mieki256's diary



2022/07/26(火) [n年前の日記]

#1 [comic] 漫画を読んでた

漫画単行本を消化中。

「雑草家族」「10歳かあさん」「ブーゲンビリア 小路啓之短編集」小路啓之著を読了。2016年に46歳の若さでお亡くなりになった漫画家、小路啓之氏の作品群。「雑草家族」「10歳かあさん」は未完の状態で単行本化されているらしい。絵柄はともかく、極めて淡白というか、独特な台詞回しを感じる作家性で、帯や巻末で異才と称して紹介されていることに納得した。なんとも惜しい…。

「プラネットガール」大石日々緒、1巻を読了。事故を起こした宇宙船の回収カプセルを開けたら、そこに居たのは…。宇宙開発が絡んだSFファンタジー or SFミステリー、という分類でいいのだろうか。と思ったけど再度表紙を眺めたみたら、帯に日常系SFアドベンチャーと書いてあった。キャラの線は多いけれど、各コマは整理されていて、とても読みやすい漫画のように感じた。

「アイゼンフリューゲル 弾丸の歌よ龍に届いているか」原作: 虚淵玄、原作イラスト: 中央東口、作画: 七竈アンノ、1巻を読了。ドラゴンが存在する世界で、ジェット機の開発ストーリーを描くという基本設定、なのだろうか。原作は小説らしい。まるでイラスト集を見ているような感覚になるぐらいに絵は上手いのだけど、えてしてそういった絵柄の作家さんが描いた漫画は、漫画としては読みづらいわけで…。とは言え、こういう絵柄じゃないと、この世界観には合わないのかもしれないなと…。

「戦国機甲伝クニトリ」あさりよしとお著、1巻を読了。日本の戦国時代に巨大ロボットが存在して、それらが合戦で活躍していたら、という一風変わった設定の作品。ロボットは米(→酒→アルコール)を燃料にして動くという設定が秀逸だなと…。それはつまり各地の米の生産高が軍事力と直結する上、米を食料に回すのか、それとも軍備に回すのかと言う選択が戦国武将に絶えず突き付けられるわけで…。何のためにわざわざロボットを動かすのか、一体誰がそんな状況を作り上げたのか、といった話になってきて…。さすがあさりよしとお先生…。面白い設定を考える…。

「クラッシャージョウ REBIRTH」原作: 高千穂遥、キャラ原案: 安彦良和、作画: 針井佑、1〜2巻を読了。スペースオペラ小説「クラッシャージョウ」の漫画化作品。絵柄、コマ割り、擬音の類まで、かなり安彦良和先生のソレに寄せているように見えて感心してしまった。安彦先生は漫画を筆で描いてるらしいけど、そのタッチをペンで再現したのだろうか。妙なタイミングで何故かコミカルな表現を入れてくる安彦先生のソレまで再現してるように思えて…。いやはや、よくまあここまで…。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2022/07 - Next
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project