2022/10/05(水) [n年前の日記]
#1 [ubuntu] YAZE-AGをUbuntu Linux上で動かしてみた
CP/Mエミュレータ、YAZE-AG 2.51.3 を Ubuntu Linux 20.04 LTS 上で動かしてみた。ちなみに、Ubuntu を動かしてるPCは、CPU が AMD A8-3850 (4core, 2.9GHz, TDP100W)。
_YAZE-AG - Yet Another Z80 Emulator by AG (final release 2.51.3)
_YAZE-AG - Yet Another Z80 Emulator by AG (final release 2.51.3)
◎ インストール手順。 :
パッケージが無いかなと検索してみたけど、公式リポジトリには入ってないようだなと…。Linux上で使うためにはソースからビルドしないといけない模様。
公式サイトから yaze-ag-2.51.3.tar.gz を入手して解凍。
Makefile をコピーして作らないといかんのだけど、OS や CPU別で色々用意してあった。
今回は AMD A8-3850 上で動かしているので、Makefile_linux_64_amd_athlon64 が使えるのではなかろうか。Makefile としてコピーする。
ビルドしてインストール。
/usr/local/bin/ に、yaze がコピーされた。また、ユーザのホームディレクトリに cpm というフォルダ(~/cpm)が作られて、その中に色々なファイルやフォルダが入っていた。
公式サイトから yaze-ag-2.51.3.tar.gz を入手して解凍。
wget https://www.mathematik.uni-ulm.de/users/ag/yaze-ag/devel/yaze-ag-2.51.3.tar.gz tar zxvf yaze-ag-2.51.3.tar.gz cd yaze-ag-2.51.3
Makefile をコピーして作らないといかんのだけど、OS や CPU別で色々用意してあった。
$ ls Makefile* Makefile Makefile_first Makefile_Orange_Pi_Plus2_ARMv7 Makefile_freebsd Makefile_Raspberry_Pi_1 Makefile_linux_32_i586 Makefile_Raspberry_Pi_2_Model_B Makefile_linux_64_amd_athlon64 Makefile_Raspberry_Pi_3_Model_B_ARMv7_32Bit Makefile_linux_64_intel_corei7 Makefile_Raspberry_Pi_3_Model_B_ARMv8_64Bit Makefile_linux_64_intel_nocona Makefile_Raspberry_Pi_4_Model_B_ARMv7_32Bit Makefile_linux_64_intel_skylake Makefile_Raspberry_Pi_4_Model_B_ARMv8_64Bit Makefile_linux_64_intel_tigerlake Makefile_bananapim3_BPI-M3 Makefile_radxa_Rock_RockPro_RockLite Makefile_cygwin_32 Makefile_solaris_cc-sparcv9 Makefile_cygwin_64_core2duo Makefile_solaris_cc-x86_64 Makefile_cygwin_64_corei7 Makefile_solaris_gcc-sparcv9 Makefile_cygwin_64_generic Makefile_solaris_gcc-x86_64
今回は AMD A8-3850 上で動かしているので、Makefile_linux_64_amd_athlon64 が使えるのではなかろうか。Makefile としてコピーする。
cp Makefile_linux_64_amd_athlon64 Makefile
ビルドしてインストール。
make sudo make install
/usr/local/bin/ に、yaze がコピーされた。また、ユーザのホームディレクトリに cpm というフォルダ(~/cpm)が作られて、その中に色々なファイルやフォルダが入っていた。
◎ 動作確認。 :
~/cpm をカレントディレクトリにしてから、yaze を実行。
Windows版と同様に、起動時に色々メッセージが表示された。
終了は、E.COM を実行。e と打って Enter。もしくは、sys を打ってから quit でもいい。
Microsoft Basic が動くのか確認してみた。
_CP/M Programming Languages and Tools
cd ~/cpm yaze
Windows版と同様に、起動時に色々メッセージが表示された。
終了は、E.COM を実行。e と打って Enter。もしくは、sys を打ってから quit でもいい。
sys quit
Microsoft Basic が動くのか確認してみた。
_CP/M Programming Languages and Tools
- Mbasic.com を入手。~/cpm/disksort/ にコピー。
- yaze を実行。
- sys mount c ./disksort で、./disksort ディレクトリを C: として割り当てる。
- C:MBASIC を実行。
◎ 問題点。 :
MobaXterm から ssh で Ubuntu にアクセスして yaze を利用した際、Backspaceキーが機能してくれなかった。変な文字が打ち込まれる…。
Ubuntu のデスクトップ上で端末を開いて、そこで yaze を動かす分には、Backspaceキーも機能する。また、Windows10 x64 21H2 + PuTTY 0.74-ranvis からアクセスした場合も、Backspaceキーは機能した。
Ubuntu のデスクトップ上で端末を開いて、そこで yaze を動かす分には、Backspaceキーも機能する。また、Windows10 x64 21H2 + PuTTY 0.74-ranvis からアクセスした場合も、Backspaceキーは機能した。
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以上です。