2008/10/06(月) [n年前の日記]
#1 [anime][neta] 一人の怪人に5人がかかりで攻撃する戦隊シリーズはどういう理論武装をしてるんだろう
既存作品中でもネタにしてた事例があるらしいのだけど、該当作品を見てないんだよなあ。>自分。
- ヒーロー一人あたりは怪人一人分の力を持ってない。5人そろってようやく怪人一人分の存在になる。だから卑怯じゃない。
- 悪事はすみやかに解決せねばならない。だから5人そろって5倍の速さで解決する。よって卑怯じゃない。
◎ 妄想。 :
仲間割れをしていた戦隊、仲直りして、怪人に攻撃。怪人、ダメージを受ける。
赤の人「見たか! 俺達二人の力が一つになれば、それは2倍じゃないんだ! 10倍にも100倍にもなるんだ!」
怪人「ちょっと待ったあ! だコネ!」
赤の人「? なんだ?」
怪人「お前、今、二人の力が一つになったら100倍って言ったコネ? たしかに言ったコネ?」
赤の人「え? ああ。言ったけど」
怪人「てことは、お前達は5人居るんだから、5人が一つになったら、100倍の100倍の…つまり1億倍。お前達5人で1億人分ってことコネ?」
赤の人「い、1億!? (青の人のほうを向いて)そうなの?」
青の人「(指を折って数えつつ)たぶん、そうなるッスね」
赤の人「(怪人に向き直って)うう〜ん、それがどうした!」
怪人「おかしいコネ! おかしいコネ! 1億人で、たった一人を攻撃するなんて、それ、正義のヒーローとしておかしいコネ! 卑怯極まりないコネ! 極悪非道だコネ! 子供に見せられない振舞いコネ!」
赤の人「えっ…そ、そう言われてしまうと…」
青の人「なんだか一理あるような気がするッス…」
黄の人「私達って卑怯者なのかしら…」
黒の人「俺達、正義のヒーローだったはずなのに…」
緑の人「どこかで道を踏み外していたのかな…」
戦隊、動きが止まる。
そこに銀の人登場。
銀の人「やれやれ。世話の焼ける奴らだな。…おい。そこの怪人。お前、間違ってるぞ」
怪人「なんだとコネ!?」
銀の人「お前、1+1はいくつだと思う。答えてみろ」
怪人「え? 1+1?」
銀の人「そうだ。1+1だ」
怪人「えっと…1+1は、2だコネ」
銀の人「そのとおり。1+1は、2だ。だが」 銀の人、赤の人を指差す。
銀の人「コイツは1+1が100だと言った」
赤の人「え! や、それは言葉のあやというか」
銀の人「黙ってろ」
赤の人「ハイ…」
銀の人「いいか、怪人。1+1を100だと言ってしまうぐらい、コイツラはとんでもなく頭がバカなんだ。こんなとんでもないバカ一人分が、お前一人分に相当する力を持ってると、お前は本気で思うのか?」
怪人「コネっ…!?」
銀の人「要するにコイツラはあまりにバカ過ぎて、一人あたり半人前どころか、1/5人前なんだ。5人そろって、ようやくお前一人分に相当するんだよ」
赤の人「そうか! すると、俺達5人でアイツ一人と戦っても、全然卑怯じゃないってことだな!?」
銀の人「そういうことだ」
怪人「えー! そんな無茶苦茶なコネ!! 屁理屈だコネ!」
赤の人「うるせえ! 屁理屈こねてるのはお前だろ! よくも俺達を騙そうとしたな! 覚悟しろ!」
や、既存作品中でこういう論調の展開があったのであろうと想像するのだけど。浦沢 or 荒川 or 武上脚本あたりで絶対にありそう。とりあえず数年に1回、子供達がハマってから卒業するまでの間に1回ぐらいは、この手の理論武装をしておかないとまずかったりはしないだろうか、てのは考え過ぎか。考え過ぎだろうな。
というか上記の赤の人、途中で自分の言を「言葉のあや」云々と自覚できてるのに…。実は本当にバカなのではと、この後、銀の人が不安になる、というありがち展開が。みたいな。
赤の人「見たか! 俺達二人の力が一つになれば、それは2倍じゃないんだ! 10倍にも100倍にもなるんだ!」
怪人「ちょっと待ったあ! だコネ!」
赤の人「? なんだ?」
怪人「お前、今、二人の力が一つになったら100倍って言ったコネ? たしかに言ったコネ?」
赤の人「え? ああ。言ったけど」
怪人「てことは、お前達は5人居るんだから、5人が一つになったら、100倍の100倍の…つまり1億倍。お前達5人で1億人分ってことコネ?」
赤の人「い、1億!? (青の人のほうを向いて)そうなの?」
青の人「(指を折って数えつつ)たぶん、そうなるッスね」
赤の人「(怪人に向き直って)うう〜ん、それがどうした!」
怪人「おかしいコネ! おかしいコネ! 1億人で、たった一人を攻撃するなんて、それ、正義のヒーローとしておかしいコネ! 卑怯極まりないコネ! 極悪非道だコネ! 子供に見せられない振舞いコネ!」
赤の人「えっ…そ、そう言われてしまうと…」
青の人「なんだか一理あるような気がするッス…」
黄の人「私達って卑怯者なのかしら…」
黒の人「俺達、正義のヒーローだったはずなのに…」
緑の人「どこかで道を踏み外していたのかな…」
戦隊、動きが止まる。
そこに銀の人登場。
銀の人「やれやれ。世話の焼ける奴らだな。…おい。そこの怪人。お前、間違ってるぞ」
怪人「なんだとコネ!?」
銀の人「お前、1+1はいくつだと思う。答えてみろ」
怪人「え? 1+1?」
銀の人「そうだ。1+1だ」
怪人「えっと…1+1は、2だコネ」
銀の人「そのとおり。1+1は、2だ。だが」 銀の人、赤の人を指差す。
銀の人「コイツは1+1が100だと言った」
赤の人「え! や、それは言葉のあやというか」
銀の人「黙ってろ」
赤の人「ハイ…」
銀の人「いいか、怪人。1+1を100だと言ってしまうぐらい、コイツラはとんでもなく頭がバカなんだ。こんなとんでもないバカ一人分が、お前一人分に相当する力を持ってると、お前は本気で思うのか?」
怪人「コネっ…!?」
銀の人「要するにコイツラはあまりにバカ過ぎて、一人あたり半人前どころか、1/5人前なんだ。5人そろって、ようやくお前一人分に相当するんだよ」
赤の人「そうか! すると、俺達5人でアイツ一人と戦っても、全然卑怯じゃないってことだな!?」
銀の人「そういうことだ」
怪人「えー! そんな無茶苦茶なコネ!! 屁理屈だコネ!」
赤の人「うるせえ! 屁理屈こねてるのはお前だろ! よくも俺達を騙そうとしたな! 覚悟しろ!」
や、既存作品中でこういう論調の展開があったのであろうと想像するのだけど。浦沢 or 荒川 or 武上脚本あたりで絶対にありそう。とりあえず数年に1回、子供達がハマってから卒業するまでの間に1回ぐらいは、この手の理論武装をしておかないとまずかったりはしないだろうか、てのは考え過ぎか。考え過ぎだろうな。
というか上記の赤の人、途中で自分の言を「言葉のあや」云々と自覚できてるのに…。実は本当にバカなのではと、この後、銀の人が不安になる、というありがち展開が。みたいな。
[ ツッコむ ]
以上です。