2022/10/12(水) [n年前の日記]
#1 [pc][windows][mz][z80] X1エミュレータでS-OSを動かしてみたい
S-OSについてググってたら、当時は標準的な環境として X1 や MZ-2000 を想定していた、という話を見かけた。
_THE SENTINEL
X1/MZ-2000は横80文字が表示できるけど、MZ-80K/C/1200/700/1500 は横40文字しか表示できないので、後者は標準環境とは言い難い、という状況だったらしい。
であれば、X1エミュレータを使ってS-OSやS-OSアプリを動かしてみたほうが、本来のS-OSの操作感覚を体験できるのかなと。幸い、X1用のS-OSであれば、高速版なるものが前述のページで配布されているようだし…。
そんなわけで、X1エミュレータについて少し調べてみた。
環境は Windows10 x64 21H2。
_THE SENTINEL
X1/MZ-2000は横80文字が表示できるけど、MZ-80K/C/1200/700/1500 は横40文字しか表示できないので、後者は標準環境とは言い難い、という状況だったらしい。
であれば、X1エミュレータを使ってS-OSやS-OSアプリを動かしてみたほうが、本来のS-OSの操作感覚を体験できるのかなと。幸い、X1用のS-OSであれば、高速版なるものが前述のページで配布されているようだし…。
そんなわけで、X1エミュレータについて少し調べてみた。
環境は Windows10 x64 21H2。
◎ X1エミュレータを導入。 :
ググって辿り着いたのは、以下のエミュレータ。
_eX1 / eX1twin / eX1turbo / eX1turboZ / ePCEngine 謎WIPページ
_Common Source Code Project
_X millennium 0.60a
_X millennium 0.26d
_X millennium T-tune + ikaTune
以下でも、色々なエミュレータが紹介されていた。
_Sharp X1 emulators - Emulation General Wiki
しかし、Common Source Code Project (binary.zip) の eX1 (binay_win10/x1.exe) を実行してみたら、画面が真っ暗なまま。
以下に引用するけれど、実機の IPL ROM、フォントROMが必要になるらしい。
結局実機が必要になるのね…。
ただ、X1用の互換IPL ROM、互換フォントが公開されているようで。ありがたや。
_meister68k/X1_compatible_rom: SHARP X1 (CZ-800 series) compatible free IPL ROM.
_meister68k/X1_compatible_font: SHARP X1 (CZ-800 series) compatible free font ROM, comes from Misaki Font.
互換IPL ROM の X1_compatible_rom.bin を IPLROM.X1 にリネーム。互換フォントROM、FNT0808.X1 と一緒に、x1.exe と同じ場所に置く。
ちなみに、X millennium 系はROMファイルが無くても動作するらしい。ありがたや。
更に、X millennium 0.60a を実行すると、フォルダ内に FNT0816.TMP、FNT1616.TMP というファイルが作成される。この2つを、FNT0816.X1、FNT1616.X1 にリネームして、eX1 のフォルダに入れれば、eX1 でも 8x16、16x16 のフォントが使えるようになるらしい。
_eX1 / eX1twin / eX1turbo / eX1turboZ / ePCEngine 謎WIPページ
_Common Source Code Project
_X millennium 0.60a
_X millennium 0.26d
_X millennium T-tune + ikaTune
以下でも、色々なエミュレータが紹介されていた。
_Sharp X1 emulators - Emulation General Wiki
しかし、Common Source Code Project (binary.zip) の eX1 (binay_win10/x1.exe) を実行してみたら、画面が真っ暗なまま。
以下に引用するけれど、実機の IPL ROM、フォントROMが必要になるらしい。
- IPLROM.X1 / IPL.ROM X1 IPL ROM 4KB ($0000-$0FFF)
- FNT0808.X1 / ANK8.ROM 8x8 ANK Font ROM
- FNT0816.X1 / ANK16.ROM 8x16 ANK Font ROM
- FNT1616.X1 / KANJI.ROM 16x16 Kanji Font ROM
- SUBROM.X1 X1 Sub CPU Internal ROM
- KBDROM.X1 X1 Keyboard CPU Internal ROM
- IPLROM.X1T / IPL.ROM X1turbo IPL ROM 4KB ($0000-$0FFF)
- SUBROM.X1T X1turbo/X1G Sub CPU Internal ROM (*)
- KBDROM.X1T X1turbo Keyboard CPU Internal ROM
結局実機が必要になるのね…。
ただ、X1用の互換IPL ROM、互換フォントが公開されているようで。ありがたや。
_meister68k/X1_compatible_rom: SHARP X1 (CZ-800 series) compatible free IPL ROM.
_meister68k/X1_compatible_font: SHARP X1 (CZ-800 series) compatible free font ROM, comes from Misaki Font.
互換IPL ROM の X1_compatible_rom.bin を IPLROM.X1 にリネーム。互換フォントROM、FNT0808.X1 と一緒に、x1.exe と同じ場所に置く。
ちなみに、X millennium 系はROMファイルが無くても動作するらしい。ありがたや。
更に、X millennium 0.60a を実行すると、フォルダ内に FNT0816.TMP、FNT1616.TMP というファイルが作成される。この2つを、FNT0816.X1、FNT1616.X1 にリネームして、eX1 のフォルダに入れれば、eX1 でも 8x16、16x16 のフォントが使えるようになるらしい。
◎ S-OSをロード。 :
以下のページから、「X1/C/D/Cs/Ck/F/G/Twin(高速版)」のD88イメージ(SWXCV110.d88)を入手。X1エミュレータと同じ場所に置く。
_THE SENTINEL
.d88 って何だろう…。おそらくだけど、ディスクイメージなのかな。
X1エミュレータを実行して、メニューのFD0を選択。SWXCV110.d88 を指定。
画面上で、どのドライブからシステムを読み込むのかメニューが表示されているので、0キーを叩いてFD0から読み込み。
S-OS が読み込まれて入力待ちになった。
しかし…。S-OSのアプリは .obj というファイル形式で配布されているようで…。これ、どうやって読み込んだらいいんだ…。.d88 に変換しないとダメなのかな…。
_THE SENTINEL
.d88 って何だろう…。おそらくだけど、ディスクイメージなのかな。
X1エミュレータを実行して、メニューのFD0を選択。SWXCV110.d88 を指定。
画面上で、どのドライブからシステムを読み込むのかメニューが表示されているので、0キーを叩いてFD0から読み込み。
S-OS が読み込まれて入力待ちになった。
しかし…。S-OSのアプリは .obj というファイル形式で配布されているようで…。これ、どうやって読み込んだらいいんだ…。.d88 に変換しないとダメなのかな…。
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以上です。