2019/03/29(金) [n年前の日記]
#1 [anime] 「夜は短し歩けよ乙女」を視聴
NHK-BSで放送されてたので視聴。森見登美彦氏の小説を原作とする、劇場向けのアニメ作品。
湯浅監督作品だから、おそらく「四畳半神話大系」的なノリかなと想像してたけど、見事に想像通りのノリだった。圧倒的なスピード感、そして酩酊感にクラクラ。
詭弁踊りのダイナミズムに驚愕。スムーズに流れるように嘔吐するシーンで何故か「さすが…」と感動したり。ミュージカルシーンで「自分は一体何を見せられているのか」と大いに困惑。全てが最高だった。素晴らしい。
おそらくは原作の文が独特なのだろうけど、言い回しが実に良いなと…。例えば、「〜でもヒトは生きられるのですね」と言えばいいところで「人類は生きられるのですね」と突然スケールが大きくなったり等々、ちょっとしたやり取りでも、どうしてそんな言い回しを思いつくのかとシビレたり。
本の紙面が光り続けてるカットで気づいたけれど。どうやら現実の風景ではなく、キャラから見た風景・キャラが感じている風景を誇張して描くことを徹底しているように思えて感心したり。後からインタビュー記事を読んでみたら、やはりそういう描写を意識していたらしい。
「夜明け告げるルーのうた」と比べると一般向けではないというか、監督自身も「ルーは一般向け、乙女はマニア向けを意識して作った」とインタビューで語ってたので、万人に薦められるアニメではないのかもしれないけれど。こういうスタイルが好きな人なら、大満足する出来なのだろうなと。もっとも、アニメは嗜好品なので、合わない人には全く合わないとは思うけど。ていうか、「ルー」が一般向けと言われたら「えっ」と思う人も多そうだけど。
湯浅監督作品だから、おそらく「四畳半神話大系」的なノリかなと想像してたけど、見事に想像通りのノリだった。圧倒的なスピード感、そして酩酊感にクラクラ。
詭弁踊りのダイナミズムに驚愕。スムーズに流れるように嘔吐するシーンで何故か「さすが…」と感動したり。ミュージカルシーンで「自分は一体何を見せられているのか」と大いに困惑。全てが最高だった。素晴らしい。
おそらくは原作の文が独特なのだろうけど、言い回しが実に良いなと…。例えば、「〜でもヒトは生きられるのですね」と言えばいいところで「人類は生きられるのですね」と突然スケールが大きくなったり等々、ちょっとしたやり取りでも、どうしてそんな言い回しを思いつくのかとシビレたり。
本の紙面が光り続けてるカットで気づいたけれど。どうやら現実の風景ではなく、キャラから見た風景・キャラが感じている風景を誇張して描くことを徹底しているように思えて感心したり。後からインタビュー記事を読んでみたら、やはりそういう描写を意識していたらしい。
「夜明け告げるルーのうた」と比べると一般向けではないというか、監督自身も「ルーは一般向け、乙女はマニア向けを意識して作った」とインタビューで語ってたので、万人に薦められるアニメではないのかもしれないけれど。こういうスタイルが好きな人なら、大満足する出来なのだろうなと。もっとも、アニメは嗜好品なので、合わない人には全く合わないとは思うけど。ていうか、「ルー」が一般向けと言われたら「えっ」と思う人も多そうだけど。
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以上です。