2022/09/24(土) [n年前の日記]
#1 [nitijyou] 部屋に蚊が居る
部屋に蚊が居る…。目の前を時々横切る…。蚊取り線香をずっとつけっぱなしにしてたけど、自分がダメージを受けてる感じ。目が痛い…。
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#2 [anime] 「竜とそばかすの姫」を視聴したことをメモ
昨日、金曜ロードショーで、「竜とそばかすの姫」が放映されていたので視聴、したことをメモしてなかったのでメモ。初見。
面白かった。「細田守監督作品の集大成」という評をどこかで見かけていた記憶があるけれど、まさしくそんな感じ。これはもう、スーパー細田アニメ大戦。ところどころ自作のセルフパロディだかセルフオマージュが盛り込まれていて、心の中でツッコミを入れる行為がちょっと楽しかった気もする。
CGの進歩も個人的には見所と感じた。CGキャラが手描きアニメのように動いていて、ここまでレベルが上がったのかと感心したりもして。昔だったら、というか「サマーウォーズ」の頃は、こういう動きをするキャラは手描きだったよなと…。よくぞここまで…。
仮想空間内のキャラデザも見ていて楽しかった。あの膨大なキャラ達は、一体一体、誰かがデザインして、誰かがモデリングしているはずで…。いやはや、よくまあここまで作ったなあ…。
「サマーウォーズ」の頃には存在しなかった、SNSをキッカケにバズる云々も盛り込まれていて、時代の違いを感じたりもして。おそらく10年後20年後には、ネットはまた違った光景を見せていて、それがアニメだの映画だのに盛り込まれたりもするのかなと。作家さんは大変だな…。そのあたり、これからずっとアンテナを立てておかないと…。
基本的には、「傷」をテーマにした作品なのかなと…。その傷がどういう流れで癒されていくのか、あるいは癒されることなく傷ついたままで過ぎていくのか、みたいな。
あるいは、ネット上に溢れる正義マンのアレコレも興味深かった。 「そんなの正義じゃない。他人を支配したがってるだけ」云々とか。自分ですら思い当たる…。気をつけないと…。
全然違う話だけど。これは「ウォーゲーム」Ver.3.0なのではと思ったりもして。例えば、「Microsoft製品はVer.3.0から使い物になる」という話があるし、「家は3回建て直すと満足できる家になる」という話があって。映画だって同じかもしれない、3回作り直せばかなりの完成度になるのではないか。実際、このアニメを目にして、「3回作れば〜」の仮説は本当かもしれないなと思えてきた。
つまり、過去に失敗作と思われてしまった各作品だって、そのネタでVer.2.0、Ver.3.0を作ってみたら化ける可能性があるのではないかと…。でもまあ、続編や外伝を作ってみたらアレなことになった作品も多々あるだろうから、一概には言えないか…。
面白かった。「細田守監督作品の集大成」という評をどこかで見かけていた記憶があるけれど、まさしくそんな感じ。これはもう、スーパー細田アニメ大戦。ところどころ自作のセルフパロディだかセルフオマージュが盛り込まれていて、心の中でツッコミを入れる行為がちょっと楽しかった気もする。
CGの進歩も個人的には見所と感じた。CGキャラが手描きアニメのように動いていて、ここまでレベルが上がったのかと感心したりもして。昔だったら、というか「サマーウォーズ」の頃は、こういう動きをするキャラは手描きだったよなと…。よくぞここまで…。
仮想空間内のキャラデザも見ていて楽しかった。あの膨大なキャラ達は、一体一体、誰かがデザインして、誰かがモデリングしているはずで…。いやはや、よくまあここまで作ったなあ…。
「サマーウォーズ」の頃には存在しなかった、SNSをキッカケにバズる云々も盛り込まれていて、時代の違いを感じたりもして。おそらく10年後20年後には、ネットはまた違った光景を見せていて、それがアニメだの映画だのに盛り込まれたりもするのかなと。作家さんは大変だな…。そのあたり、これからずっとアンテナを立てておかないと…。
基本的には、「傷」をテーマにした作品なのかなと…。その傷がどういう流れで癒されていくのか、あるいは癒されることなく傷ついたままで過ぎていくのか、みたいな。
あるいは、ネット上に溢れる正義マンのアレコレも興味深かった。 「そんなの正義じゃない。他人を支配したがってるだけ」云々とか。自分ですら思い当たる…。気をつけないと…。
全然違う話だけど。これは「ウォーゲーム」Ver.3.0なのではと思ったりもして。例えば、「Microsoft製品はVer.3.0から使い物になる」という話があるし、「家は3回建て直すと満足できる家になる」という話があって。映画だって同じかもしれない、3回作り直せばかなりの完成度になるのではないか。実際、このアニメを目にして、「3回作れば〜」の仮説は本当かもしれないなと思えてきた。
つまり、過去に失敗作と思われてしまった各作品だって、そのネタでVer.2.0、Ver.3.0を作ってみたら化ける可能性があるのではないかと…。でもまあ、続編や外伝を作ってみたらアレなことになった作品も多々あるだろうから、一概には言えないか…。
◎ 誰が脚本を書くべきか。 :
細田監督は脚本家さんと一緒に脚本を書いたほうが、客観的な視点を脚本面で確保することができて、より良い映画ができるのではないか ―― などと今まで個人的には思ってたりもしたのだけど。たまたま、「オマツリ男爵」の脚本を担当した方のblogを目にして、ちょっと考えが変わってしまった。
_二年ぶりの約束: sometimes i speak!?放送作家伊藤正宏のノート?
_試写会: sometimes i speak!?放送作家伊藤正宏のノート?
脚本家さんが目指した方向とは全く違う方向に大改変、もしくは、脚本通りの流れのはずがその巧みな演出力で全く違う印象のシーンに激変してしまうことは、脚本家さんにとってあまりにも不本意であり、強烈な苦痛を伴う状況、らしい…。
となると、脚本家さんに一切不満を持たれることなく、しかし確実に新作映画を作るとしたら…。これはもう細田監督が最初から自分で脚本を書く以外に無いのだなと。それが各方面に対して、被害が最小限で済む制作スタイルになるわけで…。それ以外の方法なんて無いだろう…。
細田監督作品に対して、より良い脚本を望むこと自体が、贅沢というか、不可能というか、空虚な理想論、絵空事、現実を知らない無責任な発言の類、なのかもしれないなと思えてきたわけで。もしかすると、ある時期から細田監督は、そもそも脚本を誰にも書いてもらえない状態に追い込まれていて、仕方なく本人が脚本を書いている、そんな状況なのかも、とすら…。ここ最近は、ずっと崖っぷちギリギリの状態でどうにか映画を作ってる状況かもしれないのだなと。新作映画が出てくるだけでもお前等ありがたいと思え、本当なら映画なんか作れないのに、既に起こるはずのない奇跡が4回も起きてるんだぞ、みたいな。いや、4作品も脚本を書けてるならそれもう奇跡じゃないでしょ、堂々と脚本家を名乗れますわ、とも思いますが。
どこかに、「細田監督と一緒に仕事ができるだけでも俺は幸せです」「脚本改変? どんとこいですよ。監督の好きなようにバンバン変えてくださいよ」と言い出す奇特な脚本家さんは居ないものか…。まあ、そんなタフな脚本家さんは居るわけないよな…。
_二年ぶりの約束: sometimes i speak!?放送作家伊藤正宏のノート?
_試写会: sometimes i speak!?放送作家伊藤正宏のノート?
脚本家さんが目指した方向とは全く違う方向に大改変、もしくは、脚本通りの流れのはずがその巧みな演出力で全く違う印象のシーンに激変してしまうことは、脚本家さんにとってあまりにも不本意であり、強烈な苦痛を伴う状況、らしい…。
となると、脚本家さんに一切不満を持たれることなく、しかし確実に新作映画を作るとしたら…。これはもう細田監督が最初から自分で脚本を書く以外に無いのだなと。それが各方面に対して、被害が最小限で済む制作スタイルになるわけで…。それ以外の方法なんて無いだろう…。
細田監督作品に対して、より良い脚本を望むこと自体が、贅沢というか、不可能というか、空虚な理想論、絵空事、現実を知らない無責任な発言の類、なのかもしれないなと思えてきたわけで。もしかすると、ある時期から細田監督は、そもそも脚本を誰にも書いてもらえない状態に追い込まれていて、仕方なく本人が脚本を書いている、そんな状況なのかも、とすら…。ここ最近は、ずっと崖っぷちギリギリの状態でどうにか映画を作ってる状況かもしれないのだなと。新作映画が出てくるだけでもお前等ありがたいと思え、本当なら映画なんか作れないのに、既に起こるはずのない奇跡が4回も起きてるんだぞ、みたいな。いや、4作品も脚本を書けてるならそれもう奇跡じゃないでしょ、堂々と脚本家を名乗れますわ、とも思いますが。
どこかに、「細田監督と一緒に仕事ができるだけでも俺は幸せです」「脚本改変? どんとこいですよ。監督の好きなようにバンバン変えてくださいよ」と言い出す奇特な脚本家さんは居ないものか…。まあ、そんなタフな脚本家さんは居るわけないよな…。
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以上、1 日分です。