mieki256's diary - Web Board

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Subject: Re: 「競争は悪とする教育がニート助長」 中山文科相語る
Date: 2005/03/12 20:56
From: けいと

> 「競争」が具体的には何を示すのか

個人的に簡単にまとめれば
「ハングリー精神」
と言う事なんだろうと思います。

> 最初から負けることが判ってて

そう判断してしまうこと自体を否定しましょうと言う事ですね。
最初から負ける、と考えるんじゃなくて、
なにがなんでも勝つ、と考えるようにしましょう、と言う事です。

最初から負ける、なんていう事はまずないわけです。
生まれたときはみんな一緒。
そこから如何に努力をしてきたか、に尽きるわけです。
もちろん才能、と言う事もありますが、
「勝てない競争はやらない」
という発想自体が軟弱だと思えるわけです。

「誰にでもいいところがひとつはある」「ナンバーワンよりオンリーワン」
なんて口当たりのいい言葉に慰められ、
ロールプレイングゲームのように
「いつかはハッピーエンド」「失敗したらリセット」「困ったら攻略本」
という、一見困難に立ち向かっているようでいて
その実は成功が約束された道しか歩くことができなくなっているわけです。
「逆境に立ち向かう」とか「不利な条件をものともしない」というような
状況におかれたときに
「なにくそ」と思う気力が育たない、と言う事なのでしょう。
この気力を育てるには「競争」が必要、と言う事です。

こないだは負けたが今度は必ず勝つ!!
という気力が今の子どもたちにあるのでしょうか。

昔の子どもたちは年代の違う人同士が遊んでいました。
だから、下級生は上級生相手にけんかをしても勝てませんでした。
鬼ごっこやかくれんぼをしても、
技術や経験、体力の違いでなかなか上級生には勝てません。
でも勝ちたい、と思う気持ちが遊びを通じて精神が鍛えられていくものです。
スポーツでも勉強でもライバルがいると上達が早いものです。

「勝てないからもういいや」
と言っても食っていけるのは先進国に住む人間だけです。
それ以外の人間やほかの自然界の動物ではありえません。

「働かなくても食べていける」
というのは一種の理想的な社会の姿だったのですが、
どうやらこれはありえないと言う事が分かってきたわけです。

ニートがどうこう言う前に、
職業さえ選ばなければ仕事はたくさんあります。
でも働きたくない、といった結果、
働いている人よりも豊かな生活が送れてしまう状況が正しいとは思えません。

> ゆとり教育の理念

個人的には
「学校の先生も週休二日させろや(゚Д゚#)ゴルァ!!」
っていう事だけだと思っていますが。

一人キャンペーン状態でしたが、
「学校週五日制」と呼ばずに「学校週休二日制」と呼んでいました。

土日に働く親も多いので
土曜の学校は助かるって言う声も多かったのですが、
学校は保育所じゃない、って言う話もあったような。