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ドイツのマイスター制度は、日本でいうところの師弟制度に近いものなんだろうなぁ。
夢多き若手を師匠は、タダ働きでコキ使えるけど、衣食住の面倒と
技術を身につけれる環境を提供しつづけ、次世代を担う人材育成する義務がある、、みたいな。
オイラも世間から職人と見られる世界に属してるのですが、自分が考えるに
こうゆう「マイスター制度」とか「師弟制度」なんかは、個人の才能とか素質よりも
努力がモノを言う世界でないと成り立たないと思う。
つまり、何十年も修行しないと一人前になれない職人的業種じゃないと制度の意味が無い。
更に、そうゆう職人が必要とされる社会ってのは、技術が円熟期になってて
社会の価値観の変化が少ない状態で、例えば江戸時代における大工とか。
今は、どの業種も機械化や省力化されてて、何十年も修行して身につけた技術を
もってしないと実現出来ない事って少ない。大概は
『経験の少ない素人でも、この最新機器とマニュアルさえあれば、プロ顔負けの仕事が出来ます』
だから、そりゃマイスター制度も師弟制度も無くなるわな。
> 個人の才能とか素質よりも努力がモノを言う世界でないと成り立たない
> どの業種も機械化や省力化されてて、何十年も修行して身につけた技術を
> もってしないと実現出来ない事って少ない
なるほど…。
確実に、楽に、大変な作業をこなせる状況を作ろうとした結果、
人間自身が手につけた技術の価値が軽くなってしまったというのは、
なんというか…考え込んでしまいますです。
でもまあ、仕方ない流れなんだろうなぁ…
人も物も質が墜ちてしまうよ。そうなったら終わりだ。
ドイツのマイスターは、やっぱりあった方がいいんじゃないかな?
その国にとって、一番いい方法だろうし。
グローバル化は、駄目にしてしまうよ。ドイツも日本も。
マイスター制度や、日本の技術伝統はそれぞれの誇りだっただろうし。
それがなくてもいいなんて、言ったら存在の価値感がなくなって
希望がなくなる。
海外の安物が、失業者を増やし健康に害を及ぼしているし。
もはや、世紀末でしょ?
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