2019/03/16(土) [n年前の日記]
#1 [ubuntu][ruby] Ubuntu 18.04上で複数のRubyを共存
Ubuntu 18.04 上では標準で Ruby 2.5.1 がインストールされるのだけど。Ruby 2.4.x をインストールして動作確認したい場面が出てきたので、バージョンが異なる複数のRubyを共存させる方法があるのか調べたり。
Windowsの場合なら、 _pik や _uru を使って複数のRubyを共存させて切り替えて使うことができるけど。*NIX の場合は、rbenv を使うのが一般的らしい。
_rbenv/rbenv: Groom your app’s Ruby environment
Ubuntu なら、apt でインストールできるパッケージが用意されているようだけど。試したところ、設定方法が今一つ分からなくて。
ググった感じでは、最新の rbenv を github から clone して導入する場合がほとんどらしいので、それらに従って作業し直した。
Windowsの場合なら、 _pik や _uru を使って複数のRubyを共存させて切り替えて使うことができるけど。*NIX の場合は、rbenv を使うのが一般的らしい。
_rbenv/rbenv: Groom your app’s Ruby environment
Ubuntu なら、apt でインストールできるパッケージが用意されているようだけど。試したところ、設定方法が今一つ分からなくて。
ググった感じでは、最新の rbenv を github から clone して導入する場合がほとんどらしいので、それらに従って作業し直した。
◎ rbenvのインストール。 :
まず、rbenv の動作に必要になるらしいパッケージをインストール。
github から rbenv を clone
~/.bashrc だの ~/.bash_profile だのに設定を書き込み。
ログアウトして、再度ログイン。
状態を確認。
sudo apt install autoconf bison build-essential libssl-dev libyaml-dev libreadline6-dev zlib1g-dev libncurses5-dev libffi-dev libgdbm5 libgdbm-dev sudo apt install libreadline-devlibreadline-dev と libreadline6-dev がダブってる感じがするのだけど、いいのだろうか。
github から rbenv を clone
git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
~/.bashrc だの ~/.bash_profile だのに設定を書き込み。
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
ログアウトして、再度ログイン。
状態を確認。
curl -fsSL https://github.com/rbenv/rbenv-installer/raw/master/bin/rbenv-doctor | bash
$ curl -fsSL https://github.com/rbenv/rbenv-installer/raw/master/bin/rbenv-doctor | bash Checking for `rbenv' in PATH: /home/USERNAME/.rbenv/bin/rbenv Checking for rbenv shims in PATH: OK Checking `rbenv install' support: /home/USERNAME/.rbenv/plugins/ruby-build/bin/rbenv-install (ruby-build 20190314-2-g5a7c1e4) Counting installed Ruby versions: 1 versions Checking RubyGems settings: OK Auditing installed plugins: OK「OK」がたくさん表示されてるから、これでいいのだろう…。
◎ rbenvの使い方。 :
インストールできるRubyのバージョンを一覧表示。
Ruby 2.4.5 をインストールしてみる。結構時間がかかる。
インストールできたRubyのバージョンを一覧表示。
現在のRubyのバージョンを表示。
異なる Ruby のバージョンに切り替えてみる。
元のバージョンに戻す。
切り替える際は、global / local / shell の指定が使えるらしい。
rbenv install --list rbenv install -l
Ruby 2.4.5 をインストールしてみる。結構時間がかかる。
rbenv install 2.4.5 rbenv rehash
インストールできたRubyのバージョンを一覧表示。
$ rbenv versions * system (set by RBENV_VERSION environment variable) 2.4.5
現在のRubyのバージョンを表示。
$ rbenv version system (set by RBENV_VERSION environment variable)
異なる Ruby のバージョンに切り替えてみる。
$ rbenv shell 2.4.5 $ rbenv version 2.4.5 (set by RBENV_VERSION environment variable) $ ruby -v ruby 2.4.5p335 (2018-10-18 revision 65137) [x86_64-linux]
元のバージョンに戻す。
$ rbenv shell system $ rbenv version system (set by RBENV_VERSION environment variable) $ ruby -v ruby 2.5.1p57 (2018-03-29 revision 63029) [x86_64-linux-gnu]
切り替える際は、global / local / shell の指定が使えるらしい。
- rbenv global 2.4.5 : デフォルトで使うRubyのバージョンを指定。
- rbenv local 2.4.5 : カレントディレクトリ内で使うRubyバージョンを指定。
- rbenv shell 2.4.5 : 現在のシェルで使うRubyバージョンを指定。
◎ 参考ページ。 :
[ ツッコむ ]
以上です。