▲ PC LABO Menu


■ Java勉強日記 ■

なにぶん勉強中の身なので怪しい事をたくさん書いてると思います。
間違い・勘違いしてるところがありましたら、指摘していただけると助かります。
追記して修正しておきますので。よろしくお願いします。
下のほうが内容(日付)が新しいです。
目次



2001/07/01(日)--- Javaの勉強開始

そんなわけで、勉強の進捗具合を日記につけてみようかなと。



まず、Sunのサイトから、「J2SE 1.3.1」ってのをDLしてきました。34Mほど。
これに無料で使えるJavaの開発ツールが入ってるそうで。

そういや、自分の使ってるIE5.5SP1だと、CGIを介した.exe形式のファイルDLが上手くできない時があるんですよ。
情報を色々探したところ、ファイルヘッダーとやらが関係してるらしいのですが。
上記のサイトから肝心の.exeをDLする方法を見つけるまでにちと苦労しました。IE6になったら治ってるかなぁ…

( ̄□ ̄;)!!
今気がついたけど、NNでDLすれば良かったんじゃ…(爆)


ついでに、Borlandのサイトから、
「Borland JBuilder 4 Foundation」
ってIDEツール(統合開発環境)もDL。40Mほど。
どうせ後で触ることになるだろうし。

この「Foundation」版、ユーザ登録さえすれば無料で使えるそうです。
また、このツール自体が全部Javaで書かれてるらしく。
そのせいか動作が遅いという話も見かけました。


とりあえず、J2SEのインストール開始。
DLした.exeをクリックして、後はボタンを押してけば、指定のフォルダに解凍・保存されます。

インストール後、インストールしたフォルダ内のbinフォルダにPATHを通せば作業完了。
自分の場合はWin98なんで、c:\autoexec.batにPATH追加ですね。


まずはお決まりの「Hello World!」かと。
コチラのJava入門解説サイトを見ながら、エディタで打って、コンパイル。

が…動かない。
なぜだ…

どうも、
java Test
と打ちこむべきところを、
java test
と打ちこんでいたようで(爆)
class名とファイル名は、大文字小文字も含めて同じにせんといかんのですな。
1時間近くあーでもないこーでもないとやってましたヨ。トホホ


とりあえず本日は、上記のサイトを見ながら、ウインドウ表示するとこまで試してみました。
ちなみに、まだ中身は全然理解できていません(爆)
使用感ですが、なんとなく、〜/Tkを思い出しましたです。
[ 目次へ ]

2001/07/04(水)--- 画面にグラフィックが出たよ

前述のサイトのサンプルを打ちこんで試してる段階です。
今日は画面にグラフィックが出るところまで来ました。絵が出ると楽しくなってきますね。
でもコレ、1インター(1/60秒)で、どのくらいの描画ができるんだろう。
BG2枚+32x32を80枚ほど出せると嬉しいんだけど。MDがそのくらいだったので。
そのくらい出せればガンスターヒーローズが作れる…かも?(笑)

でも未だにソースの中身がサッパリわかりません(爆)
Object指向とは一体何だ、ってなところです。まだまだ先は長い。
[ 目次へ ]

2001/07/24(火)--- XP

随分と間が開いてしまいました。

また別の、Javaの解説サイトを読んでるところです。

そういや、WinXPからJavaVM(だっけ?)削られるそうで。
MS、えげつないなぁ。
これで普及の命運は尽きた…のか?

でも、情報処理第2種(今はたしか別の呼称なんでしたっけ?)の項目にJavaが入ってるから、一応触っておいたほうがいいのかな。
実を言うと、それを取っておいた方が何かと都合がいいのかな、思って勉強中だったりするのです>Java
[ 目次へ ]

2001/07/25(水)--- CLASSって何?

Javaの解説サイトを斜め読み。
classのメリットがイマイチわからない…
なんとなく某社の先輩方に教えてもらった、「obj」の概念に近いものがあるんだろうなと思うんだけど。
先人達はどうやってこんな概念生み出したんだろう。スゴイなぁ。
[ 目次へ ]

2001/07/26(木)--- オーバーライドとか

今日も解説サイトを斜め読み。
ってこんな日記の内容じゃ何の参考にもならんですね。
今、オーバーライドだかオーバーロードだかのところを読んでるところでし。

解説サイトのリストを入力、コンパイルしながら勉強してますが。
一応ブラインドタッチの練習も兼ねてたりします。
ローマ字入力ならお手のものなんですがねぇ。
ソース入力→アルファベットを均等に打つとなると、途端に手が迷ってしまうんですよ。
ホームポジションもポッチがないとわからないし。
ローマ字入力じゃなくて、アルファベット入力に特化したキー入力練習ソフトってないものかしら。
[ 目次へ ]

2002/11/24(日)--- JBuilder7

一年ぶりにこのページ更新してますね。なんだかトホホって感じです。


Borland JBuilder7 Personal をインストール。
ホームディレクトリが c:\windows でビックリ。お前は三流エロゲーか。
(↑Win9x系のみの動作。NT系はちゃんとユーザ別のホームディレクトリで設定される。)

ココのサンプルがコンパイルできません。
AddMonth()が見つからないとエラーが出てくる。何故?
[ 目次へ ]

2002/11/25(月)--- JAVA

ちょっとJAVAの勉強に夢中になってます。
それにしても、JBuilderの動作、遅いです。
全部JAVAで書かれてるそうですが…1GHzのCPUでこれではなぁ…
実用的な速度で動かすにはどれだけのスペックが必要になるのか。

1.4は速くなってるらしいけど、JBuilder+1.4SDK?は動作しなかったです。ガックリ
(2002/11/28追記:SDKじゃなくてJDK1.4って言うの?)
[ 目次へ ]

2002/11/28(木)--- GUIレイアウト

JAVA勉強中。
JBuilderでGUI部品を配置したのですが、思ったようにレイアウトできず困ってます。 Layoutをnullにしてしまえば自由に配置できますが、それではウインドウサイズを変えた時追従してこないし。 JPanelの中にJPanelを入れてなんとかしてますが、これで本当にいいのだろうか。

JBuilderのデザイナで、FlowLayout、GridLayoutを指定しただけでは思うように配置できませんが、 ソースの該当部分で表の割り方とかギャップ値を指定すると期待通りに配置できますね。
private FlowLayout flowLayout1 = new FlowLayout(FlowLayout.RIGHT);
private GridLayout gridLayout1 = new GridLayout(2,1,6,6);
みたいな。

(2002/12/11 追記)
JBuilderのデザイナ画面でも調整できることに気がつきました。 左下のウインドウ(各部品一覧TreeView)で、各コンポーネントに〜Layoutとかついてますが、 それらを選択するとプロパティが出てくるようですね。どこまで調整できるかは確認してませんが…


JFileChooserの右上にある、一覧表示、詳細表示のボタンがピクリとも動きません。 なぜだろう。Win9xで動かしてるからなのだろうか。トホホ
また、初期カレントディレクトリがc:\windowsでウンザリ。 カレントディレクトリは、setCurrentDirectoryメソッドで指定できると思うので、 いっそ独自に(自分の環境でしか動かさない事前提で)指定してしまおうかなぁ。 それとも .iniファイルもどきでも作ってパスを記録しておこうか。

(2002/12/11 追記)
new JFileChooser(); オブジェクトを用意する際、 new JFileChooser(" "); としておけば、 classファイル(or jarファイル?)の置いてあるフォルダが指定できるみたいです。 また、 new JFileChooser("c:\home") 等、パス名を指定しておけば、そこが最初のフォルダとして開かれるようで。 JFileChooserのコンストラクタには、パス名文字列を与える指定の仕方と、パス名を元にFILEオブジェクトを用意してそのFILEオブジェクトを渡す方法があるようですが、 どんな違いがあるのかはまだわかってません。
[ 目次へ ]

2002/11/29(金)--- 文字列操作とjar

JAVA勉強中。ネットの関連ページとにらめっこしつつ。

文字列操作がツライです。正規表現ぐらい使えるだろうと思ってましたが、甘かった。 まるでCで書いてるかのような。最初から終りまで全部自分で書かなきゃいけない。 正規表現云々は、1.4から実装されてるそうですが、JBuilder、JDK1.4では動かないのですよ。 Perlが如何に便利か再認識しました。

それでも一通り出来たので、jarファイルにまとめて、 エクスプローラからダブルクリックで動かせるように、と企んだのですが、 main.classが見つからないと言われてしまって実行できません。何故。
meta-inf/manifest.mf への記述の仕方がおかしいのだろうか。 それともクラスパス指定云々だろうか。
一応、Windowsの環境変数CLASSPATHは、autoexec.bat中で
SET CLASSPATH=
になってるのですが。これでいいのですよね?
[ 目次へ ]

2002/11/30(土)--- jar動きました

jar動きました。忘れないうちにメモ。

例えば、JBuilderで Test というプロジェクトを作って xxxx というフォルダに保存すると、
xxxx/Test.html
xxxx/Test.jpx
xxxx/src/test/*.java
xxxx/classes/test/*.class
てな感じでディレクトリが作られます。

xxxx/classes/ の下に、
meta-inf/manifet.mf を作成し、その中身を、
Main-Class: test.Test(改行を必ず入れる)
と書いて…(おそらく、<パッケージ名>.<mainの入ってるクラス名> なのだろう…)

DOS窓を開き、
xxxx/classes/ をカレントディレクトリにして、
jar cvfm Test.jar meta-inf\manifest.mf test\*.class
とすれば、
xxxx/classes/Test.jar というファイルが出来ます。

この jarファイルを別のディレクトリにコピーして、
エクスプローラからダブルクリックしてみたら起動できました。

ちなみに、jarファイルの中身を見るのは、
jar -tf Test.jar


JBuilderで、わけもわからず「クリーン」とか選んだら、 jarファイルもmanifest.mfファイルも消滅してしまいました。 どうやらプロジェクトと関係無いファイルは全部消してしまうらしいですね。トホ


ダイアログ表示に挑戦。
Dialogだと上手くいったけど、JDialogだと上手くいかない。むぅ


たまたまTextAreaを使ってみたんですが、右クリックでWindows標準のPopupMenuが出てきて、驚くと同時に、しまったと。
よくわからないものですから、AWTよりSwingを使うほうがいいのかなと思って、 本体のテキスト入力エリアをJTextAreaで作ってたんです…JTextAreaだと右クリック時に何も出てこないのですよ。 おそらくJTextAreaでPopupMenuを出そうとすると、自分でその処理内容を書かなきゃいけないのでしょうね。うわー面倒だなぁ。
でも逆に、独自のメニューを出そうとした場合は、自分でPopupMenuの中身を書けるほうが、都合が良かったりするのかな?
[ 目次へ ]

2002/12/01(日)--- AWTとSwingとPopupMenu

AWTとSwingの混在は良くないのですね。 Swing→AWTの順で描画していくので、それぞれが重なり合うような場面で問題が生じるのです。 JMenuBarの表示がTextAreaで隠れてしまい困ってたんですが、なるほどそういうわけでしたか。


PopupMenu、実現できました。 JTextAreaの MouseClicked, MousePressed, MouseReleasedのイベント時、 isPopupTrigger()でPopupMenuを出すべき場面を検出して、.show()で表示してやればいいだけでした。なんと簡単な。

「切り取り」「コピー」「貼り付け」「削除」「すべて選択」の処理についても、 .cut() .copy() .paste() .replaceSelection("") .selectAll() というそのまんまのヤツが、 JTextAreaのメソッド(正確にはJTextComponent)で用意されてました。簡単過ぎて拍子抜け。あ、嘘々。大変ありがたい話です。
[ 目次へ ]

2002/12/02(月)--- JDialogに与えるコンポーネント

JDialogがJBuilderのツールバー(?)に列挙されていなかったので、 「Dialog内のレイアウトはどうすればいいんだろう。ソースに直接書いて、地道にaddしていくしかないのかな?」 と悩んでたのですが、そのあたりをあらかじめJBuilderでレイアウトしておく方法がなんとなくわかりました。
UIにJPanelを追加して、その上に色々追加・配置しておいて…JDialogを生成するところはソースに直接書いて、 既に色々な部品を載せてレイアウト済みのJPanelを .getContentPane().add(xxxx) してやれば良いのでしょう。…本当にこれでいいのかな?


勉強していくうちにレイアウトの無駄がわかってきたので、もう一度最初から作り直してみました。 今まではJPanelをいくつも入れ子にして無理矢理レイアウトしていたのですが、 JSplitPaneやJToolBarを利用したほうが、画面も広く取れるし、スッキリしてるし、大きさも変えられるしで、いい感じになりました。

ただ、起動する度、それぞれの大きさが元通りになってしまうのが痛いですね。 そのあたりを解決する為には、やはりiniファイルみたいなものを作り、そこに記録して、 起動時にそれら設定ファイルを読みこんで反映させたりしないといけないのでしょうね。 いや、UNIX文化を考えた場合、iniファイルではなく .(ドット)ファイルに記録したほうが良さそうですか。
[ 目次へ ]

2002/12/03(火)--- HTMLの取得

java.net.*を利用すると、こんなにも簡単にネットからファイルを取得できるとは。 素晴らしい。頑張ればIrvineみたいなのも作れてしまいそうですね。JAVAって凄いのだなぁ。いや、JAVAが凄いんじゃなくてライブラリが凄いのかもしれないけど。

でも、ネットからファイルを取得する処理など、Perl、その他を使っても簡単に出来るのかもしれないなと思ったりもして。Perl/Tkを使えばGUIも提供できるし、似たような事ができそうな。 もっともPerl/Tkで作ると動く環境が限られそう。WindowsにPerlをインストールしていたり、ましてやTkモジュール入れてる環境なんて珍しいのでしょうし。 それにGUI部品のレイアウト作業も大変そうです。ソース変更→表示→各部品の配置状況を確認→ソース変更…を繰り返す事になって面倒臭いだろうな。


HTMLを取得して云々、という処理をさせてるんですが、このままだと画像ファイルを読み込んだ際におかしな動作をしそうです。 取ってきたファイルの種類を判別させて、txtやHTML以外は捨ててしまうようにしたほうがいいのでしょうけど。 まあ、使う側が気をつければいいだけの話だし、ていうか自分しか使わないツールになりそうだから、ていうか面倒臭いからやらない(爆)


URL表記を抜き出す処理が全然出来て無いのです。 http://から始まり、URL表記に使われる文字が出現しなくなるあたりまでを取り出せれば上手く処理できるのではないかと予想はしてるんですが。 しかし「該当文字が出なくなるまで」という処理をどう書いたらいいのか。 というかJAVAの中で使われてる文字コード(Unicode?)がよくわかってないので、「該当文字」がどの範囲になるのかがわからない。
また、charAt()でint値を取り出すのはいいけれど、それをどうやって文字に直せるのかもわからないのです。 取り出したint値をStringやStringBufferに付け足すと、数字が羅列された文字列になってしまう。どうすればいいんだ。


元々は画像処理したかったんだけど、なんだか途中で目的が逸れてきてしまってる…
まあ、勉強する動力にはなってるから、これはこれでいいか…
[ 目次へ ]

2002/12/05(土)--- ファイル入出力

ファイル入出力を追加してみました。
入力時はBufferedReaderを使ってみたりしたんですが、出力時はFileWriterしか使ってないのです。なんだか片手落ちですかね。

色んな解説サイトを見ながらこのあたりもやってるんですが、ファイル入出力に関しては色んな書き方があるみたいですね。 というか自分、ストリーム入出力とやらについて今一つ理解が進んでおりませんな。

というか、各サイトからのコピペだけでやってるような気がしてきた。
ま、最初はこんなもんじゃないかと。そのうち続けてれば少しずつ理解…できたらいいな。
[ 目次へ ]

2002/12/06(金)--- UnicodeとSwingでのCanvas

Unicodeを一覧表示するツールを作れば、Unicodeがどんな並びになってるかがわかるなと思ったのです。 それがわかれば、URL表記を取り出す処理を、もう少しきっちり書けそうかな、と。

というわけで、そういうツールを書き始めてみたのですが。やはり、int→String変換がわからず悩んでしまったのです。 そのまま変換すると数字の文字列になってしまう。 例えばint値に「128」という値が入ってると、追加される文字列が「'1' '2' '8'」になる。 私は、「128」という数値(文字コード)が表す、ただ1文字をStringに追加したいのですがね…うーむ。

ネットで情報を探してるうちに、そもそもUnicodeを一覧表示するサンプルがJDKのdemoの中に入ってることを知りました。なんてこったい。自分でわざわざ作る必要なんかなかったよ。ギャフン

int値→String変換の処理を、demoではどう書いているのかチェックしてみました。
ソースを見る限りでは、char c[] = new char[1]; という感じで、1文字だけ入れられるchar配列を作り、c[0] = (char)(int値) てな感じで代入してますね。 たしかに、char配列にさえなっていれば、Stringに変換する事も容易ではあります。なるほど、そういう手を使うのか。
感心(?)した点がもう一つ。自分の場合、文字を JTextAreaに書こうとして表示位置がグチャグチャになってしまってたんですが(半角文字と全角文字では横幅が違いますから)、 demoでは、Canvasの上にグラフィックとして文字を描いていて、思わずなるほどと。 たしかにそれなら、各文字の表示位置調整など深く考えずにすむわけで。座標をそのまま一定量変化させていくだけですから。

せっかくですから、demoのソースを参考に、作り始めてしまった自作Unicode一覧表示ツールを完成させよう、と思ったのです。demoはAWTを使っていましたが、これをSwingで書いてみようと。 しかし、そこでまた悩んでしまいました。SwingにはJCanvasなんてものはない。Canvasコンポーネントに相当するものが用意されてないのですよ。さあ、困った。 AWTのCanvasと混在させれば…というわけにもいきません。Swing→AWTの順で描画されますから、利用してるSwing-JComboBoxの表示が、AWT-Canvasの表示で隠されてしまいます。

色々検索してみてわかりました。Swingで、AWTのCanvasらしきものを用意するには、JComponentやJPanelを使うのが一般的なのですね。 また、paint()ではなく、paintComponent()とやらを書くほうが良いらしいとも見かけたのですが、自分の場合、paint()を書いても動きました。 ただ、paint()の最後でrevalidate()なるものを呼んでますが。

ひとまずツールも出来たので、Unicodeの一覧表示を眺めてみました。どうやら0x0000〜0x007fあたりに通常の半角文字(ASCIIコードってやつなんですか?)が並んでるようですね。 となると、文字列中から「http://」という部分を検索後、その後方をcharAt()で1文字ずつ取り出し、0x0021〜0x007f以内の文字かどうかをチェックしていけば、 大雑把ではありますが、URL表記部分についてはチェックができそう…かな?
[ 目次へ ]

2002/12/11(水)--- JAVAアプリケーションのヘルプファイル

大概のWindowsアプリでは、メニューからヘルプを選ぶと、ヘルプファイルが表示されます。 WinHelp形式(.hlp)だったり、HtmlHelp形式(.chm)だったり、HTMLファイルをブラウザで開かせて、などがあるわけですが。

というわけで、現在作成中のJAVAアプリケーションでも同様の事をしてみたいと思ったのです。
実際にはヘルプファイルで説明しなければならないほどの処理や内容ではありませんが、 一応そこまでやっておけば、アプリを作る手順を一通り踏んだことになるのではないかと。
できれば、Windowsでしか通用しないWinHelpやHtmlHelpではなく、より汎用性(?)のある形式での作成を体験してみたいところ。JAVAアプリケーションですし。
そこで、
・JAVAアプリケーションでは一般的にどういった形式でヘルプファイルを用意するのか
・どのようにそれらファイルを開くのか、
についてネットで検索してみたのです。

ところが。それら情報を全く見かけないのです。これは一体どういうことなのでしょう。

いくつかそれらしい情報にはぶつかったのです。
最初に目に付いたのは、javadoc。 しかしこれは、ソース中に記述されたコメント部分を抜き出してHTMLに変換するツールで、クラス動作についての説明文書を作る為のもの。 エンドユーザ向けの文書ではなく、プログラマー向けの文書を作るツールでしょうから、これは違うなと。

次に目に付いたのは、JavaHelp。これが正解かと思ったのですが調べるうちにどうも違和感が。 なんでも、JREとはまた別に、SunのサイトからJavaHelpを表示するためのjarファイル(jhall.jar?)をDL・インストールしなければいけないらしく。 JREをDL・インストールさせるだけでも多少ハードルになってるわけですが、 更に、ヘルプを表示する『だけ』でも、新たなDL・インストールを要求するなんてちょっと考えられない。故にコレも違うのではないかと。 (もっとも、「将来的にはJavaHelp閲覧に必要なファイルもJREに含まれるのではないか?」という希望的観測(?)も目にしましたが。 それとも最新版のJREでは既に含まれていたりするのでしょうか。JBuilder7使うために1.4.xはアンインストールしちゃったからわからないんですが…)

それならば、説明用のHTMLを用意してブラウザで開かせることはできないだろうかと。 しかしそういったやり方について言及してるページも全く見つからず。 考えてみれば、ブラウザがインストールされてるかどうかなんて環境によるでしょうし。 そういう方法はあくまでWindowsに特化したやり方であって、JAVAでは推奨されない方法なのでしょうか。



今更な話かもしれませんが…
もしかするとJAVAというものは、そもそもアプリケーションという形でエンドユーザに提供する事を考えてないのではないか、と思えてきました。 あくまでAppletの形態…HTMLに貼り付いてる形で提供する…それがまず開発者・提供側の姿勢としてあるのだろうかと。 Appletであればヘルプファイルは用意しなくて済むでしょう。貼り付けられたHTMLに操作説明を書いておけば事足りますし。 故に、ヘルプファイル表示について誰も考慮しないのかなと。
もしくは、JAVA関連の開発者達は、まだ処理内容を書くこと、仕様を煮詰めることに精一杯で、 エンドユーザに操作手順やソフトの機能について如何にわかりやすく説明するか等、考慮するところまで来てないのではないか、とも。

GUI部品がこれほど多く用意されていて、それらの使い方についても説明してるページがたくさんあるのに、 ヘルプファイル関連については全く情報が無いのは、どうもおかしいです。
ヘルプファイルすら用意できない、あるいはファイルがあったとしても表示する為に新たなハードルをまた一つ越えさせるなんて、 エンドユーザに対して「JAVAなんか使うな」と言ってるようなもの。普及させたいと思ってる者がすることじゃないし。
すると、ヘルプファイルを用意することを全く意識しなくて済む何かが、JAVAにはあるのではないかとも。 なにぶんまだ勉強を始めたばかりなので、それが何であるのかはわからないんですが。何か理由があるのでは。 そうでもなければこの現状には納得しかねます。 Windowsアプリであれば必ずどこかで触れるであろう「必要不可欠」な部分に、JAVAプログラマーはなぜ誰も触れようとしていないのか。


ヘルプに相当するテキストファイルを表示するとか、そういった方法なら楽に実装できそうなんですけど。 でもそれではDOSアプリと変わらない。「GUI」操作をさせながらヘルプは旧態依然の「PlainText」では頓珍漢ですよね。 (とはいっても、Windowsアプリにもそういうのがたまにありますけど…)

JAVA=プログラマーだけが楽しむ玩具、といった位置付けであればヘルプが無くても問題無いのかもしれませんが。 優秀なプログラマーなら、「readme.txtがあればヘルプなんていらん」「--help で簡易説明が出てくるだけでいい」と思うのかもしれない。
(私はなんちゃってプログラマーだから、ヘルプとかmanとか欲しいですけど。 しかも英語赤点だった人ですから日本語訳されてないと泣きが入るという… (;´Д`) )


それとも、私が知らない、見つけられなかっただけで、「ヘルプについては、普通(あるいは現状では)こうするのが妥当」という方法があるのかな。 ていうかそれが一番可能性が高いのですが。ヘルプファイルを用意することを考えてない状況なんて今時あり得ないだろうし。 PC-98やX68Kの時代ならいざ知らず。(いや、あの当時でもPlainText以上の情報量を各説明文書に持たせる場合が多かったように記憶していますが。)

しかしどういうヘルプファイルの形式がJAVAでは一般的なんだろう?
それともやっぱりヘルプファイルを用意せずに済む素晴らしい何かがJAVAにはあるのか?
うーん、わからん。誰か知りませんか?


ちなみに、JavaHelpで用意するのであれば、SmartDocてのが良さそうだと知りました。 SmartDoc形式で書いておけば、HTML、LaTeX、JavaHelpなど色んな種類の文書形式に変換できるそうで。 あちこちで「SmartDocは(・∀・)イイ!」的コメントをたくさん見かけました。 ソース記述は <program>〜</program> みたいな「いかにも」なタグで挟むとか、CSSでコンソール出力の様子を再現できたりとか、 なんだかかなり良さそうですって自分本来評価すべき部分からズレたところにばかり目が行ってますかね?

関係無いけど、SmartDocなる名前のソフトは他にもあるそうで。検索したらPalmなる単語をやたら見かけるのでちょっと混乱してしまいました。
ていうかPalmってなんだろう? 何が出来るアイテムなの? ポケコンみたいなもの?<ネタが古い
[ 目次へ ]

2002/12/14(土)--- ひとまず完成、ということにしておこう…

ヘルプ作成は諦めました (;´Д`)
課題が残ってしまったなぁ…
いや、Javaについては他にも課題だらけですが。

というわけで、ひとまず完成、ということにしておきます。
こんなの何に使うんだ、なんて声が聞こえてきそうですが、
たまに必要になる場面があるのです。ごく稀にですけど。
また、あんなページ作るほどのものではないですが、
これも将来の為の練習とでもいうか。って何の練習なんだか。

そういえば先日…比較的前の号のOh!Xを見たら、
似たような処理をするプログラムが「サンプル」として載ってました。
こんなに時間がかかりながら、あくまで「サンプル」と同じ。ぎゃふん
…いいんです。勉強なんですから。ええ。しくしく。

これでようやくスッキリしました。
さて、絵を描かねば…
[ 目次へ ]



▲ PC LABO Menu