mieki256's diary



1999/10/31() [n年前の日記]

#1 (NoTitle)今頃「初音のないしょ...

今頃「初音のないしょ」をプレイしてたり。おまけシナリオのおばけシナリオ(…ん?)をプレイしてたら突然ハング。修正アップデートしたら症状が出なくなって一安心。しかしリーフの製品は必ず毎回バグがあるような気が。バグチェックをユーザーさんにさせてるようなものかもですね。といっても、まだPCソフトは修正ファイル配布が可能だからアレですが。コンシューマに比べれば作るほうは気分的には楽かもしれませんね。

「堕落」というHゲーもプレイしてみました。パッケージに「クリックしなくてもサクサク進める親切なインターフェイス導入」と書いてあったので、インターフェイス・フェチ(大嘘)な私としては「こらープレイせなあかんやろ」みたいな。
結局どういうモノなのかというと、メッセージを全部音声で朗読する、ただそれだけのことらしいです。たしかにこれだと選択肢が出てくるまでひたすらボーッと聞いてればいいわけで。ただ、そのままだと膨大な時間がかかってしまうので、読み上げ速度が1,2,4倍速から選べたり、あるキーを押しっぱなしにすればメッセージを高速に飛ばせる等、一応気を配っているようでした。
ただし、作品としては致命的な欠陥があるようで。
シナリオがどうも朗読を前提に書かれたものではないらしく、全般的に珍妙な表現になってしまっているのです。
例えば、文体としては、ほとんど主人公(男子高校生)の一人称で書かれているのですが、それを読み上げるのが女性の声なので常に違和感があったり。また擬音等があまりに無頓着に書かれており…例えば「ドピュドピュッ」(<大爆笑ですね、この例は(笑))などと書かれている文章を、女性の朗読者が何のひねりもなく淡々と読み上げていくさまは、呆れるのを通り越して可笑しさがこみあげてきます。録音時に誰も、「これは変だ…」と思わなかったのでしょうか。なんとも不思議です。
何にせよこの製品をプレイした事で、一口にシナリオといっても、最終的にどのような表現方法(?)の上で用いられるのかによって色々気を配らなければならない、ということを再確認できました。音声が比重を占めるであろう商品用のシナリオをこれから書かれる方がもしいらっしゃったら、恥ずかしいかもしれませんが一度プレイしておいたほうがいいのかもしれません。こういう書き方はしちゃいかんな、という反面教師として最適な参考資料になりそうです。<ちょっとオーバーかな…

以上です。

過去ログ表示

Prev - 1999/10 - Next
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project