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究極的には、全員自営って言うことなんだろうと思いますよ。
つまり、誰も助けてくれない。
金がなくなったら死ね、という世界ですな。
自然界の掟どおり。
案外これが正しい姿なのかも。
それとは別に、個人でできることには限界があるので
団体戦をしようと思ったとき
報酬の分配やリスクの分散はどうすればいいの?
って言うところにぶつかるわけです。
自営業者は、
リスクもリターンも独り占め、って言うことなんだと思います。
本は自分の金と時間で読め、でもそこで得た力は会社に差し出せ、
って言うのはどっちもどっちでしょう。
労働側は、実力がなくて会社から追い出されるリスクが
雇用側は、投資に見合うリターンが得られる保証がないわけです。
今の世の中は
リターンを増やすことではなくて
リスクを如何に減らすか、というところだけに
ポイントが絞られているので居心地が悪いんでしょう。
雇用にしても、年金にしても、子育てにしても、老人介護にしても、
結婚(非婚)にしても、少子化にしても。
みんなできれば誰かにやってほしい。
でも、お金も出したくないし、血も汗も流したくない、と。
つまるところ、弱者保護が行き過ぎなんだと思います。
パートやアルバイトで働くより、生活保護もらった方がいいとか
年金もらうより生活保護もらった方がいいとか
自分が悪いんだけど、悔しいから慰謝料請求しよう、とかいうのは
その典型例でしょう。
強い人がいてこその弱者保護だって言うことを改めて考えるべきでしょう。
全員弱くなったら助けようがないわけですし。
このバランス感覚が難しいわけですが、
資本主義やる以上、生贄になる人が絶対に必要。
で、誰が生贄になるか、ということで今みんな汲々としているわけです。
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