて困ってる。
- 須賀川市の焼却施設は、性能の低い電気集塵方式しかついておらず、バグフィルターはついてない。県内では遅れてるほう。こういう状況の施設は、他には伊達地方ぐらいだとか。
- 電気集塵方式は97〜98%、バグフィルターは99.9%、セシウムを除去できる、という話は聞いている、との話。
- 環境省の調査によると、須賀川市のソレは、セシウム134が0.34Bq、セシウム137が0.35Bq、観測されたとのこと。どこを観測した結果なのかは説明無し。詳細はネットで公開されているとは言っていたが…。
- バグフィルターの設置は、新しい焼却炉を一つ作るぐらいの手間暇がかかると言っていた。すぐにつけられるものではないらしい。
- 1ヶ月前に、市長命令が町内会長の元に届いたとのこと。草刈りをするな、刈った草をゴミとして出すな、という指示内容。
- 焼却施設の作業員は積算型の線量計をつけて作業しているのだとか。外部被ばくは測っている状態らしい。
- 作業員の内部被ばくについては一切未調査。ホールボディカウンタによる測定もしていない。
- 4月や5月の調査結果は何も無し。そもそも一切調査してなかったとの話。各種測定を始めたのは、7月ぐらいから、らしい。
- ダイオキシンの問題のため、現在は24時間燃やし続けて焼却炉内の高温を保っているとのこと。つまり、時間帯によって子供を外出させない、等の策は使えない。
- 線量計で測定すると、焼却施設のあたりが極めて高くなっている。町内会長さん曰く、ホットスポットになっている、とのこと。
説明会の途中で、住民側が怒鳴る場面も何度かあった。 *2
1時間半〜2時間ほど居たけれど、何かしら満足がいく話を何も聞けなかったと思ってる方がほとんど、な雰囲気。皆、苦笑、もしくは陰鬱な表情で帰って行った。
いかんせん、各家庭も必ずゴミを出しているわけで…。燃やすな、というわけにもいかないし、しかし燃やせばこのあたり一帯が汚染されていくし。どうしたらいいんだろう。
とりあえずこのままでは、須賀川市中の放射性物質を集めて、このあたり一帯に撒き直している状態だろうし。あと数年〜数十年、何の対策もせず今まで通りに呑気に燃やしてたら、下宿一帯を人工的にホットスポットにしてしまうのではあるまいか。特に、柏木小学校と、隣接してる保育園が不安。幼児や小学生に放射線を浴びせ続けるのはマズ過ぎるだろう。
◎ 余談。 :
バグフィルターで99.9%のセシウムを除去できるという話は、ちと胡散臭いらしい。
_放射性物質汚染の瓦礫を焼却処理する環境省の脆弱な根拠
によると、科学的なデータ・具体的な数値を出した調査結果すらなく、国立環境研究所という組織で非公開の会議をして、そういう話だけがポンと出てきた、という状況なのだとか。
どうしたもんか。
どうしたもんか。
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以上です。