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> 子供はそこから一番遠いところに居るから
どうなんでしょう?
全体構成の主要部分を占めるとは思いますが、
それだけではないような気がします。
綾小路きみまろネタじゃないですが、
「死ぬ」「あの世」「ぽっくり」「ボケ」みたいなネタはお年寄りにも結構受けますよ。
もちろんネタ振りをする側もそれなりの人格者じゃないと駄目ですが、
いわゆる「つっぱり」「反抗」がどうにも出来ない年代、おおむね25歳以降でしょうか。
この辺になると「死」というものが生々しく感じられるようになってきて、
他人の死に涙したり、死を恐怖したりするようになるのではないでしょうか。
血気盛んなおにーちゃんたちも
「死ぬのなんか怖くねぇんだよ」とか言ってたり、
峠道で爆走しながら死んだりすることを「伝説」とかいって妙に敬ったり。
子供って、生きるエネルギーに満ち溢れているから
「死ぬとは思えない」「死ぬなんて考えられない」
っていう雰囲気なんじゃないかと思います。
それが20代半ばを迎え、体と心のピークを迎えたとき
今までは大人という頂上を目標に上ってきた子供が、
今度は「老い」「死」という下り坂を歩かなければならない
宿命にあることを知ったとき、
「死」というものを自覚するのではないでしょうか。
> 「死ぬ」「あの世」「ぽっくり」「ボケ」はお年寄りにも結構受けます
ホントだ! 言われてみれば。
そういや以前、父の実家にお邪魔したとき、
伯父・伯母がその手の冗談ばかり口にしていて、
聞いてたこっちはかなり気が滅入ってきた記憶が…。
> それが20代半ばを迎え、体と心のピークを迎えたとき〜
あー。たしかに。そのとおりな感が。
その手の言葉がフェイバリットじゃなくなる時期は、
後半、ではなく、中間に存在しているのですな。なるほどなぁ…。
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