mieki256's diary



2009/08/21(金) [n年前の日記]

#1 [pc][neta] ボール式マウスに戻るという選択肢もありだろうと思ったりもする

_【山田祥平のRe:config.sys】 ガラスの荒野を旅するマウス という記事中に、
だからといって、いまさら、ボール式マウスに戻ることもできまい。

【山田祥平のRe:config.sys】 ガラスの荒野を旅するマウス より

という一文を見つけ、「いやいやいやいや」と思ってしまったり。

ボール式マウスって、おそらく省電力性に関しては現行方式よりメリットがあると思うわけで。例えばの話、自分が昔使ってたA4tech製ボール式ワイヤレスマウスは、“単4”乾電池2本でも数ヶ月ほど電池が持った。けど、その後に同メーカから出てきた光学式ワイヤレスマウスは、“単3”乾電池2本で2週間しか電池が持たなかった。つまり、光学式マウスに比べると、ボール式マウスは電力消費が少なくて済む可能性があるのではないか。光学式マウスが主流になった現在ではあるけれど、ボール式のまま発展していれば、数ヶ月どころか年単位で電池が持つマウスも不可能ではなかったのでは、と夢想したり。

と思ったけど。ボール式だって光学センサを使ってるはずで。しかも必ず、XY座標の2つ分、(LED + 光学センサ) x 2 個の部品が載らないといけないわけで。なのに電池が持っていたのはどういうことなのだろう。つまるところ、枯れた技術=省電力を極めることのできたボール式と、この世に生まれたばかりで電力消費に気を配るどころではなかった光学式を比較すること自体がナンセンス、なのであろうか。

何にしても、ボール式マウスも本気で取り組めばイイものができるだろうと夢想するのだけど、メーカとしては光学式やレーザー式のほうが売れるからそちらばかり開発・販売するよなと。おそらくユーザは、今でも状況さえ整えばボール式に戻るのはやぶさかではない、ように思える。ボール式に戻りたくない云々はメーカの都合ではないのか。いやいや、しかし、ちゃんと作った高級・高性能なボール式マウスもユーザがそれなりの値段で買ってくれるなら、メーカはそちらを作り続けるだろうし。すると結局、現状を選んでいるのはユーザ自身ということになるのだろうか。

といっても光学式には、マウス形状を試行錯誤できるというメリットもあるよなと。モバイル用マウスの中には、ボール式じゃ実現は無理だろうと思われる形状が多々あるし。…形状については以前より試行錯誤できるのに、どうして店頭に行くと、どいつもこいつも似たような形状のマウスばかりなのでしょうな。

何にしても、その場の空気だけで「今更ボール式でもないだろう」と一概に決め付けるのではなく、ボール式と光学式のメリット・デメリットを認識したうえで、「やはりこの場では光学式を選択したほうがよい」と判断を下したいものであるなと。

#2 [pc] マウスが使いづらいのでFirefoxのマウスジェスチャ等を見直す羽目に

Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000 の中ボタンクリック(ホイールクリック)やサイドボタンクリックがダメダメなので、Firefox上のマウスジェスチャ等で似たようなことが出来ないかと試行錯誤。

リンク上で中ボタンクリックをするとバックグラウンドタブで開ける、ことについて。 :

中ボタンが押し難いので、この操作がシンドイ。そこで、FireGesture を使って、リンクが置いてある箇所を起点にマウスジェスチャ操作をすると同様の操作ができるように設定。もしくは、DrgaIt を使えば、リンクを左ボタンでドラッグすると同様の操作ができるように設定できる。

しかし、FireGesture のソレと、DragItのソレでは、ツリー型タブ上にタブが開かれる場所が異なってくるようで。いや、FireGesture のマッピング上の機能の中にも、ツリー上にタブを開いてくれる機能と、そうしてくれない機能が混在してるようで。うーん。

それとは別に。Tab Mix Plus の「タブをロック」機能を、FireGestureのマウスジェスチャから呼び出せるようにもした。開いてるページ内に、タブで開きたいリンクが複数あった場合は、一旦ページを「ロック」して、リンクを左ボタンでクリックすれば、パカパカとタブを開ける。

しかし、これもまた、いちいちロックとロック解除をするのが面倒。

サイドボタンで「次のタブ」にフォーカス移動をしていた件について。 :

今までは、IMOのサイドボタンに「次のタブを開く」を設定していたのだけど。Natural 6000 マウスではサイドボタンの片方が押しづらい。そこで、マウスジェスチャの「R」に「次のタブを開く」を割り当ててみた。

今まで「R」には「進む」を割り当ててあったけど、そもそも「進む」を使う機会自体が圧倒的に少ないことにも気づいたので、どうせなら頻繁に使う機能を短いジェスチャに割り当てたほうがいいだろうと。

いや、どうもマウスジェスチャには、「L」が「戻る」で「R」が「進む」のような、ある程度共通の割り振りができつつあるような気もしているわけで、故にできればそれら共通の割り振りに合わせておいたほうがいいのかもしれない。

いやいやしかし、Operaにしろ何にしろそのあたりのデフォルト設定って、利用頻度の少なそうなコマンドを短いジェスチャ?に無頓着に割り当ててある印象もあり。カスタマイズするかしないかについては、どうも判断が難しいような気もする。どうもこのあたり、Emacs系エディタのキーバインド設定と共通する何かを感じたり。どこまで共通にしておいたほうがいいのか。

それはともかくマウスの使用感だけど。 :

肩や肘には、以前ほど負担がかかってないように思える。ただ、指というか、手の甲が引きつる。また、マウステーブルに触れてる部分 ―― 手首の近くが痛くなってきた。どうやら、腕全体は捻ってないけど、手首は結構捻った状態で使ってる模様。>自分。

手の甲が吊るのは、中指でホイール操作をしているせいかもしれず。そういう使い方・握り方だと、このマウスのホイールは色々と辛いわけで。

もしかすると世間一般的には、人差し指でホイール操作をするのが当たり前なのであろうか。だからこのへん気にする人がほとんど居ないのだろうか。たしかに、人差し指で回したり押したりするほうが、力の入れ具合については楽ではあるのだけど、一々ホイールと左ボタンを人差し指が行き来するのも、微妙に馬鹿馬鹿しい。それもこれも世間一般では、一度もまともな3ボタンマウスを使ったことがない人が多数派だから、なのかもしれぬ。まともな3ボタンマウスを使っていれば、人差し指を左ボタンに、中指を右ボタンに置くはずがない。

ひょっとして、親指で左ボタンクリック、人差し指でホイールクリック、中指で右ボタンクリックするデザインのマウスがあったら楽だったりしないだろうか。親指は、耐久性が一番あるが、細かい操作は向いてない。であるから、クリック回数が一番多いが細かい操作は要求されない左ボタンに最適。人差し指は、細かい操作ができる上に、微妙に力を入れた操作もできるから、ホイール回転のようなアナログ操作も得意だし、他ボタンより押しにくい設計になりがちなホイールクリックにも向いている。いやまあ、親指でダブルクリックやトリプルクリックってどうなのよ、という気もするのだけど。いやいや、家庭用ゲーム機器のコントローラは、軒並み親指でボタンを押すではないか。しかも細かいクリックを難なくこなしている。つまり、親指でダブルクリック等ができないはずはない。

マウスって、もっと改良しないといかん入力機だと思う。昔は「キーボードの補助」だったから、たまに座標指定に使えればそれでOKだったけど。今はキーボードと主従が逆転してるし。にも関わらず、どこらへんが改良されたのかと。せいぜい、「今までやれてたことを、別の技術でやれるようになりました。赤外線から無線になったし、ボール式が光学式になりました」ぐらいの変化しかない。

いやまあ、今までと違うデザインのマウスを出すと、ユーザがキワモノ扱いして売り上げが落ちるだろうから、メーカもそうそう冒険できないのだろうけど。でも、どこのメーカのどの製品を選んでも同じ、みたいなラインナップで、ヒット商品が出てくるのだろうかとも思える。

以上、1 日分です。

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