2022/09/27(火) [n年前の日記]
#1 [anime] 「漁港の肉子ちゃん」を視聴
Eテレで放送されていたソレを録画していたので視聴。初見。
明石家さんまプロデュースを宣伝文句にしていた、小説を原作とするアニメ映画。実制作スタッフは、渡辺歩監督、キャラデザ総作監が小西賢一さん、制作はSTUDIO 4℃と錚々たるメンバー。実力派クリエイターが名を連ねてる。
冒頭から異様なテンションでキャラ紹介が始まって驚いた。とにかく動く。ひたすら動く。朝御飯を作るシーンすらゴリゴリ動く…。バターが熱で溶けていく様子。卵に浸された食パンがフライパン上にペタリと落ちる様子。そんなところまでキッチリ描く…。作画レベルがとんでもない…。いやはや、ここまでやるか…。最近のアニメってヤバイな…。
個人的には絵柄のスタイルがかなり好み。系統としては…何だろう…。どこか懐かしさを感じる絵柄なんだけど…。ざっくり描く部分と細かく描き込む部分がはっきり分かれてるというか…。この絵柄は誰の絵柄に近いのかな…。
主人公が女子小学生なのが良いなと。主人公が目にしたアレコレが、小学生らしい素直な感想でまとめられていくことで、印象がマイルドになるというか…。
タイトルにもなっている肉子というキャラを演じているのが大竹しのぶさんなのだけど。演技がスゴイ…。最初は聞いてて全然分からなくて、「この中の人、めちゃくちゃ上手いけど一体誰なんだろう…」とすら思ってた。監督さんが「怪演」と評していたらしいけど、まさしくそのレベル。実力のある役者さんは声優としてもフツーに上手いのだよなあ、と再認識。
話は…。さんまさんが原作に惚れ込んで映像化企画が始まったとされているだけあって、たしかにイイ感じの話だなと…。いやまあ、どこか捉えどころがなくて、人によっては「何を言いたいのか分からん」と言い出しそうな予感もあるけれど、対象年齢が高めの少女漫画のような雰囲気で、個人的にこういう話は好み。自分が「ぶ〜け」を読んでた時期をちょっと思い出したりもして。
これはイイ感じのアニメを見せてもらえたなと…。ただ、興行成績は良くなかったようで…。
さんまプロデュースがマイナスに働いたのではないかと邪推したけどどうなんだろう…。アニメオタクならその宣伝文句で「あ。結構です。遠慮します」になっちゃうし、一般層は「あのさんまさんが?」と好意的に受け止めてくれる予感がしないしで、どっち方面にも届かなくなったのでは、と…。「プペル」もそうだろうけど、芸人さんが絡むと大体はマイナスイメージになる印象があるなと…。しかし、さんまさんが動かないとこの企画は始まってなかったのだろうし、仮にさんまさんが絡んでなくてもこの内容でドカンと受けるかというとビミョーだろうし。さんまプロデュースは足枷になったのか、それとも追い風になったのか、ちょっと判断が難しそう。
何にせよ、興行成績の件を考えると、隠れた名作と言ってしまってもいいのかもしれない。海外の映画祭でいくつか賞を取ってるようでもあるし。でも、海外で賞を取った作品って、何故か日本国内で評価されないのだよな…。なんでだろ…。
明石家さんまプロデュースを宣伝文句にしていた、小説を原作とするアニメ映画。実制作スタッフは、渡辺歩監督、キャラデザ総作監が小西賢一さん、制作はSTUDIO 4℃と錚々たるメンバー。実力派クリエイターが名を連ねてる。
冒頭から異様なテンションでキャラ紹介が始まって驚いた。とにかく動く。ひたすら動く。朝御飯を作るシーンすらゴリゴリ動く…。バターが熱で溶けていく様子。卵に浸された食パンがフライパン上にペタリと落ちる様子。そんなところまでキッチリ描く…。作画レベルがとんでもない…。いやはや、ここまでやるか…。最近のアニメってヤバイな…。
個人的には絵柄のスタイルがかなり好み。系統としては…何だろう…。どこか懐かしさを感じる絵柄なんだけど…。ざっくり描く部分と細かく描き込む部分がはっきり分かれてるというか…。この絵柄は誰の絵柄に近いのかな…。
主人公が女子小学生なのが良いなと。主人公が目にしたアレコレが、小学生らしい素直な感想でまとめられていくことで、印象がマイルドになるというか…。
タイトルにもなっている肉子というキャラを演じているのが大竹しのぶさんなのだけど。演技がスゴイ…。最初は聞いてて全然分からなくて、「この中の人、めちゃくちゃ上手いけど一体誰なんだろう…」とすら思ってた。監督さんが「怪演」と評していたらしいけど、まさしくそのレベル。実力のある役者さんは声優としてもフツーに上手いのだよなあ、と再認識。
話は…。さんまさんが原作に惚れ込んで映像化企画が始まったとされているだけあって、たしかにイイ感じの話だなと…。いやまあ、どこか捉えどころがなくて、人によっては「何を言いたいのか分からん」と言い出しそうな予感もあるけれど、対象年齢が高めの少女漫画のような雰囲気で、個人的にこういう話は好み。自分が「ぶ〜け」を読んでた時期をちょっと思い出したりもして。
これはイイ感じのアニメを見せてもらえたなと…。ただ、興行成績は良くなかったようで…。
さんまプロデュースがマイナスに働いたのではないかと邪推したけどどうなんだろう…。アニメオタクならその宣伝文句で「あ。結構です。遠慮します」になっちゃうし、一般層は「あのさんまさんが?」と好意的に受け止めてくれる予感がしないしで、どっち方面にも届かなくなったのでは、と…。「プペル」もそうだろうけど、芸人さんが絡むと大体はマイナスイメージになる印象があるなと…。しかし、さんまさんが動かないとこの企画は始まってなかったのだろうし、仮にさんまさんが絡んでなくてもこの内容でドカンと受けるかというとビミョーだろうし。さんまプロデュースは足枷になったのか、それとも追い風になったのか、ちょっと判断が難しそう。
何にせよ、興行成績の件を考えると、隠れた名作と言ってしまってもいいのかもしれない。海外の映画祭でいくつか賞を取ってるようでもあるし。でも、海外で賞を取った作品って、何故か日本国内で評価されないのだよな…。なんでだろ…。
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以上です。