mieki256's diary - Web Board

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Subject: Re: 紙芝居ゲームについてまだ悶々と考えている
Date: 2012/07/05 16:35
From: 名無しさん

いろいろあるので箇条書きで。
・長い長いと連呼しているが、めちゃくちゃ長い部類のFate/stay nightでさえ、文庫本でいったら十数冊〜せいぜい二十冊ぐらい。既刊の長編小説シリーズを一気に買うのと変わらない。
・漫画、映画、紙芝居など絵と音を基盤にしたメディアと比較しているが、こういったゲームは基本的には挿絵と音楽付き文芸と考えた方が近い気がする。
・声があれば演技ができるというが、声は昔は存在しなかった。Fate/stay nightも元々は声なし。
・文字なんか表示したくないのに仕方なく表示している、のではなく、文字が主のものとして、それに様々な演出を追加して発展したメディアである。
・既にノベルゲームという一つの種類のメディアなのだから、他の種類のメディアと長さが違うということを持って非難材料とすべきじゃない。週刊漫画作家が長編小説作家に対して長すぎると文句言っているようなちぐはぐさを感じる。
・「自分にはこの長さは合わない」と言えばいいのに、自分に合わない要素をそれだけで普遍的な欠点であるかのように主張するのは無理がある。
・シナリオの無駄を削っておらず、没もリテイクもないという考えが、どこかからか拾ってきたたった1枚の絵からの妄想にのみ基づいており根拠に欠ける。
・なぜ、量と体験がトレードオフであるのか。量が多く、それを読んでいる間ずっと素晴らしい体験ができるなら最高ではないか(もちろんそうでない場合も多いが)。
・こういったゲームにおけるユーザーの体験のためには、登場人物への感情移入が重要。そのためには一定のボリュームが大変有効。
・漫画っぽい画面構成でキャラクターが吹き出しでしゃべるノベルゲームも、テキストウィンドウがないノベルゲームも、既にある。
・立ち絵が惰性になってることが多いのは同意。

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