※ 投稿内容が、日記ページに反映されてない場合は、「日記ページ」で「完全リロード」してみてください。
( IEの場合:「Ctrlキー」+「更新」ボタン / NNの場合:「Shiftキー」+「更新」ボタン )
20年程前の話です。
当時のアニメ業界はOVAが流行ってました。OVAとは、オリジナル・ビデオ・アニメの略で
地上波や劇場公開された作品ではなくオリジナル作品のビデオテープによる販売。
漫画に例えれば、週刊誌連載されてる作品の単行本化ではなく、書き下ろし作品のようなモノです。
その中に、今までに無い作品ジャンルが生まれます「18禁アニメ」です。
「子猫ちゃんのいる店」とか「クリームレモン」なんかが続々と発売されます。
で、何せOVAですから、広告をバンバン打たないと知名度が上がらず販売も伸びません。
当然な流れからアニメ各誌に広告が載る訳です。
ここで問題がひとつ、「未成年も購入できるアニメ雑誌に18禁アニメの広告を載せるのは如何なものか?」
各アニメ誌の読者コーナーで議論が湧きまして、当時の編集部の見解はこうでした。
「アニメ雑誌に載せる広告は、編集部が決めている訳では無く、広告代理店に一任されております。
今後は、雑誌の読者層を考慮して相応しくないと思われる広告は、極力掲載しないようにします。」
出版業界の裏事情を垣間見た感じです。
つー事で、くだんの広告も広告会社が掲載する雑誌やスペースを決めてるから
雑誌社云々よりも宣伝効果の方が重視してて、商品を宣伝したい購買層(男or女性、年代層等)と
読者層のマッチングを優先するだろうから、ライバル誌でも掲載する場合もあるだろうね。
但し、出版業界は2大大手(講談社&小学館)があるから、白泉社の広告が
少年サンデーに載ったりはするかもしれないが、小学館の広告が少年マガジンに
載る事は無いかもしれない。
HNS Board-0.1.1 Copyright (c) by HyperNikkiSystem Project 2002