mieki256's diary - Web Board

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Subject: Re: MEGA-CD版シルフィードの謎技術についてもうちょっと想像
Date: 2014/11/24 09:07
From: 名無しさん

↑の方のようなwiki鵜呑み&垂れ流しは不毛。
管理人さんの非常に面白い思考実験にコメントされるなら、それ相当の論理的なお話しをしないと失礼です。

さて、「動画垂れ流し」の詳細が欲しいですね。
現在まで、「動画」の詳細が記載されているケースがありません。
例えば一枚一枚静止画のデータが存在するとか、こんな圧縮形式で格納されているとか。

「こちらの操作が画面に影響されるリアルタイム計算のポリゴンではなく、予め決まっている絵が画面に表示される」という意味では動画と呼んで差し支えないと思います。
問題はその中身であり、おそらく動画とは言っても今のようにmpegやH264のようなものではないのだと考えます。
私の記憶では、確かに当時の雑誌に、予め頂点計算された座標を元にリアルタイムにポリゴンを描画している「動画」だと書かれておりました。
あくまでメガCDがリアルタイムに「描画」するのであって、座標の計算はリアルタイムではないところがミソです。
この技法を、私を含め多くの人が、勝手に想像し今まで思い込むなんて不自然極まりない。
当時実際に活字になっていたから、今日「リアルタイムポリゴン描画派」が存在するのだと思います。
(しかし、ここのソースもどこにもありません。どなたか当時のbeepやメガドラFANを持っている人はいないのでしょうか・・・。)

ここからは楽しい想像のお話しですが、一般的なポリゴン座標計算で得られる(X、Y、Z)ではなく、最終結果の(X、Y)の平面座標と塗りつぶし色のデータのみをストリーミングしているのではないでしょうか?
開発機では実際に多くのポリゴン数のモデリング(これが5000ポリゴン)が動いているけど、計算結果はあくまで平面。
非常に遠くにある状態では1000ポリゴンの戦艦も、数点の頂点の白い塊になります。
しかも星の動きを見ていると、取得している座標は整数っぽいですね。
データ量は非常に少なくて済みます。
Zバッファを持たないため辺り判定は付けられないので、そこはわざわざ背景に合わせてコリジョンを持たせている。
そこに自機や敵機のリアルタイム計算のポリゴンを重ねている、と。

いやー、発売から21年経って、今なお議論されているとは!
ロマンですね〜。
動画云々はさておき、この音楽とカメラワーク、演出、今見ても文句なしにカッコイイですね。