2025/10/31(金) [n年前の日記]
#3 [anime] 「1000年女王」劇場版を視聴
BS12で放送されていたものを録画していたので視聴。自分は初見。松本零士先生の漫画原作をアニメ化、という説明でいいのだろうか。漫画版、TVアニメ版、劇場版で、設定やラストが違っているらしいけど…。
感想としては…。ううーん。
いやまあ、壮大なスケールで描かれるシチュエーションはたくさんあったし、音楽をシンセサイザー奏者の喜多郎さんが担当していてイイ感じの曲がてんこもりだしで、見どころが全くないわけではないのだけど…。同時期にガンダム劇場版が公開されてたりするわけで…。アイデアは面白いけど今となっては色々と繋げ方が雑だよなと…。いや、その壮大なハッタリが面白い気もするけど…。ううーん。
冒頭のもやもやした映像をどうやって作ったのかは気になった。アレは実写素材なのか、それとも撮影時にフィルタを工夫して頑張ったんだろうか。いや、たぶん実写素材なんだろうけど、当時の技術的な制約の中で神秘的な映像を作ろうとかなり工夫してた感じがする。
中盤、宇宙船が発進するカットで、水が渦巻いていく作画は見ていて凄いなと思ったけれど、何故ここでそんな凝った作画を? とも…。いや、あそこが見せ場と言えば見せ場なんだろうか…。
感想としては…。ううーん。
いやまあ、壮大なスケールで描かれるシチュエーションはたくさんあったし、音楽をシンセサイザー奏者の喜多郎さんが担当していてイイ感じの曲がてんこもりだしで、見どころが全くないわけではないのだけど…。同時期にガンダム劇場版が公開されてたりするわけで…。アイデアは面白いけど今となっては色々と繋げ方が雑だよなと…。いや、その壮大なハッタリが面白い気もするけど…。ううーん。
冒頭のもやもやした映像をどうやって作ったのかは気になった。アレは実写素材なのか、それとも撮影時にフィルタを工夫して頑張ったんだろうか。いや、たぶん実写素材なんだろうけど、当時の技術的な制約の中で神秘的な映像を作ろうとかなり工夫してた感じがする。
中盤、宇宙船が発進するカットで、水が渦巻いていく作画は見ていて凄いなと思ったけれど、何故ここでそんな凝った作画を? とも…。いや、あそこが見せ場と言えば見せ場なんだろうか…。
◎ 苦労した甲斐はあったと納得できるかどうか :
監督は明比正行監督。元々は東映の実写畑で助監督をしていたけれど、東映動画に転籍してきた監督さんなのだとか。そのせいなのか、特に見せ場とも思えない場面で大変な動画を描かせちゃう傾向があるように思えて…。演出意図が分からない…。何度も何度も「やめてーアニメーターが死んじゃうー」「ここでそんな動画描かせて何の意味があるのー」と心の中で絶叫しながら視聴してた。
劇場版アニメ「わが青春のアルカディア」を担当した勝間田具治監督も東映から東映動画への転籍組らしいのだけど、そちらもアニメーターが死んじゃいそうなカットが目白押しだったので、どうも実写畑からの転籍組は動画を描く大変さを今一つ理解してなかったのではないかという疑念が…。 *1
もっとも、実写畑から来た方々の、アニメーターの苦労をガン無視したダイナミックなカメラワークが、マジンガーシリーズのようなロボットアニメにダイナミックな映像を持ち込む結果になってアニメ表現の幅を広げた、という評を見た記憶もあるので、必ずしも悪いことではないのかもしれないけれど。
しかし、それでも、実作業をする人が、苦労しただけの甲斐はあったと納得できるカットを発注すべきだよな…。どう考えてもここは見せ場になりますぞ、と思えるような…。
例えば庵野監督はナウシカの巨神兵を描いたことで飲み屋で女性をナンパする時の持ちネタにできたらしいのだけど、つまりそのぐらい見せ場になるシーンをしっかりと用意してアニメーターに苦労していただくべきであろうと…。「あのシーン俺が描いたんだよ」「えー、すごーい」と言ってもらえるシーンになればOKだけど、「うーん、どんなシーンか覚えてない…」と言われそうなシーンになったら発注側/監督としてちょっとダメなんじゃないか…。
娯楽商品に携わる者ならば、それをすることでお客さんが楽しめるならどんなに大変でも苦労を厭わない姿勢が大事だったりするのだろうと自分は思うのだけど。逆に言うと、それをやってみたところでお客さんがたいして楽しんでくれそうにないなら、もっと別のところ、分かりやすいところに力を入れるべきではなかろうかとも思っていて…。要は _「床屋の満足」 ってちょっと良くないよねという話でしかないのだろうけど。そういう面では、「1000年女王」「アルカディア」って、どうなんだろうなあ…。
とは言え、見せ場見せ場と貴方は仰りますが具体的に何を出せば見せ場になるとお考えになりますか? と問われたらかなり悩んでしまう…。何を見せたら客が喜ぶのか、それが分かるなら誰も苦労しねえんだよ、って言われちゃうよなあ…。
劇場版アニメ「わが青春のアルカディア」を担当した勝間田具治監督も東映から東映動画への転籍組らしいのだけど、そちらもアニメーターが死んじゃいそうなカットが目白押しだったので、どうも実写畑からの転籍組は動画を描く大変さを今一つ理解してなかったのではないかという疑念が…。 *1
もっとも、実写畑から来た方々の、アニメーターの苦労をガン無視したダイナミックなカメラワークが、マジンガーシリーズのようなロボットアニメにダイナミックな映像を持ち込む結果になってアニメ表現の幅を広げた、という評を見た記憶もあるので、必ずしも悪いことではないのかもしれないけれど。
しかし、それでも、実作業をする人が、苦労しただけの甲斐はあったと納得できるカットを発注すべきだよな…。どう考えてもここは見せ場になりますぞ、と思えるような…。
例えば庵野監督はナウシカの巨神兵を描いたことで飲み屋で女性をナンパする時の持ちネタにできたらしいのだけど、つまりそのぐらい見せ場になるシーンをしっかりと用意してアニメーターに苦労していただくべきであろうと…。「あのシーン俺が描いたんだよ」「えー、すごーい」と言ってもらえるシーンになればOKだけど、「うーん、どんなシーンか覚えてない…」と言われそうなシーンになったら発注側/監督としてちょっとダメなんじゃないか…。
娯楽商品に携わる者ならば、それをすることでお客さんが楽しめるならどんなに大変でも苦労を厭わない姿勢が大事だったりするのだろうと自分は思うのだけど。逆に言うと、それをやってみたところでお客さんがたいして楽しんでくれそうにないなら、もっと別のところ、分かりやすいところに力を入れるべきではなかろうかとも思っていて…。要は _「床屋の満足」 ってちょっと良くないよねという話でしかないのだろうけど。そういう面では、「1000年女王」「アルカディア」って、どうなんだろうなあ…。
とは言え、見せ場見せ場と貴方は仰りますが具体的に何を出せば見せ場になるとお考えになりますか? と問われたらかなり悩んでしまう…。何を見せたら客が喜ぶのか、それが分かるなら誰も苦労しねえんだよ、って言われちゃうよなあ…。
*1: あるいは逆に、動画の力を信じていた可能性もあるのだろうか。凝った作画を見せればそれだけで観客は驚いてくれるはずだよね? みたいな。
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以上です。