mieki256's diary



2022/04/10() [n年前の日記]

#1 [gimp][python] メカっぽいテクスチャを生成するPython-Fuスクリプトを修正した

メカっぽいテクスチャを生成する、自作のGIMP Python-Fuスクリプト (GIMP Python?)、sci-fi-texture-generator を修正して github にアップロードしておいた。

_GitHub - mieki256/sci-fi-texture-generator: Sci-Fi bump mapping texture generator with GIMP Script-fu.

sci-fi-texture3_pycairo.py をダウンロードして、GIMPのユーザフォルダ\plug-ins\ の下にコピーすれば、フィルター → 下塗り → Sci-Fi texture pycairo で呼び出せるようになる。事前に、1024x1024ぐらいで新規画像を作って、件のフィルタを呼べば結果が得られるはず。

今回、GIMPの描画機能を使わずに、pycairoで描画するようにしたので、生成結果が得られるまでの時間が圧倒的に短くなった。

ただ、pycairo による描画処理は1秒もかかってないのだけど、pycairoのサーフェイスをGIMPのレイヤーに変換する処理で時間がかかってしまって、そこはどうしても待たされる…。Python のようなスクリプト言語で、1024x1024ドットに対してループ処理で1ドットずつ変換していくのは荷が重いなと…。

スタンドアローン版も用意した。 :

ついでに、GIMPが無くても使えるスタンドアローン版もアップロードしておいた。Python + tkinter + Pillow + pycairo がインストールされている環境なら動くのではないかと。

_sci-fi-texture-generator/standalone at master - mieki256/sci-fi-texture-generator - GitHub

scifi_texture_generator_sa.py をダウンロードして、python scifi_texture_generator_sa.py で実行できる。

こちらは、Generateボタンをクリックすると1秒もかからずに次々に生成していけるので、ヨサゲなテクスチャに辿り着きやすいはず。

使用例。 :

生成したテクスチャを使って、他のCGソフトで利用してみた。

Aerialod という、画像を高さ情報として立体化するツールで読み込んでみた。

_Aerialod

ss_aerialod.png


blender 2.93.8 x64 LTS 上で利用してみた。

バンプマッピングをしてみた例。




ディスプレイスモディファイアで使ってみた例。

output_displacement_test01.png


MicroDisplacements で使ってみた例。

output_microdisplacements_test01.png


一応、.blendファイルもzipにして置いておくので参考になれば…。

_bump_test01.zip
_displacement_test01.zip
_microdisplacements_test01.zip


バンプマッピングその他のやり方については以下を参考にした。ありがたや。

_Blender Bump(バンプ)とNomarl mapの質感の違いを比較 - TomoGのごちゃまぜ倉庫
_【Blender】Bumpを使用した質感表現の方法 | けものこばち
_【バンプマップ】テクスチャで凹凸を描く方法 / 画像のピクセル感を軽減する【Blender】 - 忘却まとめ

_Blender Displacement Mapの使い方!テクスチャ模様をメッシュに適用する - TomoGのごちゃまぜ倉庫
_【Blender2.9】表面を複雑に変化させる:ディスプレイスモディファイアー | Vtuberの解剖学
_Blender : テクスチャマップを理解する : ディスプレイスメントマップ-YATO NOTE

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2022/04 - Next
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project