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■ Digitalモノネタ2 ■



2002/12/28(土)--- Netscape7.01

Netscape7.01をインストールしてみました。

インストールしたそのままの状態では、使い難くてキレそうだったんですが、
マウスジェスチャー、タブブラウザ拡張のアドインを入れたら、いきなり使い易くなりました。
窓の杜大賞を取ったSleipnir並みですね。かなり快適。素晴らしい>Mozilla関連

もしもこの操作感がLinux上でもそのまま実現されるのであれば、
Windows+IEを捨てる事ができるかもしれないな、と思いました。
セキュリティホールに怯える日々(?)にさよならグッバイかも。
後は、例えばIrvineのようなソフト…
ブラウザとの連携が楽に出来るDLソフトがLinuxにも存在すれば良いのですが。
そのあたりまで揃うなら、ネット利用に関してはLinuxで充分な気がします。

と思ったけど、
.rm , .ram , .wmv , .mov , .swf 等のファイルは、Linux上ではどうなるのでしょうね。
特に .swf=FLASHは、最近、猫も杓子も使ってますし。
万が一それらデータは満足に再生できない、なんて状態では厳しいな…



来年6月にはWin98のサポートも切れ、セキュリティホール等も放置であろうと予想されるので、
せめてネット接続時だけでも問題の少ない環境を導入して自衛するしかないだろう、と思っているのです。
それ故に、Linuxへ移行できるかどうか検討し始めているのですが。

安定性と利便性さえ得られれば、MSのOSなど導入する必要はどこにもないけど、
現状のLinuxは果たして快適に使えるのか、利便性が得られるのか。その点がどうも不安。

しかし、少なくともブラウザに関しては、
Mozilla系でなんとかなりそうな様子が見えたので、ちょっと嬉しいです。

2002/12/15(日)--- CSS

いつの頃からか忘れましたが、妙なフォント指定をしているWebページを頻繁に見かけるようになったのです。 例えばこんな感じとかこんな感じで。 前者はともかく、後者などは文章を読むことすら不可能ですね。
ただ今までは、「こんなフォントを指定するなんて、世の中には奇天烈センスなWebページ制作者が居るのだなぁ」ぐらいに思ってたのです。 ところがMSのサイトにおいてすら同様の表示を見かけてしまい、さすがにこれは変だなと。

検索してみたらわかりました。 コレですね。IEのCSSに関するバグ。
CSSでfont-family指定をする際、総称フォントファミリ(serif,sans-serif,cursive,fantasy,monospaceなど)しか指定していないと、 欧文フォントに関しては正常に表示されるものの、日本語フォントに関しては不適切なフォントを使って表示されてしまう可能性が高いのです。
それでもまだ、一応読めるフォントが偶然使われたならさほど問題はないわけですが、 今回のように「読めないよ」「読みづらいよ」的な日本語フォントをIEが選択してしまったりすると被害甚大。
まあ、知ってる方は既に知ってる話で…自分は今頃知りましたが(爆)

フォント構成を色々変化させて実験してみたのですが、どうやら「Windowsインストール時そのままのフォント構成」なら、 おかしな表示もされない模様…って「MS ゴシック」や「MS 明朝」あたりが使われるのですから当たり前ですね。 どっちを使われても「読める」ことに変わりはないわけで。

ですが、今時Windowsに日本語フォントを後から追加しない人なんて果たしてどれだけ居るのでしょうか。 ワープロ、その他のソフトを購入すれば、大抵は追加可能な日本語フォントがついてきますし、 ネットでもフリーの日本語フォントがいくつか入手できる状況だったりするわけです。 フォントの追加方法もわからない初心者であればいざ知らず、このような状況下で日本語フォントを追加していない環境のほうが珍しいのではないでしょうか。
ですが、そうしてフォントを追加してしまうと、IEはそれら追加されたフォントを、IEの開発者しか知らない謎のアルゴリズムで、選択・使用してしまう。 こうなると、あとはIEが、「さほど苦もなく読めそうな」フォントを「たまたま偶然」選択してくれることを神に祈るしかない。

つまり、こういうことです。
「Windows+IEでCSSを使ったWebページを見たければ、 俺達にはオリエンタルでミステリアスにしか見えない邪魔臭い日本語フォントを、 何一つWindowsに追加しちゃいけないぜベイベエ、わかったかよジャップども!」
…これが日本人に対するゲイツ氏からのメッセージなのですよ。

ブチ切れそう。



ではどうしたら解決できるのか。
…「MSがIEのバグを取る」のが本来あるべき姿ですよね。

総称フォントファミリは「どんな酷い環境でも最低限このくらいのフォント種類は用意してたりするよね?」という指定なわけですから、 その「最低限」な状態すら用意してないIEが異常なのです。 また、それらフォント種類が用意されてなかったとしても、通常使ってる標準的なフォントを割り当てればいいだけの話。 なのになぜそこで、滅多に使わないフォントを中身も知らないくせに使い始めるのか。わけがわかりません。

また、MSの取れる対策をちょっと考えただけでも、
  1. IE配布時に、各総称フォントファミリに対応した日本語フォントも一緒に追加配布して、それらのフォントを決め打ちで使う。
  2. 総称フォントファミリにどのフォントを対応させるか、ユーザが任意に指定できるような項目をIEのオプションに追加する。
  3. 総称フォントファミリにどのフォントを対応させるかの情報をレジストリにこっそり記録しておいて、問題が出た場合のみそれらレジストリ値をユーザに調整させる。
…等のどれか一つでも行えば問題解決ですし、どれも容易に実現可能なはず。(例えばMozillaは2番を実装することで対応してるそうですし。) 
タコの自分ですらこのようにスラスラと解決策が思い浮かぶのですから、 MSに勤務していらっしゃる非常に優秀なプログラマーの方々でしたら、もっと美しく簡単な問題解決の方法も浮かんでくることでありましょう。 …なのになぜ、このようなしょーもないバグを、いつまでも放置してるのですか?>MS

もっとも、MSは米国企業ですから、「アジアの黄色い猿どもがどれだけ困ろうが私達白人様の知ったこっちゃナイデース」 てな感じでいつまでたっても事態が改善されないのかな、とも。


となると、ユーザ側、もしくはCSSを使う側で対応するしかないわけですが…


ユーザ側で対応って言っても…
追加した日本語フォントを削除するぐらいしかなく。
もしくはIEを捨てるか。


CSSを使う側で対応って言っても…
font-family指定を一切行わないか、
あるは指定する際に、Windows、Macに必ずインストールされてるフォント種類を総称フォントファミリの前に併記しておくぐらいしかないわけで。


いずれにせよ、現在の日本国内においては、 といった状況ですから…

現状でfont-familyに総称フォントファミリしか指定してないというのは、

「Windows+IEユーザは全員お断りダヨ!」
「このページを誰も読むんじゃねー!」
「読みたければ、貴方のWindowsに追加した日本語フォントを全部削除しなさい!」

と主張してるに等しいわけです。
ページ制作者本人にはその気が全くなくても、結果的にそうなってしまうのが非常に怖いところですね。


というわけで、font-familyの指定をしてる方は注意していただけないだろうか、ていうか、頼むから注意してよ、と思うのでした。
本来はCSSを使う側で注意すべき事じゃないのですが。ちゃんと正しい指定をしてるわけですから。しかし現状を考えるとCSS利用者が対策を打たざるを得ない。 それもこれもMSのせいです。

ページ制作者が全く意図していないのに、 こんなのとかこんなので表示されてるなんてガッカリですよね。 しかも、何も知らない閲覧者に「こんなフォントを選ぶなんて、この人素敵なセンスしてるなぁ。クスクス」と笑われてたり、 「コイツは客に文章読ませるつもりもないのか!」と憤慨されてるかもしれないのです。なんだかなぁ。


(WinXPでは症状が出ない、という話も目にしましたが、もしかするとWinXPには新規に追加されたフォントがあり、それらをIEが決め打ちで使ってるのかな、という気もします。 しかしだとすれば、IEの動作環境にWin9xも含まれている以上、IE配布時にそれらのフォントも追加配布する方法を用意しておくか、 OSの種類によってこのあたりのIEの挙動を変更しておくべきでしょう。
当方もWinXPを持ってれば検証できるのですが…というかXPのフォントファイル構成だけでも情報として持っていれば現状でも多少の検証は可能かもしれませんが。 試しに当方のWin98のフォント構成を一応出してみます。こんな感じです。 このリストの中に存在しないが、WinXPには存在する…そういう日本語フォントファイルがあったとすれば、それらをIEが使っているが故に問題回避できている可能性もあるかと。 更にそのフォントファイルを症状の出ているWindowsにインストールして症状が消えたら、まさしくビンゴでしょう。)

(WinXP以外にも、MS-Officeをインストールしてる環境によっても違いが出てくるのかもしれません。 残念ながら当方の環境はWord98しかインストールされていないので確認のしようもないのですが。 もしWinXP同様、最新MS-Officeでも新規にフォントが追加されていたら…という可能性もありますね。)



しかしそもそも、CSSでfont-familiy指定を使ってる方に尋ねてみたい気もするのですが…
フォントの種類を指定し、文字の見た目を変えることで、一体何が得られるんでしょう。 フォント種類に凝ってみた結果、文章すら読めないページが万が一閲覧者に提供されてしまったら、プラスどころかマイナスにしかなりませんし。 そのページにどれだけ価値ある情報が詰まっていたとしても、そもそも読めないのではゴミファイルも同然。 そんな危険を冒してまでフォントの種類を指定する意味が、現在果たしてどれだけあるのだろう、とも思うのですがどうなんでしょう。

もっとも、それもこれもIEのバグが全ての元凶。 IEが、font-family指定をしてる方々のページを、片っ端からゴミファイルと化していく。そういう可能性をIEは持っているわけです。腹立たしい話ですね。
かといって「IEを捨てよう」と主張するのにも無理がある。大半の方々はIE(あるいはIEコンポーネント使用のブラウザ)を使っているのが現実ですし、 別のブラウザに乗換える可能性も現状では低いでしょう。口惜しいところです。


バグがある事自体は仕方ない事です。バグの無いプログラムなんてあり得ない。(自分も散々バグ残してきてますし。)
ですが、バグをバグと認めず、「仕様」だの「解釈の差異」だの主張して誤魔化して、隙あらば放置状態に持ちこもうとする…MSという企業はそこが非常によろしくない。
一体全体、MSは何をやってるのでしょう。

もしかして、日本語版IEのこういった動作について誰もMSに報告してないとか? だから修正されないのかな…?




ところで、検索してみてビックリしたんですが。           CSSに関して各ブラウザがバグを抱えたままなのですね。(情報集めた某所の方々はスゴイなぁ…)

CSSって、時期的にまだ使うのが早過ぎるのでは…?

とはいえ、使わなければバグもなかなか見つからないですね。
なんだか「卵が先か鶏が先か」的な話ではありますね… (;´Д`)


自分も以前はCSSについて勉強してましたが、各ブラウザの動作の違い、バグの回避に対応させるのにすっかり疲れてしまい、途中から「CSS使わない派」になってしまいました。 このページに微妙に残ってるスタイルシート指定は、昔勉強してた頃の名残りです。
(例えば、このページに画像を挿入するときは、<br clear=all>を入れないとダメなんです。 NN4ではline-heightを調整した中に画像を入れると表示位置がメタメタになる。嗚呼、面倒臭いですね (;´Д`)
もっとも、そもそもline-heightなんて、ユーザ側がブラウザに指示だして任意に調整させるべき項目じゃないかとも思うんですが…)



CSSといえば…
以前、どこかで書きましたが、CSSで小さ目のフォントサイズをガッチリ指定してるページをよく見かけますが、あの人種は一体なんなのでしょう。 閲覧する側としては非常に困ってしまうのですが。 文字色、背景色指定の酷さについては、ブラウザに追加した機能で調整可能だったりするので、まだ無視できる部分もあるんですが、 文字の大きさはガッチリ指定されると調整できない場合が多いので途方に暮れてしまいます。 仕方ないので、ページ保存してソースに手を加えて閲覧してみるとか、画面拡大ツールを起動してチビチビ拡大表示しながら閲覧とかしてますが…だんだん腹が立ってきます。 閲覧者にそこまで余計な作業を強要する彼等…一体何様のつもりなんでしょう。
おそらくページを制作した当人は、「小さい文字=カッコイイ」とでも思ってるのでしょうが、なんと薄っぺらな動機であることか。 実用性・機能性について思考を巡らす能力も無く、また閲覧される際の状況を想像する能力もない、素敵なお人柄(?)が滲み出てしまって、 結果的に、かなりカッコワルイ姿を晒してるようにしか見えませんよ…

誤解されると困るので補足しますが、「小さい文字=ダメ」と言ってるわけではないのです。「調整不可=ダメ」と言いたいのです。

調整可能な指定をすれば済む話なのですよ。なのになぜそこでガチガチに固める必要があるのでしょう。 そんなにも制作者の環境を閲覧者に強制したいのでしょうか。なんという傲慢さなのか。

CGを公開してるとか、デザインを公開してるとか、ビジュアル的な何かがメインで文章は付加的なものならばわかるのです。
しかしそれならば、比較的短めの文章、別段読まれなくてもいいような内容の文章を載せるに留めてほしい。 わざわざ長文を載せながら、文字は小さ目で読みづらく、しかも調整不可、文字色と背景色のバランスも悪く、背景には目がチカチカしてくるような画像では…。 何の為にそれら文章をあなたは公開してるのですか、と尋ねたくなります。


見た目に拘りすぎたあまり、閲覧者が読めない、読む事に苦痛を感じるページを公開してしまっているなら、本末転倒でしょう。




IEの挙動のバカバカしさにかなり腹が立ったので、つい長々とキーボードに叩きつけてしましました。申し訳ないです。
しかし現状では一体どうやって解決したらいいのだろう>font-familyにまつわるバグ
一瞬キレてフォントのほとんどを削除してみたけど、やっぱりそれも色々と問題が。
良い解決方法が思い浮かばないですわ (;´Д`)


(2002/12/16 追記)
試しに俺ニュースで少し紹介されてたArialUniというフォントをインストールしてみたところ、sans-serifの表示が多少まともになりました。 たしかに見た目はかなり汚い表示ですが一応読めることは読めますね。
…でもなぜだろう。なぜUnicodeが…もしかすると私はとんでもない勘違いをしてるのかもしれません。

Word2002からもフォントだけパクってインストールしてみたのですが(あくまで実験目的ですよ)、こちらはあまり変化がないような。
(自分のPCにはインストールしてなかったのですっかり失念していたのですが、一応Word2002は購入・所有しているのです。 ただ、自分のPCには入れず、親父さんのPCにインストールしているのですが。 もし自分のPCにWord2002を入れてたら非常に危ないところでしたね。ホントにアレは酷いソフトで…って親父さんには申し訳ない話ですが(爆))

また、こちらのサイトこのページを利用させてもらい、表示結果を元に どのフォントが実際に使われているのか確認してみました。どうやらウチの環境では以下のような感じです。
serif: MS P明朝
sans-serif: Arial Unicode MS
cursive: DF祥南行書体W5
fantasy: DFPOP体
monospace: MS ゴシック
画面はこんな感じですね。ただ、フォントを削除していくとまた結果がコロコロと変わっていくわけで…

スクリプトの類で、閲覧中のページのfont-family指定を無効にできないものかな。それが出来れば多少は問題が緩和しそうな気もします。 それもまた場当たり的な対応でちょっとアレですが、ページ本文が読めないよりはマシだろうし。少し調べてみようかな…

2002/11/12(火)--- マッハバロンってのもありましたね

たしかに「マッハ」+「バンド」はカッコイイ響きですな。 その手の用語に慣れちゃってるから普段なんとも思ってなかったけど、実はカッコイイ名前の宝庫なんだろうか>CG用語

しかし、高画質だからマッハバンドが出る、ってのがよくわからない。 逆なのでは。高画質になったらマッハバンドが消えるのではないのかなと。
ジャギーが出るならまだわかるんですが。 劇場用フィルム並みの画質を要求される場面で通常のTV放映と同程度の解像度で作業したらギザギザの線が出てしまった、てことならありそうな。 もっとも最終的にレンダリング(撮影?)する段階で、ジャギーを消す処理ぐらいやってそうな気もするけど >その手のシステム

人間の目が感知できる階調はRGB各6bit。約26万色(と、自分が学校通ってた頃は言われてた)。 それに対してフルカラー(と言われてる)画像=RGB各8bit。約1670万色。 となれば、フルカラー環境で作業してればスペックは足りてるような。 しかしそれでもマッハバンドが出るってことは、 元画像の情報量がそもそも足りて無いのだろうか。もしかしてRGB各4bitで作ってるのかな。

bit数を少なくするのは必ずしも悪い事じゃないと思うのです。 アニメ制作の場合、膨大な画像枚数になることが最初からわかってるわけだし、1dotあたり24bit→16bitにして容量節約…あえてそういう仕様にしてる可能性もあるのかなと。
大体家庭用ゲーム機だってついこないだまで16bit表示でしたけどユーザから文句出てませんでしたし。 たぶん大部分の人は16bit表示でも気づかないですよ。いや、一部の人は新しいリビジョンのチップになったら画面が綺麗になったとか言ってましたっけ。
一般的なTVやビデオだってデジタル処理でノイズ除去云々とか宣伝したりしてるけど内部では何bitで処理してるか怪しいなと。 例えばウチで使ってるSONYのTVはニ画面表示すると明らかに片フィールドの情報を捨ててます。 となれば色だってどの程度捨ててるか怪しいですよね。
などと考えると、必ずしもフルカラーで処理しなきゃならない、というわけではないだろうなと思ったりして。 ゲーム機もビデオ機器も、処理速度とメモリ容量に関するコスト面から品質を犠牲にしてでもそうせざるをえないところがあるんで一概に比較できないでしょうけど、 アニメ制作現場もコストが重要視されるのはやはり同じだろうし。

それとも出力機器側の問題だろうか。 デジタルTVならMPEGを流してるのだろうし、 ブロックノイズ、モスキートノイズも問題になる上に 色情報だって減ってる(たしかそのはず)。 最終的なフォーマットにした段階で見苦しいところが出てきた、という話なのかな。

もしかして液晶モニタ使っててそう見えたって事はないのかな。 普及価格帯の製品は階調の表現力がまだCRTに比べ低いようですし。 RGB各6bit程度ですよね…ってプロがそんな安物使って作業するはず無いですね(爆)

とかなんとか色々考えたりしたけど、 エフェクト(フィルタ処理)によっては、元画像の持つ色情報の極一部を過大に引き伸ばしたりするし、 それで最終画像が荒れて云々ってだけの話なのかもしれない。

結局その手のツール触った事無いし、仕様も知らないから、 「なんだか変な話だなぁ」と自分などは考えちゃうんですが、 たぶん業界人にとってマッハバンド云々は技術的に当たり前の話なんだろうな。


と、ここまで書いて、ふと気がついたのです。
自分で試しに8bit階調で画像作って確認してみればいいじゃん、と。



…マッハバンド、出てんじゃん。

誰だよ…6bit以上は人間の目で検出できないとか言ってたのは…。
そもそもそこからして間違ってましたな。8bit、256階調でもわかっちゃう。
いや、ビデオ関連デジタル技術創世記(?)時代の話を未だに信じてた私がバカだったというか。 考えてみれば、学生時代に図書館から借りて読んでた関連書籍、軒並み古い本ばかりだったような(爆)
(どんな本読んでたかというと… 8080(Z80じゃ無かったと思う)でカセットビジョンモドキの画面をTVに出す為の回路製作とか、 メモリ足りなくて白黒画像しか扱えない画像処理システムの製作とか、 そういう本ですよ。古さが伝わるでしょうか。 たしかその手の本に書いてあったのだと思う>6bit云々。 いや待てよ。ハイビジョン出始めの頃のNHK出版の出してた関連書籍で見かけてたのかもしれない。 それともFM-77AVに絡んだ何かで読んだのだったか。 そう、FM-77AV40は26万色表示を謳ってたんですよ。 なぜRGB各8bitにしなかったかというと件の6bit話があったから…TVが6bitで足りてるのだからPCも6bitで充分だと。 8bit分ビデオメモリ載せるのはオーバースペックだと何かの雑誌記事で開発者が主張してたのを見かけたような気がしました。記憶が怪しいですが。 ていうか検索して確認するまでFM-77AV無印が26万色表示と思ってましたよ(爆) 無印は4096色までですな。)

結局、他人の言う事を丸飲みしててはダメだ、と。
自分で実験してみて真実を見極めないと、ってことですね。トホ

8bitじゃまだ足りないですなぁ…
しかし、いいのかな。今現在普及してる画像フォーマットって、RGB各8bit、1dotあたり24bitで保存する所までしか考えられてないものがほとんどだし。 このままPCやCG関連ツールを家庭に普及させちゃっていいんだろうか。少なくともその手の製作現場ですら既に問題が出てきてるわけですよね。いいのかなぁ。
このまま行ってしまったら…数十年後、私達の世代は、「どうしてこんな質の悪い状態でデジタル化しちゃったんだよぉ」なんて子供達から散々なじられてるかもしれない…
でも最近のPhotoshopなんかは48bit画像扱えるんでしたっけか。 するとそのうち家庭内にもバンバン48bitが扱えるCG関連ツールが入ってくるんでしょうから気にしなくてもいいのかな。 いや、一度デジタル化してしまうとそこで情報は確実に失われるわけだから根本的な解決にはならないわけですが。
まあ、アナログレコードやカセットテープ、8ミリフィルムやビデオテープだって、 今となっては(情報の品質は)褒められたものじゃないし。 デジタル化することで、劣化の少ない状態で記録を残せて、更に多少の利便性を得られるだけでも、御の字なのかもしれませんけど。 例えばLD→DVDになることで、マッハバロンならぬレッドバロン、ならぬ劣化バロンは避けられるかもしれないし。 いや、デジタルって失う時は全てを失うからちょっと怖いですか。

なんだかどこもかしこもズレてるような気がする>自分の文

2002/11/03(日)--- public_html

Apacheというソフトがあるんです。
世界で一番多く使われてるであろう、メジャーなHTTPサーバ。
このソフトにおける、各ユーザのWebページを置くディレクトリ名は、
デフォルト設定では、『public_html』なんです。
…『private_html』じゃない。

開発者達が『public_html』と命名した理由を考えれば…
巷に溢れる、無断リンク禁止・直リン禁止等の主張、
「公開ディレクトリ」に「自ら置いた」ファイルを他者が閲覧した事に対する憤慨、
来訪者のアクセスの仕方・利用方法を、自己のモラル感の押し付けのみで制御しようとすることが…
技術が産み出される元になった思想や発想に対し、如何に相容れない主張であるか、
技術が本来想定していた利用方法を、どれほど無視した主張であるか、
少しは感じ取ってもらえないだろうか…と思ったり。

デフォルトはpublic。
私達がファイルを置いている場所、利用してる技術、
利用してる空間、使ってるメディアは、
デフォルト状態では、そうなってる。

あくまで、デフォルトは、なんですが。
設定をカスタマイズすれば、如何様にも状況は変えられる。
名前も、アクセス形態も、『private_html』にすることは可能です。
cgiを導入しても似たようなことは出来ます。
privateな領域を確保する為の技術は、既に色々存在しています。
しかし皆さん、カスタマイズした上で、技術を導入した上で、文句を言ってるのでしょうか。
デフォルトのpublic状態のまま、privateを主張していないでしょうか。

開発者達がどんな気持ちで『public_html』とつけたのか。
これら技術で、どんな世界が生まれ、何が得られるであろうことを、彼等は想像していたのか。
少し考えてみませんか。


…ってなんか偉そうな書き方ですな(爆)


家や部屋と捉えてるのが間違いの元だと思います。
門、玄関、鍵があるだろうと思ってる。それは勘違い。錯覚ですよ。
実際には、コミケでスペース取ったとか、フリマでシート引いて陣取ったとか、
そういうのに近いですよ。個人のWebスペースなんて。
行き来するお客さんが見ますよね。何があるのかなと、出品されてるモノに目を向ける。
そこで「覗くな!」と主張する…馬鹿げてますよね。
サークルの机の上、フリマのスペースを覗いてはいけないモラル…
どこそこにこんな掘り出し物があったよと、他者に伝えないモラル…
そんなものを相手に求めるほうがどうかしてます。

見られて困るものなら、最初から出品しなければいいんです。
もしくは、囲いで商談用のブースを作ってそこに置いとけばいい。
リンクや閲覧されて怒る前に、自身がしておくべきこと、あると思うのですが。

2002/10/18(金)--- BCB、Jbuilder

Satoriのパレット表示が切れる問題をなんとか出来ないかと調べてました。
このまま諦めるには惜しい描画能力だったんで。

Resource Hackerだけではどうにもならないんで、他のツールを探してたんですが。
MSの各種開発ツールにはspy++なるウインドウ情報取得ツールが同梱されてると知ったので、
それと同種のツールがあればなんとかなるかも?と思ったのです。

で、結局、以下のツールを見つけて使ってみました。

ClassFinderXP
YPT HandleX
Nuke++ <いきなりブルースクリーンで起動せず…
ProcessProbe , ウィンドウエクスプローラ

最終的には、ウインドウエクスプローラでパレットサイズを変更したら、いい具合に表示されました。
ただこれだと、Satoriを起動するたびに毎回作業せねばならず。
Satoriを終了させるまで変更は反映されたままなのがせめてもの救いなんですが。

どうせなら元々のSatori本体ファイルを書き換えたいところですが、その方法まではわからず。
この手の知識のある人なら、
「Satori起動後に実行すればパレットサイズの調整『だけ』してくれるツール」
を作れるかもしれませんけど。私は知識無いんでダメです(爆)


spy++と同種のツールがBorland C++ Builder(以下BCB)にもあるらしいと知ったので、
ホコリを被ってたBCBをインストールしてみたんですが…
どうもLearning版にはその手のツールは入ってないみたい(爆)

BCB入れたついでに、BCBのupdateプログラムをBolarndサイトで探してたら、
JBuilder7 PersonalなるFREEのJAVA開発ツールも目に入ったんでDLしてみました。
しかしこれ、JDK1.3.1って書いてあるけど、どうなんでしょうか。
先日SUNのヤツを入れたんですが、それは1.4.xなんですよ。
整合性云々の問題が出たりしないだろうか。不安。
JAVAはそのへんの管理がどうなってるか勉強不足でよくわかりませんです。
MSの各種updateみたいに、ただバージョンを上げていけばOKだったら嬉しいのだけど。

2002/10/08(火)--- メモリは変わってなかった

昨日memtest86をしたらエラーが出てトホホだったわけですが。
本日検証してみたら、メモリは壊れてなかった模様です。
というか、以前と変わってませんでした。


まず、最新版のmemtest86(ver3.0)をDLして試したんですが、結果は同じ。

次に、メモリを全部外して一枚ずつテストしてみたんですが…
どのメモリを、どのスロットに差しても、test5でエラーが出てしまうのです。

この時点でもしやと思い、Celeron1.4GHz@100MHzを、
以前使ってた、Celeron700MHz@66MHzに戻してテストしてみたら…

エラー無しでしたよ。ギャフン


試しに、
Celeron1.4GHz@100MHzを、1.166GHz@83MHzで動かすと
エラーが出ないことがわかりました。
どうやらFSB100MHzにするとエラーが出るみたいですね。

となると、おそらく以下の可能性が考えられます。
  1. PC100CL2のメモリを購入したはずが、実はPC83CL2相当を掴まされてた(ギャフン
  2. Celeron1.4GHzを購入したはずが、実は中身は1.2GHz相当だった(ギャフン
  3. MSI MS-6163は、1.2GHzより上のCPUを下駄付きでは動かせない(ギャフン


利用してるPC100CL2メモリですが、実は今までPC100で使った事がないのですよ(爆)
ですから、メモリが弱まってるとか、初期不良品だった可能性もありますが…
しかし3枚ともエラーが出るのは変ですよね。
となると、可能性1は、ちょっと考えにくい。


memtest86は、一見メモリのテストをしているように見えますが、
場合によっては、CPUの動作限界が表れてる可能性もあります。
例えばOCをしてるCPUでmemtest86を動かすと、メモリはまだまだ行けるのに、
CPUの方が先に限界が来て、エラーを出してることもあるわけで。

Celeron1.4GHzは、1.0GHzや1.1GHzなどをOCしているのと同様ですから、
(性能の良いモノを選別してランク付け・出荷してるだけ)
可能性その2もあり得るとは思いますが、
もっとも出始めの頃ならともかく、
天下のIntel様がそんな不良品を今頃呑気に市場に流してるとは考えにくい。
よって、可能性その2も低いでしょう。
(ちなみに自分のはSL68Gでした)


実は、下駄(PL-iP3/T Rev.2.0)の動作報告表において、
MS-6163は1.2GHzまでしか動作報告が載ってなかったんです。
ということで、もしかすると可能性その3がビンゴかもしれないです(爆)
(早期の報告しか載ってないだけだろうと思ってたんですよ…)
つまり、「相性問題」の一言で終わるかも。


こんな事になると判ってれば…
1.4GHzなんか買わず、1.2GHzを買っておけば良かったですよ。
定格動作で安定した環境を得ようとしてたから、
OC等は最初からしないつもりで、1.4GHzを狙ってたのに。
見事に失敗です。裏目に出ました。

つーか某氏に「Slot1下駄でGHz越えとか安定動作なんて無茶ですよー」とか言われそう(笑)
ソレを考えると、一応GHzは越えてるから儲けモノかもしれないです <と自分を慰める(爆)

手持ちのパーツが多ければ、
もっと色々試して真実に近づけるんでしょうけど。
現状では、これ以上の検証は無理ですね (;´Д`)


さて、今後どうしましょう。
以下の選択肢がありそうです。
1. Celeron1.4GHz@100MHzの使用を諦めて、700MHz@66MHzに戻す。

そんなの嫌じゃ嫌じゃー
GHz越えしたいんじゃー


2. Celeron1.4GHz@100MHzの使用を諦めて、1.166MHz@83MHzで使う。

OCどころかDCですね (;´д⊂ ウエーン
それでも以前よりは速いのだから、これが無難かな。
実際、今コレで動かしてます。


3. memtest86のtest5結果なんて気にせず使う。

test5以外は全部通ってますから
高負荷状態でなければ問題は起きないでしょう。
しかし、いつ怪しくなるかわからんのでは何の作業もできない(爆)


4. Celeronを買ったJ-ZONEに持ちこんで検証してもらう。

たぶん、「変だな。このCPU正常ですよ」で終りでしょう。
店員さんのレベル、業務内容的にも検証云々は期待出来ないし。
「相性問題ですね」で片付けられる可能性が高い。
そもそも安いCPUですから、話持ち出すだけで逆ギレ(?)されるかも(笑)


5. PC133CL2 256MB x 2 のメモリを買ってきて試してみる。

買ってきてやっぱりダメだったら…(爆)
M/Bに起因してる可能性が高いので、下手したらM/B買い換えです(爆)
コストを抑える為に1.4GHz+下駄購入したのに。
安物買いの銭失いをこれ以上するのはちょっと。
大体今更PC133メモリ買っても将来使えないしなぁ。


6.



根性無しのPC

窓から
投げ捨てろ
 
 
 
むしろ

使えもしない
Celeron1.4GHzなんか
大喜びで買ってきた
マヌケでトホホな自分

窓から
投げ捨てろ
どっとはらい。

2002/10/07(月)--- CPU交換

CPUをセレ700MHz→1.4GHzに交換しました。

最初、電源入れたら画面が出てこなくて顔面蒼白状態でしたが、
Slot1に再度差し直して、CMOSクリアしたら動いてくれたので一安心です。

一応、こちらのサイトを参考にしながら、
起動ディスク作成、ツールとMicrocodeバイナリをコピー、起動ディスクで立ち上げて、
checkup6 -p 06b1〜.bin として CMOS領域にMicrocodeを書き込み、
Win起動後、WCPUIDでMicrocodeが適用されてることを確認しました。
情報公開してくれてるページ作者様には感謝であります。


体感速度に関しては違いが感じられませんね。ちと残念。
HDBENCHでは明らかに違いが出てはいるんですが。
ただ、スクロール速度が遅くなったのが気になる…


念の為に、memtest86を動かしてみて、また顔面蒼白。
test5(block move?)でエラーがバリバリ出てます。
それ以外のテストではエラーは出て無いんですが…
もしかして、最初の電源投入時、起動しなかった際に壊してしまったのか…?

このまま運用していてはマズイ。
何時OSが落ちるかわからないし、
あるいは描いたCGのどこぞに変なドットが混入するかもしれない…


memtest86の最新版を入手して再度テストするとか、
(古いmemtest86では擬似エラーが発生する場合もあるらしいので)
それでもエラーが出るなら、
メモリを一枚一枚外してテストしようと思います。

万が一壊れてるメモリが見つかったとしても、その後どうしよう…
メモリ買ってくるしかないのか…

現在、PC100CL2 128MB x 3 構成なんですよ。
一枚壊れてたら、メモリ容量256MBになっちゃう。お絵描きするには心許ないなぁ…
一枚だけ買ってきて差す事もできるだろうけど、他メーカモノを混ぜると良くないとも聞くし。
いっそPC133CL2 256MB x 2 とか買ってきてメモリ容量も増やしちゃうか。
あー、Win98って512MB以上載せるとヤバイんでしたっけ? うわーん、どうしようー
(「以上」ってことは512MBきっかりも含まれるのではないのかと…)

CPUが異常動作してる可能性も否定できないんですよね。
適切、あるいは充分なMicrocodeが当たって無いとか…
もしソレだったらどうしようー

2002/10/04(金)--- フレッツADSLからの乗換え

それにしても、須賀川のADSLユーザって、
どのくらいの速度が出てるのが普通なんだろう。

もし仮に、全体的に遅いのだとしたら…
この地域におけるNTTの仕事ぶりがいかにアレだったか、
実際に工事をしてる下請け企業がいかにアレだったか、
てことなんだろうか。

しかし下請け企業と言っても、たぶん須賀川市内の企業とかなんだろうし。
すると、ウルトラマンどら焼き問題と同様に、
須賀川市民は総じて仕事に対する意識が云々、
なんて話になってきてなんかイヤンな感じ。

ま、声が伝わればオケーオケー、というのどかでアバウトな時代は終わったという事実が
改めて須賀川市民の内面的問題点を顕在化したと言えるのかもしれないのですがって
さっきから何書いてるかさっぱりわからんわ >俺

つーかウルトラマンどら焼き問題は担当者の味覚が壊れてるだけの話じゃないのかと。
ていうか実は告白すると自分はアレが激マズかどうかよくわからないのdeath。
つまり私も味覚が壊れてる模様ナリ。

何にしても故円谷英二は、ウルトラマンが印刷された冷凍どら焼きを
観光客や子供達の前に何の疑念も抱かずいそいそと運んでいく須賀川市民の姿を
天国からどのような気持ちで眺めているのだろうかと。
道理で故郷の人々を軽蔑していたはずであります。
(福島民報に連載されてた円谷英二の伝記記事を読んだ限りではそう読めた)

って何故これほど極めてローカルで思いこみな話を私は垂れ流しているのであらうか。
ていうかどこがデジタルネタやねん。


閑話休題。


そういや考えてみたら、ガンダムSEEDの3Mbps映像なんて、
要求される速度からしてウチじゃ到底見れないッスよ。
500kbps映像だって怪しいよ。トホホ

後はYahooBBにでも賭けてみるしかないような。
須賀川でもサービスが始まったから、乗換えを検討してみないと…

もっとも回線品質は変わらないわけだから劇的に状況が良くなるはずもないけど。
でも、どうせ同じ速度しか出ないなら、安い方がいいし。

(NTTが回線速度向上に関して色々と便宜を図ってくれるなら乗換えを思い止まるかもしれないけど、
しかし現状では、ユーザに金をせびって自分達の手抜き工事を修正するという状態なわけで。
今更だけど、どうも総務省のツッコミ、ユーザにとっては裏目に出た感じがしないでもない。
ツッコミ入れるなら無料にする方向で総務省には動いて欲しかった。ホント今更な話だけど)

しかし先日、YahooBBの公式サイトをザッと眺めた限りでは、
フレッツADSLからの乗換えに関する情報公開が今一つ不明確。
というかわざわざユーザから見えにくいところへ隠してるかのような印象すら。

日本全国を眺めれば、フレッツADSLが先行してサービス開始してる地域が多いのだし。
ただでさえ「安心と信頼」のブランドイメージでNTTを選択しちゃう人が多いのだし(特に田舎では)。
また、フレッツADSLからの乗換えなんて、只でさえ業界で孤立してるYahooBBに対して
NTT側が協力してくれるわけもないから(協力どころか妨害するだろうな)
ユーザ側が色々と意識して動かないといけない状態になりそうな予感が。

なのに、ユーザに対し、乗換えについて、丁寧に判り易く説明する姿勢を見せてないのでは、
YahooBBは、これ以上客を引き込めないのでは。
このままではYahooBB以外のサービスで全国は席巻され、YahooBBの契約者数も頭打ちになりそう。
モデムを勝手に送りつける暇があったら、乗換えに関する特集ページの一つでも作ればいいのに。
なんだか頓珍漢な感じがする >YahooBB

YahooBBに、やたらブーブー言ってみました。
(↑音の響きだけのダジャレ(?)がポンポン出てくるのは脳が疲れてる証拠だそうです)

2002/09/26(木)--- ガンダムSEEDとフレッツ

フレッツユーザはガンダムSEEDをネットで見れると知り喜んだのも束の間。
やっぱりフレッツスクウェアに繋ぐことを強要されるのでトホホなのでした。
さすがお殿様でござる。

と呆れてたんですが、なんでも今後フレッツサービスは、
同時接続セッション数が2つまでになるそうで。
解説図を見るかぎりでは、今までのように、
「フレッツスクウェアを利用するとインターネットに繋げない」
という極めてトホホな事態を、状況次第では避けられる模様。
(どうも工事費取られるみたいで、そこはなんだかなーと思いますが)
どうやら多少は進歩しつつあると捉えるべきなのでしょうか。

ですが。
(ここからは完全に個人的事情)
ウチのルータ corega BAR SW-4Pはそもそも接続先設定が1つしかない安物。
設定切換えるのがとても面倒です。
ましてや同時にセッション2つなんて果たして出来るのか。無理じゃないのか。
すると、これはガンダムSEEDの為にルータ買い換えでしょうか。

否。
そんな金あったらWOWOW加入してキンゲ見ますよ。
そのほうが確実に幸せを得られますから。

どっちにしろ金ないから絵に描いた餅ですがね (;´Д`)


NTTはフレッツスクウェアをどういう位置付けで捉えているんでしょうね。
セッション数変更の件を鑑みるに、本腰入れて商売に使おうと舵をきりはじめたのか。
それとも、これまでの利用状況ですら苦情が多く、それらへの対策なのでしょうか。

とりあえず現段階では、商売の種を探してる段階なんでしょうけど。
なんとか工夫して、エンドユーザが、
「これはシードい」
と思わずに済むサービスになることを期待します。

おーい山田君。

2002/09/02(月)--- 入力装置

耳、目、口、それらが弱くなった人間が他者とコミュニケーションする。そのことをPC関連技術で多少は手助けできないものでしょうか。 考えてみれば、コンピュータ関連技術は、年々恐ろしい速度で進歩してるのに、その手の分野に関してはさほど効果が上がってない感があります。
思うに、肝心要の、人間-PC間の入出力インターフェイスについて、 何ら技術革新が起きてないのが痛いのではないでしょうか。 …手を持ち上げるのもやっとの人が、マウスやキーボードを使えるはずも無く。 やはりどうしても何か別の入力装置が必要になってくるのではないかと。
攻殻機動隊、老人Zまではいかなくても… 「奇跡の〜」の少年でも容易に扱えそうな、 さほどの腕力・握力がなくても精度の高い制御ができる、 そんな入力装置が生まれてこないものでしょうか。 そしてそれは、おそらく健常者にとっても便利な装置だと思うのですが。

とはいうものの。
既に世間は、マウスとキーボードで満足しきってる感も。

以前、インパクのCMで、 森前首相がマウスボタンをクリックしてないとバカにされてました。 なぜバカにするのか。 「俺はマウスを使える」「マウス操作なんて簡単」 という自負・気持ちがあるからです。 つまり世間の人は意識するしないに関わらず、マウスによるPC操作というスタイルを、 既に現時点で肯定しきった状態にあるわけです。(もちろん私も同類なんですが。)

これではいけない。

より優れた入力装置を生み出すためには、マウスなどで満足していてはいけない。文句が出るぐらいでなければ。

森前首相をバカにするなどもってのほかです。 クリックできないのがフツーだろう、ていうかマウスでPCを操作するなんてマゾじゃないの? などと周りから逆に嘲笑されるような風潮にでもならない限り、 より優れた代替技術を積極的に考案していこうという流れにはならないのではないでしょうか。 これでいいやと思ってしまったら、そこで技術発展の歩みは止まってしまうのです。 もっといい方法はないか。もっと楽をできないか。絶えずそんな思いを抱く事が大切なのではないかと。 機械に使われてる現状に満足してしまってはいけないのです。

マウスを使えない側は、実は、未来の優れた技術を生み出す推進派であり…
マウスは使えて当然の側は、実は、未来の技術革新の芽を摘んでしまう側に立っている…

…なんてアホなこと思ったり。


マウスって、製造コストの低さとそこそこの操作性、 ちょうどいいバランスが取れるが故に普及した装置ですよね。 そこらへんがあまりに見事というか、秀逸というか。
ですが、ある意味では妥協の産物とも言えると思うのです。 開発当時、他にも色々な入力装置が考えられたけど、その中で一番良さそうだっただけで。 これでもう完璧、というわけではないはず。

タブレットPCが普及したら、多少状況は良くなるのでしょうかね。 マウスやトラックボールで座標指定するより、画面をペンで指す方が、万人にとって圧倒的に易しい行為のはず。 座標指定さえできれば、文字表から文字を選んで文章を打つことも可能でしょうし。 作業効率は著しく落ちるでしょうけど。そのあたりは易しい操作を得られることとのトレードオフですかね。

ただ、腕すら動かせない人にとってはそれも苦しい動作…
指の向きで、あるいは視線で、座標指定ができないものかなぁ…

でも、
980円でマウスは買えるけど、
980円でPAXグローブは買えないというか(意味不明



関係無いけど、マウスと言えば…
「押し込む」ことでボタンを押すマウスじゃなくて、「触れる」ことでボタンを押すマウスって作れないものでしょうかね。 最近、ボタン押すのもツライんです。左をカチカチ、右をカチカチ。…肩がこります。 膝の上で、指でリズムを取るときのような、あんな感じの軽いタッチで操作できるモノが出てこないかな。

2002/08/19(月)--- ダイアルアップ設定

親父さんが車でヨドバシに行くと言うので、ついでに乗せてもらって、各種機器を買ってきたんですが。 途中、親父さんの友人宅に行くと言い出され、ちと困りました。

なんでも、その御友人のPCが、急にネットに繋がらなくなって困ってるそうで。 …なら、あらかじめそういう話をしておいてくれないとなぁ。 状況によっては、何か下調べしておいたほうが良かったりするじゃん (;´Д`)

御友人宅にお邪魔して状況を見せてもらったら、どうもダイアルアップ接続の設定を自身で削除しちゃってた模様。 良かった。この程度ならなんとかなりそう。 で、後ろから指示出しして、その方自身の手で、設定して貰いました。 (ダイアルアップ接続の設定なんて久々だし、自分、XP触った事ないから、指示出しの内容も怪しかったですが…)

設定の仕方を、どうして当人が知らないのか不思議に思ったんですが、なんでも、知人(業者)を呼びつけて全部やってもらったのだそうです。 でも、設定内容を一切説明されてなかった為に、何が重要であるか等々、ユーザ当人は知らなくて、こういう事故(?)が起きてしまったみたい。

まあ、たしかに、知識のある人が黙ってやっちゃえば、作業は早いわけですが。 でも、何の説明もしてないと、この手のトラブルがバンバン起きて、また呼び出されて…かえって高くつくと思うんですよね。 だから、面倒臭くても少しは説明しておかないと。 できれば当人自身に作業してもらって、 「『専門家じゃないとできない』作業ではない」 「自分でマニュアルを紐解きながら作業すれば解決できる」 ぐらいは知っておいてもらったほうがいいのではないか、 なんて思ったりもするんですが。

ただ、どこまでユーザにさせて、どこから業者がやるか、難しい問題かもしれません。 現在はそのへんがまだ曖昧で、境界線を引きづらい気もします。 逆に言うと、今ならまだそのあたりに商売の種が転がってる気も。

その後、たまたまその業者さんが来訪して、少し話をしたんですが。 その方に、親父さんも、御友人も、オイラの就職口云々の話をしはじめて… 「彼(オイラのこと)はプログラマーやってたから、お宅の会社でもきっと使える人材だよ」とかアピールし始めて…トホホ。 相手の方は、 「いや、ウチは通信環境整えるのがメインなんで…光ファイバー引いたりするのが仕事で、プログラム作ったりはしないんですよ」 と必死に業務内容の違いを理解してもらおうとアピール…。 とても困ってるのが手に取るようにわかって、こっちも困ってしまいました。 いやはや、親父さんや御友人のお気持ちはありがたいのですが…関係無い第三者(業者の方)まで巻きこむのはちょっとどうかと… ていうか、このなんとも言えない空気、勘弁して… (;´д⊂

しかしどうして年配の方々は、「元プログラマー=コンピュータが関係してくる仕事なら、何でもこなせる人」という前提で話をするのかな。 ていうか「コンピュータ関係の仕事」で世間の皆様は十羽ひとからげにまとめ過ぎではないかと。 光ファイバー敷設とプログラミング、いっしょくたにしないで… (;´Д`)

2002/07/06(土)--- NTTフレッツ・スクウェア

NTTは、頭がどうかしてるのではないでしょうか?

どうやら「NTTフレッツ・スクウェア」(以降、’FS’で表記)で一稼ぎできないか、色々と企んでるように見受けられます。

FSの仕組みを見れば一目瞭然ですが、 これはインターネットに接続されてない、NTT独自のネットワーク。故に、FSを利用する限り、インターネットとの乖離することがユーザに義務付けられます。

…コレって、言わば、昔懐かし『パソ通』とちゃうん? (;´_`)

あの隆盛を極めたNiftyさえも、ISP事業に業務内容の転換を図り、インターネットとのシームレスな接続方法を試みました。 そんなご時世に、10年前に普及していた、今では滅びつつある接続形態を提供して、果たして商売になるでしょうか。 時代錯誤もここに極まった感があります。 さすが、「ISDNは世界に冠たるサービス」 と言ってのけた企業かな、と。


笑えるかもしれないエピソードを少し。

FS内を少し眺めてみたんですが、そこには、映画の予告映像や、アーティストの楽曲情報などが公開されていました。 そしてそれら情報と共に、関連サイトのURLも記載されていて…

…あのぉ、NTT様…URLを出されても…インターネットに繋がってないんだし…
飛ぶためには、NTT様の大事なFSとの接続を切らないといけませんよ? (;´Д`)

と、そこでふと気付いたんですが、それらURLにはリンクタグが一切設定されてなかったんですよ。 これは想像ですが、ユーザがクリックして「あれ? ホームページが見れないよ?」 なんて事態が起きないよう、ちゃんと配慮してページを作ったのでしょう。なんと親切な対応…

…親切のベクトルが、どこかで捻じ曲がってるんじゃないかなぁ? (;´Д`)

ページ作成した方、アホらしくなかったのかな。 インターネットへの常時接続がもてはやされるこの時代に、 よもや、インターネットへの接続すら自由にならないことが前提でページを作らされるなどとは、夢にも思わなかったのではないでしょうか。


ところで、FSのURLって、「http://www.flets/」なんですね。 自ら進んで世界から孤立しておきながら「www」とつけるそのセンス。ぼろは着てても心は錦でしょうか(違
(「フレッツの世界」という意味でつけてるのかな? でも自分は、「よく考えないでつけた」に1票。)



…などとブチブチ文句を言うのも、接続が面倒臭いからなんですよ。

インターネット←→FSの切換えが、即座に出来れば問題は無いと思います。 しかし、当方の環境では、FSに接続するのも一苦労。
低価格帯ルータを利用してるせいもあって、接続先が1つしか設定できませんから、ISPの接続先を一旦消去して、FSの接続先を打ち込まないといけない。 (その後、インターネットに接続したくなったら、ISPの接続先を再度打ち込み直すのです。) 更に、接続先を変更する際に、一度回線を切断しないといけない。 しかし、フレッツADSLは、回線を切断すると、再接続まで数分〜数十分を要する場合があります。 (正規の切断手順を踏めば問題を回避できるという話もあるんですが、どうもウチの環境では、手動で、意識的に「切断」処理をしても、再接続までに時間がかかる場合が多いです。)

NTT独自のサービスを利用しようとする度に、設定を打ちこみ直し、下手すると数十分待たされて…(しかも待たされるのはNTTの都合)
(;´Д`)

一応NTTも、FSとインターネットを簡単に切換えるツールを提供してはいるのですが。 しかしソレは、フレッツ接続ツールを利用してるユーザ専用のツール。ルータを利用してるユーザは、ユーザ側で独自に対応しろ、というわけです。 なんだか傲慢さを感じるのは気のせいでしょうか。
それとも、NTTに勤めている方々は、「フレッツADSL利用者はルータなど使わない。使うユーザは少数。無視して良し」とでも思ってるのかしら。

…と、接続するだけでこんなに苦労するサービスを、一体誰が使いたがるんでしょう (;´Д`)??

今まででしたら、FSは、せいぜいフレッツADSL開通時に動作確認でお世話になるだけの存在でしたから、接続先切換えの不便さもまだ我慢できました。 ですが、今後FSを使って商売をしていくつもりならば、おそらくFSに誘導する為に、あの手この手で何をしてるかわかりません。 そうなると…今の接続形態のままでは、ユーザはかなり困ってしまいますよね。



想像ですが、NTTグループ内の確執(?)故に、こういった商品企画をしつつあるのかな、と思わないでもありません。 「ISP」にはNTTのグループ会社も何社か含まれてるわけですから、 「グループ会社(ISP)をユーザが経由していくその前の段階で、NTT○日本の提供するサービスへ、ユーザを『完全誘導』してしまえば、俺達の一人勝ちだ!」 などと、エライ人が思いついたんじゃないかしら。

ユーザが世界に出ていく前に、自分達の空間へ引きずりこんでしまおう…(宇宙刑事ギャバン?)
ラストワンマイルを独占している現状を、最大限に利用してやろうとするその手口。さすがNTTです。「独占状態の活用」については、頭が働くなと感心…
…別のところでも頭を働かせてほしいものですが。実際に利用するユーザの事を、顧客の環境を、少しは考えていただけないものでしょうか。


というか…
この図を見る限り、NTTは、インターネットと真っ向から張合うつもりです!先生!(大嘘


現在のFSの接続の不便さは、単に、各種サービスを提供する上での実験場故、であってほしいです。 FSは、商売ができそうかどうか技術的に検証する場所、ぐらいに留めてほしい。それなら現状の不便さも問題無いですし。
もし、仮に、FSで商売したいと思っているなら、ゆくゆくはインターネット経由でそれらコンテンツを利用できる形にしていただきたいです。 よもや、現状のFSのまま、時代遅れな形態を設立・存続・発展させることに拘るあまり、馬鹿げた設備投資に走ってユーザに余計な料金負担を課したり、 ユーザに理不尽・不便極まりない利用方法を強制することのないよう希望します。
ユーザにとって「主」はインターネットであり、FSが「主」ではありません。
「お殿様」には、そこをよく理解しておいていただきたいな、と思ったりしたのでした。



ていうか。
接続切換えが面倒臭い上に、ネット接続復旧まで待たされてイラついたんで、文句を垂れ流してみました。
(;´д⊂ メンドクサインダヨー

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