2022/07/27(水) [n年前の日記]
#1 [nitijyou] 自宅サーバ止めてました
雷が鳴ったので、11:55-21:40の間、自宅サーバ止めてました。申し訳ないです。
昼頃から雷が鳴り始めて、夕方には鳴り止んだかなと思ったら、そこからまた夜までずっと鳴り続ける状態で…。幸い近くには落ちなかったようだけど…。なんともはや…。
昼頃から雷が鳴り始めて、夕方には鳴り止んだかなと思ったら、そこからまた夜までずっと鳴り続ける状態で…。幸い近くには落ちなかったようだけど…。なんともはや…。
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#2 [ubuntu][linux] xscreensaver経由で動画を再生
Linux上で動くメジャーなスクリーンセーバ、xscreensaver を経由して動画を再生してみたいなと思い立った。
もし動画を再生できるなら、わざわざスクリーンセーバのプログラムを作らなくても、何かしらのCGツールを使って動画を作ってソレを流しとけばいいじゃん、ってことになりそうだよなと…。
そんなわけで試してみた。動作確認環境は、Ubuntu Linxu 20.04 LTS。xscreensaver が利用できる状態になっていること。
もし動画を再生できるなら、わざわざスクリーンセーバのプログラムを作らなくても、何かしらのCGツールを使って動画を作ってソレを流しとけばいいじゃん、ってことになりそうだよなと…。
そんなわけで試してみた。動作確認環境は、Ubuntu Linxu 20.04 LTS。xscreensaver が利用できる状態になっていること。
◎ 参考ページ。 :
◎ mpvのインストール。 :
動画再生用ツールとして mpv をインストールする。Ubuntu の場合はパッケージが用意されていた。ありがたや。
sudo apt install mpv
◎ プレイリストファイルを作成。 :
mpv に渡すためのプレイリストファイルを作成する。前述の参考ページに倣って、~/.config/screensaver.m3u というファイル名にしておく。
以下は、参考ページで紹介されていた記述例。
vi ~/.config/screensaver.m3u
#EXTM3U /home/USER/Videos/hoge.mp4 /home/USER/Videos/
- 1行目には、「#EXTM3U」と記述する。これで、m3u形式のプレイリストと判別されるらしい。
- 3行目あたりから、動画ファイル(.mp4)のパスを記述。あるいは、動画が入っているディレクトリのパスを記述しても良い。
- 更に、youtube-dl なるツールが利用できる場合は、YouTube の動画のURLを記述して、それを再生することも可能らしい。ただ、今回は、youtube-dl を導入してないので、そのあたりの記述は削除した。
以下は、参考ページで紹介されていた記述例。
#EXTM3U /path/to/some_video.mp4 /path/to/dir_with_many_videos/ # any youtube video or other sites supported by `youtube-dl` https://www.youtube.com/watch?v=Xjs6fnpPWy4
◎ xscreensaver の設定ファイルを編集。 :
xscreensaver の設定ファイル、~/.xscreensaver を編集する。programs: 以下に mpv起動用の項目を追加する。
まあ、一旦は1行で記述してしまって、xscreensaver の設定ウインドウで何かしら値を変更すれば、~/.xscreensaver が整形された状態で上書き保存されるので、手作業でインデントを整えなくてもいいのかもしれない。
オプションの意味は以下。
xscreensaver は、スクリーンセーバを実行する際、環境変数 XSCREENSAVER_WINDOW に、スクリーンセーバ画面のウインドウIDを設定してくれるらしい。
つまり、件の環境変数を読み取って、そのウインドウIDを管理して描画ができる言語であれば、xscreensaver用のスクリーンセーバを作れるはず…。なのだけど、ソースコードに添付されていたドキュメントには、「まあ、そんなことができるのってC/C++ぐらいだから、実際にはC/C++で書くことになるだろうね」みたいな感じの一文が書いてあった気がする。
ただ、mpv は、自身が利用するウインドウを --wid オプションで指定できるので…。故に mpv を使えば好きな動画をスクリーンセーバとして再生できるのだろうなと。
vi ~/.xscreensaver
"MPV" mpv --really-quiet --no-stop-screensaver \ --fs --wid=$XSCREENSAVER_WINDOW \ --no-audio --loop=inf --shuffle \ --ytdl-format="bestvideo[height<=1080]" \ $HOME/.config/screensaver.m3u \n\上記はスペース文字で記述してしまっているけれど、実際に追加する際は、TAB文字有効、かつ、TABは8スペースでインデント等をしたほうが良さそう。
まあ、一旦は1行で記述してしまって、xscreensaver の設定ウインドウで何かしら値を変更すれば、~/.xscreensaver が整形された状態で上書き保存されるので、手作業でインデントを整えなくてもいいのかもしれない。
オプションの意味は以下。
- --really-quiet : stdout(標準出力)への出力を抑制。
- --no-stop-screensaver : mpv自体をスクリーンセーバにする、らしい。
- --fs : フルスクリーン表示
- --wid=$XSCREENSAVER_WINDOW : 環境変数 XSCREENSAVER_WINDOW で与えられたウインドウIDに描画する。
- --no-audio : 無音にする。
- --loop=inf : ループ再生
- --shuffle : シャッフル再生
- --ytdl-format="bestvideo[height<=1080]" : YouTubeの動画を再生する場合の指定
- $HOME/.config/screensaver.m3u : プレイリストファイルのパスを指定
xscreensaver は、スクリーンセーバを実行する際、環境変数 XSCREENSAVER_WINDOW に、スクリーンセーバ画面のウインドウIDを設定してくれるらしい。
つまり、件の環境変数を読み取って、そのウインドウIDを管理して描画ができる言語であれば、xscreensaver用のスクリーンセーバを作れるはず…。なのだけど、ソースコードに添付されていたドキュメントには、「まあ、そんなことができるのってC/C++ぐらいだから、実際にはC/C++で書くことになるだろうね」みたいな感じの一文が書いてあった気がする。
ただ、mpv は、自身が利用するウインドウを --wid オプションで指定できるので…。故に mpv を使えば好きな動画をスクリーンセーバとして再生できるのだろうなと。
◎ 動作確認。 :
xscreensaver の設定画面を出して、「MPV」を選ぶ。
これで、スクリーンセーバが起動する際、プレイリストファイル ~/.config/screensaver.m3u 内に記述した動画が再生された。
これで、スクリーンセーバが起動する際、プレイリストファイル ~/.config/screensaver.m3u 内に記述した動画が再生された。
◎ 余談。 :
手元の環境ではデスクトップとして Xfce を使っているけど、デフォルトでは xfce4-screensaver というスクリーンセーバがインストールされていて、~/.xscreensaver を修正しても修正内容が反映されなかった。xscreensaver をインストールしてそちらを使う状態にしないと、~/.xscreensaver は読まれないらしい。
xfce4-screensaver のアンインストールと、xscreensaver のインストールは以下。
今時の Ubuntu は、xscreensaver を使わずに、gnome-screensaver 等々、違うスクリーンセーバがデフォルトで入っているので、そのあたりはちょっと注意。各スクリーンセーバがどの設定ファイルを読み込むのかが分かれば、xscreensaver に切り替えずに済むのだろうけど…。
xfce4-screensaver のアンインストールと、xscreensaver のインストールは以下。
sudo apt remove xfce4-screensaver sudo apt install xscreensaver
今時の Ubuntu は、xscreensaver を使わずに、gnome-screensaver 等々、違うスクリーンセーバがデフォルトで入っているので、そのあたりはちょっと注意。各スクリーンセーバがどの設定ファイルを読み込むのかが分かれば、xscreensaver に切り替えずに済むのだろうけど…。
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#3 [comic] 漫画を読んでた
漫画単行本を消化中。
「川島芳子は男になりたい」田中ほさな著、全3巻を読了。大正末期の上海を舞台に、男になりたいと願うヒロインがスパイとして活躍する冒険活劇漫画、という説明であってるのだろうか。なんとなくだけど、リアル版らんま1/2、みたいなものかもしれないと思ったりもして。さておき、川島芳子という名前はどこかで見たなとググってみて、なるほどそういうことかと納得。それにしても史実のソレは状況が複雑過ぎて何が何だか…。ガンダムやSTAR WARSの設定並みに把握するのが難しい…。ただ、この作品は、自分でも分かる程度の設定量に抑えてあって助かった。
「ディエンビエンフー」復刊版(?)、全6巻、「ディエンビエンフー TRUE END」全3巻、西島大介著を読了。ベトナム戦争を舞台にして繰り広げられる、ハイスピードスプラッタ超人バトルアクションラブストーリー、という分類でいいのだろうか。なんだその分類意味わからんって言われそうだけど、おそらく読めば納得してもらえそうな気もする。とにかく全てが独特…。漫画と言う表現手法の幅の広さ、自由奔放さを痛感させられた。漫画ならこういうスタイルだって全然アリなのだと学生時代のうちに知っておきたかった、とすら思えた。もし知ってたら、「漫画はこういう絵じゃないといけない」「こういうスタイルで仕上げないといけない」等々、視野の狭い勝手な思い込みを振り回して周囲に迷惑(?)をかけずに済んでいた、かもしれない。こういう方向でまとめていく選択肢もあったのだよな…。このスタイルに自力で辿り着いたのであろう作者の非凡さに感服。また、巻末の参考文献の量にも驚かされた。ベトナム戦争を描くならここまで調べないといかんのだな…。
「川島芳子は男になりたい」田中ほさな著、全3巻を読了。大正末期の上海を舞台に、男になりたいと願うヒロインがスパイとして活躍する冒険活劇漫画、という説明であってるのだろうか。なんとなくだけど、リアル版らんま1/2、みたいなものかもしれないと思ったりもして。さておき、川島芳子という名前はどこかで見たなとググってみて、なるほどそういうことかと納得。それにしても史実のソレは状況が複雑過ぎて何が何だか…。ガンダムやSTAR WARSの設定並みに把握するのが難しい…。ただ、この作品は、自分でも分かる程度の設定量に抑えてあって助かった。
「ディエンビエンフー」復刊版(?)、全6巻、「ディエンビエンフー TRUE END」全3巻、西島大介著を読了。ベトナム戦争を舞台にして繰り広げられる、ハイスピードスプラッタ超人バトルアクションラブストーリー、という分類でいいのだろうか。なんだその分類意味わからんって言われそうだけど、おそらく読めば納得してもらえそうな気もする。とにかく全てが独特…。漫画と言う表現手法の幅の広さ、自由奔放さを痛感させられた。漫画ならこういうスタイルだって全然アリなのだと学生時代のうちに知っておきたかった、とすら思えた。もし知ってたら、「漫画はこういう絵じゃないといけない」「こういうスタイルで仕上げないといけない」等々、視野の狭い勝手な思い込みを振り回して周囲に迷惑(?)をかけずに済んでいた、かもしれない。こういう方向でまとめていく選択肢もあったのだよな…。このスタイルに自力で辿り着いたのであろう作者の非凡さに感服。また、巻末の参考文献の量にも驚かされた。ベトナム戦争を描くならここまで調べないといかんのだな…。
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以上、1 日分です。