精霊士−5

水那神 冴子みなかみ さえこ/精霊士(2003.5.4 UP)

テーマ『背景効果におけるマスキング剤の使用法』という事で、マスケットインクで遊んでみました。
マスケットインクをラバークリーナーで剥がす際、軽く擦ると半端にゴムがめくれて変な模様ができるので、それを応用。
水の表現に使えるかと思ったけど、角度と範囲の調節が難しいですね。直線的な流線になってしまいます。
うまく色彩のグラデーションと組み合わせればかなり効果的に使える可能性はありそうですが。
水球っぽいブツの表現はまだまだ。何だか水銀くさいですな。コントラストいじったからここだけ紙目がはっきり(-_-;)
フォトショのクロムフィルタで描く方法だとアナログ絵と喧嘩しちゃいそうなんで止めました。

(恒例の)キャラについて。水を司る精霊士。シリーズ1の正統派クールビューティ。
外交官の家系に生まれたお嬢様で、祖母は世界的バレリーナ。ロシア・イギリスの血が混ざっている、5/8日本人。
主な特殊能力は『コピー』と『読心』。『治癒』の能力もアリ。『水』から連想される技ならなんでもOK。
表面上の形態反射はできるけど、内面ではあまり感情が変化する事がなく、そんな自分の冷たさを嫌ってる。
『コピー』の特殊能力故に『自分』がないと思い込んでる節があるが、実際はかなりの芸術的センスを誇るキャラ。
上の絵で何か苦しそうな顔してるのは縮小のせい。決して姿勢が辛いからとかではありません(^_^;)


使用した紙:アルシュ(B5)
使用画材:透明水彩・水性マーカー・アクリル絵具・Photoshop5.0J
使用フォント:Times New Roman(確か)


前之絵   オリジナル絵目次へ戻る   次之絵