2016/11/18(金) [n年前の日記]
#3 [zatta] 仕事で殺されそうになったことがない人が言ってるんじゃなかろうか
某企業の「取り組んだら『放すな』、殺されても放すな」というソレが、なんだか気になってて。
前々から、たまに言ってるけど…。本当に死にそうな目に遭ったことがない人ほど、不用意に「死ぬ気でやれ」とか口走ってしまうもんで。本当に死にそうな目にあった人なら、「いや…そこまでやらんでええよ…ていうかそういう精神状態になったらダメだろ…それもう負け戦確定だから…」とモニョモニョしちゃうはずで。
例えば、太平洋戦争中に戦地に行って大変な思いをした人達は、「もう1回戦争やりてえなあ」とか言ったりしないわけでね。戦地で片腕無くした水木しげる先生だって「戦争はいかんですよ。腹が減る」と言ってるし。 *1 「戦争しようぜ!」と口走るのは、戦地で地獄を見た経験が全然無い人だったり、どこか壊れちゃった人だったりするわけで。
本当に酷い目に遭った人は、そういうことを言わんのですよ。そのように考えると、「殺されても放すな」という文を書いた人は、これはほぼ間違いなく仕事で殺されそうになったことが無い人だよなと…。そういう人だから、そういう文を書けてしまう。ていうか実際に殺されてたらその一文は書けないし。<オイ。
もし、本当に仕事で殺されそうな目に遭った人なら、「いやいやいや、殺されそうな状態なら仕事なんかさっさと捨てなきゃダメでしょ。仕事どころじゃねえよ。全ては命あっての物種だよ? 生きてるから仕事もできるんだよ? 死んだら仕事もへったくれもないだろ。只の馬鹿だろ」ぐらいのことを言ってくれるんじゃないかと。
まあ、「アレは、物の喩えというか、あくまで仕事に取り組む意識やスタンスの話で…」「君は空気も読めないのか…」とか言い出すのだろうけど。スタンス云々でそういうアレな文を書いちゃう時点で、この人たぶん本当の地獄は見てないな、自分では見てたつもりになってただけの人だろうな、と思えてくることに変わりはないわけで。
てなわけで、「死ぬ気で」とか「殺されても」とか平気で口走る人達の言に耳を傾ける必要は一切無いよな、真に受けちゃダメ、ていうかそういう人種とはちょっと距離を置いたほうがいい、下手するとマジにこっちが殺されるし、てなことを自分は思ってしまうのでした。
前々から、たまに言ってるけど…。本当に死にそうな目に遭ったことがない人ほど、不用意に「死ぬ気でやれ」とか口走ってしまうもんで。本当に死にそうな目にあった人なら、「いや…そこまでやらんでええよ…ていうかそういう精神状態になったらダメだろ…それもう負け戦確定だから…」とモニョモニョしちゃうはずで。
例えば、太平洋戦争中に戦地に行って大変な思いをした人達は、「もう1回戦争やりてえなあ」とか言ったりしないわけでね。戦地で片腕無くした水木しげる先生だって「戦争はいかんですよ。腹が減る」と言ってるし。 *1 「戦争しようぜ!」と口走るのは、戦地で地獄を見た経験が全然無い人だったり、どこか壊れちゃった人だったりするわけで。
本当に酷い目に遭った人は、そういうことを言わんのですよ。そのように考えると、「殺されても放すな」という文を書いた人は、これはほぼ間違いなく仕事で殺されそうになったことが無い人だよなと…。そういう人だから、そういう文を書けてしまう。ていうか実際に殺されてたらその一文は書けないし。<オイ。
もし、本当に仕事で殺されそうな目に遭った人なら、「いやいやいや、殺されそうな状態なら仕事なんかさっさと捨てなきゃダメでしょ。仕事どころじゃねえよ。全ては命あっての物種だよ? 生きてるから仕事もできるんだよ? 死んだら仕事もへったくれもないだろ。只の馬鹿だろ」ぐらいのことを言ってくれるんじゃないかと。
まあ、「アレは、物の喩えというか、あくまで仕事に取り組む意識やスタンスの話で…」「君は空気も読めないのか…」とか言い出すのだろうけど。スタンス云々でそういうアレな文を書いちゃう時点で、この人たぶん本当の地獄は見てないな、自分では見てたつもりになってただけの人だろうな、と思えてくることに変わりはないわけで。
てなわけで、「死ぬ気で」とか「殺されても」とか平気で口走る人達の言に耳を傾ける必要は一切無いよな、真に受けちゃダメ、ていうかそういう人種とはちょっと距離を置いたほうがいい、下手するとマジにこっちが殺されるし、てなことを自分は思ってしまうのでした。
*1: 実際には水木しげる先生自身が言ったわけじゃなくて、先生が描いた漫画の中でソレに近い台詞が書いてある、という話らしい。
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以上です。