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大変面白く拝読いたしました。
以前全く同じテーマについて考え短編小説を書いたことがございます。その際は「大航海時代的に高値で売れるものを探し宇宙の海に乗り出した宇宙人が地球人の創作物に価値を見出しそれを採取に来る」というものでした。敵にならないレベルでしかもあまりに遠ければ侵略しようという気すら起こらないと思うのです。そう考えるとアニメなんかの宇宙人が概ねホモサピエンスと同じスケールなのは人類至上主義を裏返したような親切機能だと思います(SFだとスケール違うのもっとちゃんとありそうですけども)。
あとウルトラマンについては「いやーこれ自分たちのちっちゃいばんみたい! かわいいー! 」とかいう偏愛はあるのではないでしょうか。ミニチュアへの愛。ヒトが考えたんだから人型だというのを棚に上げて考えると、巨人であるウルトラマンが自分のミニチュアであり自分と同じような暮らしをちまちま営んでいる地球人に何らかの共感と偏愛とを覚えても不自然ではないんじゃないかと思われます。カミサマだって自分に似せてヒトを作ってそれを特別扱いしたわけですし、そういうところ、守りたくなる理由であってもそんなに変じゃないんじゃないかなぁ、などとフィギュア好きは思ってしまうのでした。
乱文失礼いたしました。
ネコタ斑猫 拝
> 「いやーこれ自分たちのちっちゃいばんみたい! かわいいー! 」
> という偏愛
面白い! なるほど、その設定はアリのような気が。
たしかにフィギュアを見て、そういう感想を持ってしまう場面があるなぁ…。
地球人より高度な文明を持っているからこそ、
そういう方面に関するマニアックさも高度なモノに達してる、
てな理由づけもできそうですね…。
…地球人の、ある種病的とされがちな部分を更に拡大して妄想していく、
という手もあるということなのかしら…。
>正月になると大挙して宇宙人が押し寄せる地球
「侵略行為をレジャーとして捉えている宇宙人」という意味なら前例がありますね。
>一家心中するために地球にやってきた宇宙人
「一家」を“社会”の最小単位として捉えるなら、心当たりがないですが、「全てを無に帰す為」系の侵略者の類型と思われるので、やはり前例がありますね。
>ウルトラマンが地球を守るのも無理がある。
仮に人間が“妖精”とか“小人”とかの、自分より卑小な知的生命体と接触したら、個人的感情から、何らかの形で保護しようとするのは特に不自然ではないと思います。
例に出てくる「昆虫型宇宙人」と「ウルトラマン」では、保護の方法や目的が違うだけで、どちらも保護していると考える事ができます。
昆虫型宇宙人:採取し、劣化を防ぐための処置を施し、保存するため
ウルトラマン:外部からの干渉を防ぎ、自然な状態で保存するため
過激派環境保護団体とマッド系生物学者の対立に巻き込まれてるような感じでしょうか。
> 保護の方法や目的が違うだけ
膝を打ちました。
たしかに、どちらも保護してると捉えることができますな…。
となると、宇宙人の種類によって、対処方法・方法論が異なる故に、
そこで対立・戦闘が起きる、てな感じで色々広げられそうな予感が。
なるほどなぁ…。
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