2022/08/13(土) [n年前の日記]
#1 [gimp] pfbフォントをttfフォントに変換してみたい
最近の GIMP 2.10 は Type1フォント(.pfb)を扱えなくなっていたわけだけど。
_GIMP 2.10で利用できるフォントフォーマットが減っていた
.pfb を .ttf に変換できないものだろうかと疑問が湧いた。FontForge でどうにかできないものか。
_GIMP 2.10で利用できるフォントフォーマットが減っていた
.pfb を .ttf に変換できないものだろうかと疑問が湧いた。FontForge でどうにかできないものか。
◎ FontForgeで変換。 :
ちょっとググってみたところ、FontForge のチュートリアルページに、そのものズバリのスクリプトが紹介されてた。
_FontForge スクリプトのチュートリアル
_fontforgeでotfからttfに変換する - 俺の外付けHDD
_fontforgeによるotf->ttf変換 - Qiita
試しに、Ubuntu Linux 20.04 LTS上で作業してみた。ちなみに、Ubuntu 20.04 は Windows10 x64 21H2 + VMware Player上で動かしている。
まず、.pfbファイル群が置いてある場所で、conv.pe というスクリプトを作成する。
内容は以下。
chmod +x conv.pe で実行権限をつける。
以下で、.pfbファイル群に対して、まとめて変換。
.pfb と同じ場所に、.ttf が生成された。
Windows10 x64 21H2 側で、各ttf を右クリック → プレビュー、を選んだところ、それらしく変換されているように見えた。
まあ、フォントのライセンスの問題で、.pfb から変換した .ttf を使ってしまっていいのかどうかは、ちょっと分からないのだけど…。
_FontForge スクリプトのチュートリアル
_fontforgeでotfからttfに変換する - 俺の外付けHDD
_fontforgeによるotf->ttf変換 - Qiita
試しに、Ubuntu Linux 20.04 LTS上で作業してみた。ちなみに、Ubuntu 20.04 は Windows10 x64 21H2 + VMware Player上で動かしている。
まず、.pfbファイル群が置いてある場所で、conv.pe というスクリプトを作成する。
vi conv.pe
内容は以下。
#!/usr/bin/fontforge i=1 while ( i<$argc ) Open($argv[i]) Generate($argv[i]:r+".ttf") i = i+1 endloop
chmod +x conv.pe で実行権限をつける。
以下で、.pfbファイル群に対して、まとめて変換。
./conv.pe *.pfb
.pfb と同じ場所に、.ttf が生成された。
Windows10 x64 21H2 側で、各ttf を右クリック → プレビュー、を選んだところ、それらしく変換されているように見えた。
まあ、フォントのライセンスの問題で、.pfb から変換した .ttf を使ってしまっていいのかどうかは、ちょっと分からないのだけど…。
◎ gimp-freefonts の入手先。 :
GIMP に追加できる Type1フォントの一覧は以下で確認できるけど。
_GIMP Type1フリーフォント一覧
紹介されているこれらのフォントは、元々どこから入手できるのか気になった。その入手先に行けば、ライセンスも分かるのではないかと…。
色々ググってみたら、今も GIMP のダウンロードページから入手できなくもないらしい。
_Index of /mirror/pub/gimp/fonts
freefonts-0.10.tar.gz が元ファイル。DLして解凍してみたら、各フォントに対して .license というファイルも同梱されていた。
ちなみに、同梱されていた .license、.tgz等々を、GIMPのフォントフォルダに .pfb と一緒に入れておいたら、GIMP がフォントを読み込む際にエラーが発生してしまった。.pfb 以外は別のフォルダに移動しておいたほうが良さそう。削除してしまうと後からライセンスが分からなくなるので…。
ちなみに、前述のダウンロード先には、urw-fonts.tar.gz というファイルもあった。中を眺めたら、Ghostscript関係で使われることが多い、URW base35 と呼ばれるフォント群だった。また、.pfb の他に、.afm、.pfm も入っていた。
余談。各 .licenseファイルを眺めてみたところ、一応、商業利用しない限りは配布は自由と書いてあるものの…。
_GIMP Type1フリーフォント一覧
紹介されているこれらのフォントは、元々どこから入手できるのか気になった。その入手先に行けば、ライセンスも分かるのではないかと…。
色々ググってみたら、今も GIMP のダウンロードページから入手できなくもないらしい。
_Index of /mirror/pub/gimp/fonts
freefonts-0.10.tar.gz が元ファイル。DLして解凍してみたら、各フォントに対して .license というファイルも同梱されていた。
ちなみに、同梱されていた .license、.tgz等々を、GIMPのフォントフォルダに .pfb と一緒に入れておいたら、GIMP がフォントを読み込む際にエラーが発生してしまった。.pfb 以外は別のフォルダに移動しておいたほうが良さそう。削除してしまうと後からライセンスが分からなくなるので…。
ちなみに、前述のダウンロード先には、urw-fonts.tar.gz というファイルもあった。中を眺めたら、Ghostscript関係で使われることが多い、URW base35 と呼ばれるフォント群だった。また、.pfb の他に、.afm、.pfm も入っていた。
余談。各 .licenseファイルを眺めてみたところ、一応、商業利用しない限りは配布は自由と書いてあるものの…。
- 「フリーウェアだよ。好きにしていいよ」
- 「フリーウェアだけど君の故郷の絵葉書を送ってくれ」
- 「何か黒い絵葉書を送ってほしい」
- 「こまめに部屋の掃除と洗濯をしてるなら使うことを許そう」
- 「使ったら○○大学に寄付をせよ」
- 「シェアウェアだぞ。$25払え」
- 「$15払えばカーニングを整えたフォントを送るで」
◎ URW-base35の入手先。 :
URW-base35 は本来どこから入手できるのだろう。
「Ghostscript fonts」でググれば辿り着けそう。
_Ghostscript fonts - Browse /gs-fonts at SourceForge.net
_Ghostscript fonts Japanese Information - OSDN
ただ、gnu-gs-fonts-std-6.0.tar.gz をダウンロードして解凍してみたところ、中には .afm、.pfb、.pfm しか入ってなかった。
.ttf は無いのだろうか…。
ググっていたら、以下に辿り着いた。
_Index of /download
std35ttf.zip というのが .ttf版らしい。
以下のページも見かけた。
_ArtifexSoftware/urw-base35-fonts: Repo for URW++ base 35 font set
_urw-base35-fonts/fonts at master - ArtifexSoftware/urw-base35-fonts
.ttf も並んでいる。ただ、ダウンロードして確認してみたところ、フォント名が std35ttf.zip のソレと違っているように見えた。
HDDの中を探してみたら、昔は urw-gs35-tt.zip というファイルもWebから入手できたらしい。.ttf をまとめて .ttc にしてある模様。ただ、今はもう配布先のblogが消滅していて入手できない。WebArchive にもblogのトップページしか残ってなかった。
_Recycler (WebArchive)
.zip の中を覗いたら、GPL云々と書いてあった。であれば、そっくりそのままの状態なら配布しても良さそうな気がする。ということで一応バックアップを兼ねて、 _ココ に置いときます。
「Ghostscript fonts」でググれば辿り着けそう。
_Ghostscript fonts - Browse /gs-fonts at SourceForge.net
_Ghostscript fonts Japanese Information - OSDN
ただ、gnu-gs-fonts-std-6.0.tar.gz をダウンロードして解凍してみたところ、中には .afm、.pfb、.pfm しか入ってなかった。
.ttf は無いのだろうか…。
ググっていたら、以下に辿り着いた。
_Index of /download
std35ttf.zip というのが .ttf版らしい。
以下のページも見かけた。
_ArtifexSoftware/urw-base35-fonts: Repo for URW++ base 35 font set
_urw-base35-fonts/fonts at master - ArtifexSoftware/urw-base35-fonts
.ttf も並んでいる。ただ、ダウンロードして確認してみたところ、フォント名が std35ttf.zip のソレと違っているように見えた。
HDDの中を探してみたら、昔は urw-gs35-tt.zip というファイルもWebから入手できたらしい。.ttf をまとめて .ttc にしてある模様。ただ、今はもう配布先のblogが消滅していて入手できない。WebArchive にもblogのトップページしか残ってなかった。
_Recycler (WebArchive)
.zip の中を覗いたら、GPL云々と書いてあった。であれば、そっくりそのままの状態なら配布しても良さそうな気がする。ということで一応バックアップを兼ねて、 _ココ に置いときます。
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以上、1 日分です。