2019/01/27(日) [n年前の日記]
#2 [anime] 「HUGっと!プリキュア」最終回を視聴
最終回だよな…たぶん。ちょっと自信無いけど…。たぶん最終回。
Aパートで新プリキュアが出てきたあたりは、流れに雑っぽさを感じたというか、ノルマ臭が強過ぎて、なんだかなと思ってしまったけれど。Bパートの展開を見て、かなり驚愕してしまった。幼女向けのアニメで、ここまでやるか…。しかも主人公が…。いやはや、このスタッフは本気だ…。
なんとなく、「おジャ魔女どれみ」を思い出したりもして。あの作品も、劇中で登校拒否問題を取り扱ったりして、スタッフの本気を感じたものだけど。今作もなかなか…。シリーズディレクターとして、「どれみ」初期ディレクターの佐藤順一監督が今作に参加しているあたりも、もしかして多少は関係しているのだろうか…。
脚本の坪田文氏についてググってみたら、産婦人科を舞台にした漫画「コウノドリ」の、実写ドラマ版にも参加していた方のようで。それでここまで各描写に力を入れていたのかと、なんだか納得できた気もしたり。
本編を見ていて、今頃になって気づいたけれど。劇中に登場する「はぐたん」という名前には、タイトルにも含まれている「HUG」と、「育む(はぐくむ)」の「はぐ」が含まれていたのだな…。そういう仕掛けは個人的に好き。ていうかOP歌詞にワードが含まれてるのに、自分、鈍いにもほどがある…。
さておき。今回のプリキュアは、色々と革新的な部分があったなと感じていて。
例えば、今までのプリキュアは、「女の子なら誰でもプリキュアになれる」=「男の子はプリキュアになれませんよ」というメッセージをずっと提示していたけれど。今作では、「男の子だってプリキュアになれるよ」「それどころか全人類がプリキュアになれる可能性があるんだよ」というメッセージを打ち出していたわけで。そこにはおそらく、「女の子はこうでなければいけない」「男の子はこうでなければいけない」的な、個々を鑑みない決めつけにはNoを言おう、という昨今の流れを反映したところがあったのだろうなと。しかし、これでようやく、プリキュアという作品が、時代に合わせてアップデートされた、そんな印象も受けたわけで。
その反面、男性にはできない・女性にしかできない、出産というテーマを扱ったあたりも興味深いなと。男女関係なくできることもあれば、女性にしかできないこともあるよね、てなあたりもちゃんと提示していた、とも言えるよなと。
そういったアレコレを、話として上手に組み込めたか、まとめることができたかは、ちょっと判断に悩むけれど。そういったテーマを扱おうとした姿勢は評価されるべきではないか、と思ったりもして。「子供にこんなものを見せるな」ではなく、「子供に見せるものなのだから、むしろ扱わないとダメでしょう」みたいな。
何にせよ、結構な意欲作だったなと…。しかし、ここまでやられちゃうと、次のプリキュアは大変だなあ…。
Aパートで新プリキュアが出てきたあたりは、流れに雑っぽさを感じたというか、ノルマ臭が強過ぎて、なんだかなと思ってしまったけれど。Bパートの展開を見て、かなり驚愕してしまった。幼女向けのアニメで、ここまでやるか…。しかも主人公が…。いやはや、このスタッフは本気だ…。
なんとなく、「おジャ魔女どれみ」を思い出したりもして。あの作品も、劇中で登校拒否問題を取り扱ったりして、スタッフの本気を感じたものだけど。今作もなかなか…。シリーズディレクターとして、「どれみ」初期ディレクターの佐藤順一監督が今作に参加しているあたりも、もしかして多少は関係しているのだろうか…。
脚本の坪田文氏についてググってみたら、産婦人科を舞台にした漫画「コウノドリ」の、実写ドラマ版にも参加していた方のようで。それでここまで各描写に力を入れていたのかと、なんだか納得できた気もしたり。
本編を見ていて、今頃になって気づいたけれど。劇中に登場する「はぐたん」という名前には、タイトルにも含まれている「HUG」と、「育む(はぐくむ)」の「はぐ」が含まれていたのだな…。そういう仕掛けは個人的に好き。ていうかOP歌詞にワードが含まれてるのに、自分、鈍いにもほどがある…。
さておき。今回のプリキュアは、色々と革新的な部分があったなと感じていて。
例えば、今までのプリキュアは、「女の子なら誰でもプリキュアになれる」=「男の子はプリキュアになれませんよ」というメッセージをずっと提示していたけれど。今作では、「男の子だってプリキュアになれるよ」「それどころか全人類がプリキュアになれる可能性があるんだよ」というメッセージを打ち出していたわけで。そこにはおそらく、「女の子はこうでなければいけない」「男の子はこうでなければいけない」的な、個々を鑑みない決めつけにはNoを言おう、という昨今の流れを反映したところがあったのだろうなと。しかし、これでようやく、プリキュアという作品が、時代に合わせてアップデートされた、そんな印象も受けたわけで。
その反面、男性にはできない・女性にしかできない、出産というテーマを扱ったあたりも興味深いなと。男女関係なくできることもあれば、女性にしかできないこともあるよね、てなあたりもちゃんと提示していた、とも言えるよなと。
そういったアレコレを、話として上手に組み込めたか、まとめることができたかは、ちょっと判断に悩むけれど。そういったテーマを扱おうとした姿勢は評価されるべきではないか、と思ったりもして。「子供にこんなものを見せるな」ではなく、「子供に見せるものなのだから、むしろ扱わないとダメでしょう」みたいな。
何にせよ、結構な意欲作だったなと…。しかし、ここまでやられちゃうと、次のプリキュアは大変だなあ…。
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以上です。