mieki256's diary



2010/04/13(火) [n年前の日記]

#1 [pc] クレバリーからトラックボールとマウスが届いた

相変わらず肩の痛みが酷いので、未だに入力機器をアレコレ試しているところなのです。

手持ちトラックボール GM-OPTB01Bを購入。 :

_GM-OPTB01B 。 有線版。2,470円。

無線版の _24OPTB01B という製品も存在していて、本当は無線版のほうが欲しかったのだけど。どの通販ショップを探しても無線版は売り切れ中。下手すると今後は有線版すら売り切れ・入手不可になりそうな気がしてきたので、この際仕方なく有線版を購入。

今までは、アクロス AMS-24TBGという手持ちトラックボールを使ってたのだけど。AMS-24TBGは、下部に左ボタンしか無くて、右ボタンを押しながらボールを操作することができない。つまりは片手で右ドラック操作ができないから、右ボタンドラッグによるマウスジェスチャを使いたい場合は非常に困る。その点、今回入手した GM-OPTB01B は下部に右ボタンもついている。これで快適になるはず。

と予想したのだが、甘かった。実際使ってみたところ、
  1. 右ボタンを押すことで本体がぐらぐら揺れる。
  2. → ボールに親指を乗せているからボールまで動いてしまう。
  3. → 意図しないジェスチャ操作が入力されてしまう。
左右ボタンを押した際に、本体を手の平のどこらへんで固定するのか、という視点が欠けた形状になっている気がする。単にクリックするだけなら問題が無いあたり、おそらくドラッグ操作についてはよく考えないまま設計したのではなかろうか。

ボールが予想より大きかったのも難点。中玉トラボとしてメジャーな Logicool Marble Mouse よりは小さいけれど、AMS-24TBGのボールよりは一回り大きい。人間の親指は、左右には動くが前後にはさほど動かないので、小玉なら親指の可動範囲でなんとか収まるが、中玉になると前後(上下?)がさほど動かせない。だから、中玉を親指で操作するトラボは、親指の置き方までよく考えて設計しないと操作しづらいモノになる。どうしてもう少し小玉にしなかったのだろうか…。まあ、小玉にすると玉を転がす回数が増えるので、それを良しとしなかったのかもしれないけど。しかし、それで操作がしづらくなるのでは、元もこうも無いだろうと思うのだけど。

触り始めた当初、ボールはかなり滑らかに動いているように思えた…が、どうも回しているうちに急に動きが鈍くなる・場所によってはボールがビクともしなくなるポイントがいくつかあって非常に困った。ボールを押さえているリング状の蓋を取り外し、支持球部分を掃除したら、滑らかに動いてくれるようになった。

リング状の蓋は、上から見て時計回りに回せば外れるが、回しただけでは外れない。マイナスドライバーの一番小さいモノなどをボールと蓋の間に差し込み、てこの原理で力を入れてやらないと取り外せない。ただ、ちゃんと蓋を回し切ってない状態で力を入れると、ボールは傷つけるわ、蓋にヒビが入るわ、悲惨な状態になるだろうから大変気を使いながら作業しないといけない。…この手の蓋って、機構的にもう少しどうにかならんのかな。

マウスにもなる製品、という話だけれど。マウスとして使ってみたところ、実に使いづらく。これならマウス機能は省いて、その分手持ちトラボとしての使い易さを追求してほしかった。

ホイール回転の重さはフツーだけど、ホイールクリックは異様に固い。タブブラウザ上で中ボタンクリック(=ホイールクリック)を多用する自分には大変厳しい固さ。AMS-24TBGと同様に、ボールを押してもホイールクリックになるように設計してあれば、まだ回避策もあっただろうに…。

ということで、スペック的には名機になりそうだと思ったけれど、実際入手して使ってみたら色々ともう少しな部分があって、なんだかもったいない製品だなと思えた。地道に少しずつ改良を加えていけば、「手持ちトラボなら絶対コレだろう」という定番の製品・商品になりそうだけど。そもそもトラボという商品ジャンル自体、見た目だけで根拠なくイロモノ扱いする客が多そうな予感もあるし、なんだかこれっきりで次の製品は出ないような気もする。なんだか惜しいなあ。改良していけば素晴らしい製品になるだろうに。もったいないなあ。

もしも次の製品が出るなら、拡張ボタンもつけてほしい気もしたり。この手のトラボは基本的にはだらだらした姿勢で使うものだから、手元でアレコレ操作できると更に嬉しい。つまりショートカットキー等を割り当てられる拡張ボタンが多ければ多いほど助かるわけで。また、ホイールクリックの固さなども、拡張ボタンに中ボタンを割り振ることで回避できる場合もある。爪楊枝の柄のようなポチッとしたゴム製ボタンでも、ついていればそれだけで結構使えるはずなので、もしも次があるなら…まあ、次は無いんだろうけど…。

このままではなんだか口惜しいので、少し工夫を試みた。100円ショップで買った厚みのあるすべりどめスポンジを、2段重ねで右ボタンのちょうど反対側の位置に張り付けた。右ボタンを押すと、手の平にすべりどめスポンジが当たって本体が固定される。そこそこ右ボタンドラッグ、つまりマウスジェスチャがやりやすくなった。…まあ、ホイールクリックが固い点はどうしようもないんだけど。

光学マウス A4tech X-718BK-JPを購入。 :

ゲーム用マウスとして売られている品。USB接続の有線マウス。3,470円。

ここのところずっとワイヤレスマウスを使ってきたのだけれど。ワイヤレスは便利ではあるものの、省電力モードに入った時の反応の悪さが気になるわけで。もしかするとその際の反応の悪さがカーソル移動・ポインティングのし難さに繋がっているのかもしれないと思えてきたので、今回は試しに有線版を購入してみようと。

このマウスは、ホイールのすぐ横に拡張ボタンが付いている。この拡張ボタンに中ボタンを割り振ることができれば、ホイールクリックがどれだけ酷くても、それを回避することができるかもしれない。と思ったのでこの製品を選択。

実際触ってみたところ、まず、妙に重い。どうもゲーム用マウスと言うことで、中に重りが入っているのだとか。余計なことを…。いやまあ、ゲームマニアには重いほうがいいのかな。自分はゲームをしたいわけではないので、そのうち分解して重りを外せるなら外してみたい。でも面倒だな…。

ホイールクリックは比較的軽かった。IMO並に軽い。嬉しい誤算。しかし、ホイール回転は重い。こんなに重いとは思わなかった。残念。もしかすると、ホイールを使った武器選択時などの事を考えて重くしているのであろうか。

左ボタン、右ボタンは、気のせいかもしれないが重い感じがする。やはりゲーム用に以下略。

拡張ボタンは比較的押しやすい位置にあるような気がする。少なくとも、MSやLogicoolのマウスよりはヨサゲ。このあたりはMSのマウスが特に酷く、「この拡張ボタンを押せるのはETぐらいじゃないのか」と思えるほど、指の長さを考えていない妙な位置にあったりする。そういった製品に比べたら、このマウスはまだマシ。

カーソル反応・カーソル移動については文句なし、のような気がする。Logicool VX-N、M705はセンサ位置が変な場所にあって思うようにカーソルを動かせなかったけど、これはフツーに真ん中の位置にあるのでフツーに動かせる。いやまあ、腕全体でマウスを動かす人には、センサ位置なんてどうでもいいことらしいのだけど。自分は比較的手首より先でマウスを動かすので、センサ位置が変な場所にあるとカーソル移動すら満足にできなくなるわけで。

_X-718BK-JP - forPCActionGamer Wiki* を辿って、 _http://www.x7.cn/en/driver.asp?model=X-718BK からdriverを落としてインストールしてみた。driverというか、マウスのボタン割り当てを変更してマウスが持ってるメモリに書き込むツールのようだけど。ホイール横のオレンジのボタンに中ボタンを割り当ててみたら、まるで真っ当な3ボタンマウスを使っているかのような快適さに。素晴らしい。これは素晴らしい。本当に素晴らしい。もうコレで、ホイールクリックがまともなマウスを探さなくて済む。このマウスのように、ホイール横にオレンジのボタンがついてる製品を選べばどうにかなる。素晴らしい。

以上です。

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