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■ アニメ・漫画ネタ ■
2002/12/25(水)--- 謝罪の出来る大人
握手会の場で、DVDの件について自ら謝罪・説明をしてみせた某有名アニメ監督と、
映像に不具合のあるDVDを市場に流通させておきながら、コメント一つ出さない某有名アニメ監督。
対称的。
前者は、子供達に胸をはって見せる事ができる立派な大人の姿だと思います。
他の件に関するコメントなどを見ても、前者は、常に正直というか、率直というか。
例えば、商業性に毒されている事を恥じてみたり、と思ったら開き直ってみたり…
その時々に感じた・思った事を、出来る限り、隠す事無く、精一杯説明しようとする。
自分の発言に対して、「これは嘘です。言い訳です」とか平気で解説しちゃったりする。
それってある意味、客に対する誠実さの表れなんだろうなと。
(その誠実さ故に、名台詞や迷コメントが数多く産まれてきた気もする。)
後者は、子供達には見せたくない、醜い大人の姿。
どこにでも居そうな、ありがちな、情けない大人の姿。
良識ぶったコメントや、
商業性を軽蔑するかのようなコメントを後者は散々残してますが。
いざそういう事態になると、頬被りして知らん振りなのですね。
結局のところ、客より身内のほうが大事なんでしょう。
雪印の社長とか、外務省、農水省の役人連中と何ら変わらない。
不誠実。ある意味、大人の最低な姿。
子供には恥ずかしくて見せられない姿です。
なんて偉そうな事言える立場には自分全然ないんですがーないんですがー(爆)
要するに私は、後者よりも前者が好きだし、
そしてできれば前者のように、
ある面においては誠実な人間でありたいなぁ、と思うのでありました。
まあ、それぞれの状況が違うのだから単純には比較できない、とは思いつつ。
「このDVDは完璧です」って堂々と言い張ってもいいと思うのだけどな>後者
毒を食らわば皿まで、とでもいうか。
どうせここまで引っ張ってしまったのだから、そういうのもアリじゃないかと。
それがどうしても嫌なら、正直に事実を話せばいいのだし。
温泉にサルマタ履いたまま浸かってるような感じがするのです。どうにもイケてない>後者
一緒に訪れた友人のハゲ爺さんは、さっさとフルチンになって、
周りに爽快感すら感じさせながら気持ち良さそうに入浴してるのに。
サルマタ爺さんも脱ぎなよ。フルチンは気持ちいいですよ。
どうしても脱ぎたくないなら、せめて海水パンツを履いてくれないだろうか。
とか言ってる間にウルトラマンみたいな猫背姿勢の若者が
ロビーをフルチンで歩いてて大騒ぎになってたりして。
ああっ。ハゲ爺さんがモーレツな勢いで湯から飛び出しロビーへと走り出した。
もしやダンスか?ダンスを踊るのか?
何を書いてるのか私は。
まあとにかく、フルチンは(・∀・)イイ!という話でした <違うよ
(2002/12/27 追記)
後者関係の
公式サイトに関連情報が載ったそうで。
プロデューサーがインタビューでDVDの件について答えてたとか。
なるほど。後者はDVD化の作業に一切関わってなかったのですね。
そうとも知らず調子に乗って随分と失礼な事をたくさん書いてしまいました。
謝罪します。申し訳ない。ゴメンナサイ。平謝りであります。
DVD化には一切関わっていないと主張するのであれば、これはこれでいいのではないかと。
元々DVD化に乗り気じゃなかったとどこかで見た記憶もありますし。
商業性優先の話が大嫌いな御仁ということで筋は通りましたし。
極端な話、嘘偽りで塗り固めたとしても、
要は顧客を満足させることさえ出来ていればそれでいいのでありまして。
(正直、あの発表でそのへん実現できるのか不安が残りますが…
まあ、黙り続けてるよりはいいんじゃないかと思ったりして。)
そういえば、前者関係の公式サイトでは、前者の監督さんがコメントを発表してますね。
こちらはDVDについて自らチェックしてるみたいで…ってTV放映作品だから当たり前ですか(爆)
でもこうやって、監督自らコメントして貰えるなんて、前者のファンは幸せ者ですな。
顧客に対し真正面から向き合ってくれる監督さんで…ホント、幸せ者ですよ。
2002/12/22(日)--- 話を進める為の回
どれみを見て(;´Д`)な感じに。
脚本、大和屋氏だったのになぁ…
ドカンの話に一応ケリがつくはずの回なのになぁ…
大和屋氏の脚本の傾向(?)がぼんやりとわかってきたような気がするのです。
おそらく、話を進める為の回になるとメタメタになるのではないかと。
以前見てガックリきちゃったデジモンの回もそうでした。アレも話を進める為の回だった。
たぶん、その場限りのゲストが登場する回とか、
メインキャラクターを掘り下げたり暴れさせる回になると面白くなるんですよ。
だけど、話を進める為の回は、オーソドックスというか、どこか盛り上がりに欠ける話に…
そういう時の盛り上げ方のテクニックなどをまだ習得してない、ということなのでしょうか。
ってそんなテクニック本当に存在するのかな。そういうの自分全然知らないんですけど(爆)
それとも、詰め込むべき内容が多くなるとやっぱりどこか苦しくなってくるのだろうか。
だとすれば、飛び入りで自由に書かせる方が、ヒットする確率大だったりするのかな。
ていうか、今回は演出というかコンテも良くなかったような。
マジカルステージのシーンとか、各種回想シーンとか、見ていてシオシオでした。
うわっショボっ、みたいな。サクラ大戦TV版の最終回みたい<ってヲイ
どうしたらここまでショボいレイアウトに…少し工夫すればもうちょっとなんとか…
それともあえて、子供が見ても理解できそうな、ありきたりなレイアウトでまとめていたのだろうか。
あるいは…細田演出の回に各種リソースを持ってかれちゃっているのかなぁ…
それだったら仕方ないかなぁ…
ていうか、話を進める為の回は、得てして予想した範囲の内容が展開されていくわけで…
先の展開が読めちゃうから総じてつまらなく感じるのかもしれないですね。
脚本や演出は全く関係なく…
元々、どんなに手を入れても、面白くなるはずがない…
そういうモノなのかもしれない、と今頃思い始めてみたりして。
2002/12/21(土)--- SEEDにおける主人公の友人達
SEED見ました。
寝過ごしちゃって後半からなんですけど。
主人公の友人達って、色眼鏡クン以外は影薄いですなぁ…
なんか、フラウボウだかハヤトだかを3で割ってそのまんま、みたいな。
絵的にもあまり違いが無いし。性格も皆似たような感じっぽいし。
俺は絶対にこの船を下りる、と言い出すヤツが居てもいいのでは、と思ったんですがね。
デブリベルトで戦争の現実というか、悲惨な光景を目にしたのだし、
フレイの親父さんが乗ってた船がああなってしまったのも直に目にしたし、
このまま乗ってたら自分もそうなるかも…冗談じゃない、そんなのゴメンだよ、
…みたいなヤツが出てきてもおかしくないかなと。
もっとも、金魚の糞みたいに皆が一緒に動いてくれないと、
主人公に決心させる為の理由も弱くなっちゃうか。
あの数人がまとまって、キャラ一人分の扱い。
「主人公の友人達」というキャラ。
そのほうが話を作りやすいのだろうな。
ていうかEDの絵で既に表されてますな。
奥のほうに小さく描かれてるだけ。ブリッジ要員程度のサイズで。
なんだか可哀相。シリーズを通して彼等に光が当たることはあるのか。
∀で主人公の友人達が、各々意思を持って、
パン屋やったり、新聞記者やったりしてたのを考えると…
SEEDにおける主人公の友人達の描き方はある種対称的ですね。
もっとも、そうやって描く人物の数を極力絞ってしまう方が、
土曜PM6:00、子供向けという番組の性質を考えるとプラスに働くかもしれない…
そのほうが子供にとって話がわかりやすいかもしれないしなぁ…
2002/12/14(土)--- SEEDについて思うこと、その2
自分は、
「今まで見た事のないガンダム」
を望んでたんですが、そもそもそこが大きな勘違いですね。
送り手(作り手ではなく、「送り手」)が望むのは、むしろその逆…
「どこかで見た事のあるようなガンダム」
のはずで。
そのほうがプラモが売れるし。
だからこそ、∀の後なのに、こういう作品を企画したのだろうし。
途中から見てたが故に知らなかったのですが、
主人公ってV-MAX持ってたんですね。コレはいいなぁ。
実は今週の回を見るまで、
「今度のガンダムって、宇宙をヒラヒラ飛び回って逃げてるだけで、なんだか弱そうだなー」
と思ってました。危ない危ない。
弱いガンダムより強いガンダムのほうが売れると思うので、
もっとバンバン発動させてほしいです。
WB…じゃなくて AAでしたか(でいいのかな?)、
アレは変形してロボットにならないのでしょうか?
で、コクピット相当部分にガンダムを装着、
というかガンダムが操縦者に。デンドロビウムちっくに。
って戦艦が変形したらマクロスですか。
ラクスが戦場で歌い始めると、兵士が戦意喪失するのです。
通称ラクス・アタック。
SEED2では大量のラクス・アタックが出てきて、
後にSEED1を監督した人がオフィシャルな設定を出し始め、
「パラレルワールドで繰り広げられる〜」などと宣伝されてしまう…
…マクロス2という作品の存在が不憫でなりません。
では、メカニックに対してラクスの歌声が有効、てのはどうか。
彼女の歌声には特殊な周波数パターンが含まれており、
ガンダムのナノマシン活動を活性化、あるいは抑止する効力が…
キラやアスランやラクスの背中には、遺伝子改造によって羽が生えているのです。
ラクスのは白いけど、アスランのは黒くて、本人はかなり悩んでいたり。
ってエスカフローネですか。
フラガ×マリュー、そして、フラガ×ナタルのベッドシーンが登場するのはどうか。
ガンダム初、男女間の痴情のもつれによる艦内での傷害事件発生、とか。
なんのかんの言ってもこうして毎週見ちゃってる私なのでした。
2002/12/08(日)--- SEEDについて思うこと
SEED=劣化コピー品な感じがするのは何故なんだろう…
プラモを売ろうとするとああなっちゃうのかな。
真面目なMSが出てくる路線は、やっぱり実績があるのでしょうかね。
コピーや真似事は別に構わないと思います。
どうせ今の作り手は、皆、コピー世代ですし。
ですが、やるなら徹底的にやって欲しい。
中途半端はダメです。
コピーするなら、オリジナルをより一層洗練したモノを、
今までに無かった組み合わせを見せて欲しい。
だから「オマエモナ」に苛立ちを感じてしまうのです。
やることやってから遊べよ…
ちゃちい媚の売り方すんなよ…
どうせ媚売るならもっと徹底的にやれよ…
などと、ハロが喋るたびに、そんな気持ちになってしまう。
中途半端さを感じてしまうのです。
(某氏曰く「小麦ちゃんもやってるよ」とのことですが、
小麦ちゃんは、最初からそういう作品だし、しかも徹底的にやってるしで文句無しなんです。
むしろ、よくまあこんなにやったもんだ、と褒めたいぐらいで。
後先考えず全身でドボーンと飛び込んでみせたような、潔さ、清々しさすら感じます。
SEEDは、足の小指だけちょっと入れてみましたけど、みたいな。
安全な所から傷つかない程度にちょっとだけ手を出してこっちの顔色を伺ってるような、
そういういやらしさというか、踏ん切りのつかない感じにイライラするのです。
ドボンと飛び込むか、最初から全く手を出さないか、ハッキリしろやゴルァ!みたいな。
カミングアウトぶってみたいだけちゃうんかと問いたい。問い詰めたい。小1時間(略)
いや、たまたまハロ玩具のセリフを列挙してるだけでスタッフは何も知らないのかも?
とか思ったりもするんですがどうなんでしょう。
ハロ玩具持ってないので本当にそう喋るのかは知らないのですけど。)
コピー、コピーで作るならいっそのこと、
ナディアみたいなガンダムでも作ってしまえばいいのではないですか。
ネタなんて、既存のガンダム以外からも持ってきてしまっていい。
ライディーン、ボトムズ、バイファム、勇者シリーズ…
ヤマト、マクロス、タイムボカン、世界名作劇場、宮崎アニメ…
なんでもかんでもブチ込んでしまえばいい。
そんなガンダムはまだ出て無いと思うし。(いや、Gや∀っぽいかもしれないけど…)
遺伝子操作した人間を出してるのだから、
超能力とかも平気で出しちゃっていいんじゃないですか。
瞬間移動、念動力、透視能力、未来予知、云々が出来る人間…
そういうのが出てくれば「コーディネーター=化け物扱い」の図式も判りやすくなるし、
話の展開も予想がつかなくなるし、
今までとは一風違うガンダムになるかも。
(いや、1stのニュータイプも、モロにエスパーですけど(爆))
既存ガンダムの真似したいだけなら、
徹底的に既存の名セリフをそのまま喋らせてもいいのではないかと。
「軟弱者!あなたそれでも男ですか!」「僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ!!」
「足なんて飾りですよ。偉い人にはそれがわからんのです。」
「修正してやる!」「見よ!東方は赤く燃えている!」
「お前を…殺す」「月は出ているか!?」「○○よ!私は帰ってきたぁ!」
「こんなこともあろうかと」「ポチッとな」「ダーリンのバカー!」
…とか。少し記憶怪しいですが。ていうか違うのが混ざってるような。
そこまでやってくれれば文句も無いのですけど…
(いや、既に一部やってるのかもしれないけど。)
ってどれもイマイチな案ですが。
とにかくもっとハジケてほしいのです。
どんなベクトルでも構わないから、もっと尖がってみせてほしいのです。
玩具さえ売れれば本編は何やってもいい…
それがサンライズ作品じゃなかったのでしょうか。
MSの戦闘シーンや艦隊戦を格好良く見せさえすれば、
あとは好き放題やっちゃってもいいんじゃないかと思いますが。
∀の後に出てきたガンダムなのに、1stの縮小再生産で終わるなんて…
1stの監督が暴れてるその横で、1stの紛いモノで終わるなんて、
虚しいしカッコワルくないですか。
もっと暴れてほしい。還暦過ぎたハゲ監督(<失礼)に負けないぐらい。
もっとも、Gの監督さんも東方不敗先生が出てくるまで雰囲気を掴みかねてたと言いますから、
SEEDもこの後どんな風に弾けるかわからないんですが(爆)
現状ではどうも物足りないです…
1stの凄かった点って、「こんなアニメ見た事無い」ってところだったのではないかと。
ガンダムって、そういうアニメだったんじゃないかと。
だから、SEEDも目指してほしいのです。
「こんなアニメ見た事無い」という評価は無理だとしても、
せめて「こんなガンダム見た事無い」と言われるぐらいになってほしいのですが。
つーかタイトルに「ガンダム」ってつくと、
どうしても期待してしまうから、こうして不満が出てくるわけで…
最初から期待しなければ問題無いとは判ってるのですが、
それでもどこか期待してしまうあたり、忌むべきアニヲタ属性ですな(爆)>自分
2002/09/18(水)--- ヤシガニ?
ヤシガニが大流行らしいですね。
アニメ業界に何が起きてるのでしょうか。
ミュウx2のヤシガニキャプ画面を目にしましたが、
変身後のカットならバンクで乗り切れそうに見えました。
仕上げ済みカット(セル・背景)の状況をPCで細かく管理して、
より効果的にバンクシステムを活かせないでしょうか。
PC導入の利点は彩色・撮影のみにあらず。
コピペや管理に使わずして何の為のPCか。
…と思うのですが。
コンテのレイアウト枠に、制作済みの画像一覧から該当パーツをD&D、
秒数、セル移動量等を入力すれば、
動撮aviも出来るし、新規作成を要するカットの一覧も出てくる…
…なんてシステムは作れないかな。
セルシスあたりで既に作ってそうな気もしますが。
パーツを探すのが面倒?
キャラ名、コスチューム、ポーズ、アップやロングなどの情報を、
それぞれのパーツにテキストで付加しとけば、後から容易に検索できるでしょう。
それら情報の付加作業は、NHKの映像アーカイブ同様、専任で1人つけとけばいい。
作画担当者にその都度つけてもらう手もありますが、
只でさえ厳しい彼等の負荷を、これ以上増やすわけにはいきませんから。
専任で用意すると、そのぶん人件費がかかるって?
海外に丸投げしてヤシガニをTVに流すこと考えれば安くありませんかね。
作画などの特殊能力も要りませんから、作業人員の調達も容易なはず。
というか、日本語が判る人が居れば、その作業自体を海外に投げてもいいわけですし。
似たようなレイアウトばかりになる?
背景を異なるモノにするだけでも、かなり印象が変わると思いますし、
色調変更、左右反転、拡大縮小、トリミング、パーツの組み合わせ等、
多少の工夫で更に違う印象になると思います。
デジタル作画・撮影ならそれらの工夫も容易に出来るはずですし。
(ゴノレゴ関係のFLASH見れば、そのへん見えてくるのではないかとも…
パーツの使い回しでアレだけやれるんですから…)
というか、似たようなレイアウトになったとしても、ヤシガニよりよほどマシです。
神には作監をさせてはいけません。
そんなもったいないオバケが出るような使い方をしてはいけない。
神には、バンクに使えそうなカットの原画を延々と描き続けてもらって、
ライブラリの充実にひたすら寄与してもらいます。
質の高いライブラリが揃えば、作品が全般的に質の高い画で埋まるのですから。
コンテを描く際も制限をつけましょう。
せっかくのバンクシステムも、肝心のコンテが無視してたら効果はゼロです。
ライブラリを充実させる為の最初の数話は仕方ないとして、
中盤は、一人あたり新作カットはいくつまでと制限を設ける。
制限を越えたら、スタッフ全員に余計な負荷をかけたということで、報酬カット。
そのくらい厳しくしなきゃ、コンテの人も意識してくれないでしょうから。
…書いてて泣きたくなってきました。
なんか寂しい話ですね (;´Д`)
なんかこういうの書くと業界の人の怒りを買いそうだなぁ…
でも、あの富野監督御大だって、
「戦闘中に喋ればセルx枚でx分持つ」
とかセコビッチなことやりながらもあれだけのモノ作ってきたわけですし…
そのへんのコンテマンが新作カット要求するなんて(現状では)贅沢なのでは。
つーか、TV映像制作で飯食ってながら、
ビデオ編集の縦解像度半分の静止画出すような演出や監督から文句言われたくない…
TV表示の仕組みも知らないなんて、ゲーム業界やキャプチャ道の人に笑われてしまいます。
(知ってるけど時間の都合であえてソレを選択してるならスイマセン)
何にしても、そろそろ既存の作り方では無理が出てると思うんです。
それが露見してるのが、ヤシガニじゃないのかなと。
最低限ここまでなら、まだ容易に質を保てる…
海外に投げずに、国内だけでもなんとかなる…
そういう作り方やシステムが、現在求められてる気もします。
鉄腕アトムのリミテッドアニメ導入と同様のブレークスルーとでも言うか…
それは結果的に業界全体を弱体化させるかもしれないけど、
今この時点で、倒れたり潰れたりしてたら元もこうも無いし。
大体金出す方、上の連中は、作る側の事情や状況なんて何も見てないんでしょうから。
黙ってて状況改善することは、今後絶対に無いでしょうし。
技術革新なり、新たな制作手法を生み出して、自衛するしかないんじゃないかと…
昔の、人件費が安い頃ならいざ知らず、
もうマンパワーどうこうで事態を切り抜けられる時代じゃないと思うのです。
一アニヲタの分際で好き勝手なこと言ってスイマセン… (;´Д`)
ヤシガニ、どうしたら絶滅できるんですかねぇ…
それとも、あえてヤシガニを大量生産・画面に出す方が、
業界にとっては結果的にプラスに働くのかなぁ…
2002/08/18(日)--- 一人で作る
例えば、現在、一本のゲームを作るにしても、
企画、プログラマー、グラフィッカー、サウンドが居て…
更に、それぞれにもメイン・サブが居て…
それら多数の人間が集まって作ってるのが、
至極当然の状況になってるわけですけど。
アニメだってそうですよね。
脚本、絵コンテ、原画、動画、仕上げ、撮影、作曲、音響…
とにかく色んな人が集まって、それぞれの能力を発揮して、
それでようやく一本の作品が出来上がる。
で、そういった制作スタイルに対して、
「ゲーム(アニメ)は一人で作るもんだ!
お前等、『志』が間違ってる!」
なんて主張をしてたら…
…キ○○イだと思うんですよ。
そりゃ…
ゲームはゲームでも、ピコピコゲームなら、一人で作れるかもしれませんけど。
(キャラクターがASCII文字で、効果音がBEEPしかないとか、そういうの。)
で。
漫画家の、某つのだ先生の当時の状況を知った上で、
それでもまだ、
「アシスタントを使うなんて志が云々」
の発言してた某いしかわ先生に、
なんだか上記の例のような印象を持ったのでした。
(そりゃ…いしかわ先生の絵でいいなら、いわばピコピコゲ…ゲフゲフゴフン)
複数の人間が、それぞれの才能・技能を持寄って、一つの作品を作る…
そういった「共同作業」で作品を作る方々を、とにかく否定する方々…
あの手の人種って、一体何なんでしょう。
一種の宗教なのかなぁ…
一昔前までは、
「スクリーントーンを使うなんて邪道だ!」
なんて仰る漫画家さんも、居たとか居ないとか。
でも、今時そんなこと言ってたら、ちょっとアレですよね。
ComicStudioのレビューをしちゃったりするぐらい、
時代を先駆けてる漫画家先生が、
よもやアシスタント利用について「志」云々などと口にするとは…
「作家」って、いや、「人間」って、
不条理な生き物だなと思ったり思わなかったり。
2002/07/07(日)--- エクソダス
キンゲ、見たですよ ( ̄ー ̄)ニヤリ
もうね、ビデオの再生ボタン押す直前まで、ドキドキワクワク。
再生始まってからは、ニヤニヤウシシシ、みたいな(謎
この作品は貴重な存在ですね。
新ロボット像を生み出せる企画が現在絶滅状態だけに。
ロボットアニメの運命を一身に背負ってるのでは (^^;
監督と若手が二人並んでるの図、なんだか面白かったです。
お師匠様とお弟子さん、みたいな(笑)
…職種が別だから、そういう関係ではないか(爆)
あきまんさん(?)って、あんなに細い人だったのか。
プロレスラーみたいな外見を想像してたのでビックリ。
OP曲、熱い!
「ガガガッ!ガガッ!」より「キーング!キーング!」のほうが、力が入って (・∀・)イイ!
しかし、田中公平さんって、スケジュール調整が必要なくらい忙しいとは。
恥ずかしながら、そこまで売れてるとは知りませんでした(爆)
本編、正直言って、少しわかりづらかったかも。
もっとも、説明的な描写もあちこち見えたし、
特番内で解説してたこともプラスに働いたせいか、
富野アニメとしては、すんなり入って行けた気がしないでもないような。
展開の早さには驚きました。
最近間延びした作品が多いなと感じてたので尚更です。
コレが監督の言ってたスピード感なのかな。
途中で早送りができない凝縮された作品、自分は好き。
オーバーマンの仕組み・動きや、巨大アイドル映像は気持ち良かったです。
いや、気持ち悪さが気持ち良かったというか。
まるで夢の中の不思議な映像を見てるよう (´▽`)
本編のセリフがズシンと来ました (;´Д`)
ドームポリスのピープル=アニヲタ(or業界人)…
エクソダスする人々=若い作り手達、なのかな。
って、そういう見方はしないほうがいいのかな。
思想的なことは監督に任せてる、みたいな事も言ってたし。
現場はそういうことを意識せず、ただ自由にやりたいのかもしれない…
などと思いつつも、スタッフの方々には、
本編キャラ達同様(?)、豊穣の地に辿りつき、
エクソダスの成功例になってほしいと願うものであります。
応援してるであります! ガンガンはっちゃけてくらはい! (`□´)ノ ウオー!
2002/04/15(月)--- キャラのポーズと怪人爆発シーン
アニメの話か、実写の話か忘れましたが。
何もせず、ただ会話をするシーンってのは、間を持たせるのが難しいのだそうで。
なもんで、演出家によっては、キャラクター(演技者)に小道具を持たせてみたり、どうでもいいアクション付加したりするのだとか。
この話をしてた方(演出家だったか評論家だったか忘れた)は、これを「下手な演出」と評してた記憶があるんですが。
自分はそれが、「下手な演出」の範疇かどうかわからないです。
むしろ、そのシーンの不自然さを回避すべく対策を取るだけマシじゃないかとも。
現実には、不自然なまま流しちゃう演出家も居るわけで。
そもそも不自然さを感じないのか、感じても何らかの要因により諦めてるのか、意図的に不自然にしてるのか、そのへんわかりませんが。
で。
ゲームの場合はどうなのかなぁ、と。
いわゆる、ADVとかVNとか、そのあたりは。
てことで、いくつかのゲームの、キャラの立ちポーズをボーッと眺めてみていたのです。
腕をダラリとさせて、表情だけ変えてるのは、絵だけ見てる限りでは、なんか不自然。
かといって、腰に手を当ててたり、手を胸の前に置いてたりするのも、わざとらしいと言えばわざとらしい。
表情と合ったポーズをその都度取ってるのが、自然と言えば自然でしたが…
しかしこれは、ポーズが変わるたび、キャラのデザインそのものが変わって見える場合もあり。どうも画力を要求されるようで。
…他にこだわるところがありそうな気もしてきた(爆)
セリフ等が手前に出てくると、また変わるし。
ゲームの場合、映像というより、挿絵ですしね。
先日、ハリケンジャーを見てたら、よくあるシーン…
ヒーローが決めポーズを取ると、後ろで怪人がドカーンと爆発する、アレやってたんですが。
手前を、ヒーロー二人(カブトとクワガタ)がスタスタ歩いてるその後ろで、怪人がドカーンと爆発してたのです。
最初、特に気にせずボーッと見てたんですが、しばらくしてアレアレっ?と。
ビデオ巻き戻して、再度確認してビックリ。
普通は、「ハイ、ここでフィルム編集しましたよ」とハッキリわかるように、手前の人物のポーズが微妙に変わったりするんですが。
全然変わってない。すったかすったか歩いてる。自然に連続して歩いてるんですよ>手前の二人
なにぃー、どうやってるんだーこれはー、と。
おそらく、「手前二人だけ&爆発」の映像を先に撮り、後からそのシーンに、倒れる怪人を合成してるのだろうと思うんですが。
(コマ送りしてみたら、爆発の始まったコマで、怪人がスパッと見えなくなってるし)
それにしては、怪人が合成されてるように見えない。怪人の画が背景から浮いてないのです。
正直、やられました。参りました。完敗です <って勝ち負けの話じゃないけど
いや、以前からやってた手法なのかもしれませんが。自分は今回初めて気がつきましたです。
あの映像を見ただけでは、どうやって画を作ってるか、自分にはわからない。
犬夜叉のOPは一体どうしたのだ。
局側から急に、別の曲にでもすげ替えをさせられたのか?
それともギリギリまで曲が決まらなかったのか?
飽きたのか? いわゆるアニメっぽいOPに。
同じ飽きるにしても、名探偵コナン的ベクトルに行かないで欲しかった。
COWBOY BEPOPや、ビックオーのベクトルならまだしも…
それともまさか…センスの欠片も無いプロデューサーが調子に乗ってコンテ切ってたり?
まさかそんな…少年マガジンの「!!」「!?」「??」じゃあるまいし…
自分としては、「??」って感じです >犬夜叉OP
2002/02/19(火)--- 細かい工夫
細かいことだけど。
いや、ホントにどうでもいい、視野の狭い話なんだけど。
龍騎がソードベントを受け取った瞬間、大げさなポーズを取らせるとか、火花を合成するとかできないのかな。
パカッと龍騎のポーズが変わるのが気になる。
なんでわざわざ、バレバレの画を作って満足してるんだろう。
1話で、ナイトがソードベントを受け取ったシーンを喜んでしまった自分は、とてもあのシーンが気になる。
回を追うごとに、1話のアレは偶然の産物・事故だったのだな、スタッフは工夫する気がさらさらないんだなと判ってしまい、とても悲しくなる。
まあ、あの手のシーンは、日本の特撮じゃ当たり前のように使われてる手法だけど。
怪人が倒れて、ドカーンと爆発するシーンもそうだし…
でも、ほんのちょっとの工夫で自然な絵になると思うんだけどなぁ…
円谷英二の「ピアノ線で吊るすなら、カメラとミニチュアを逆さにして下から吊るせ」的な…
そういった、不自然さを隠すために、ちょっとした工夫を思いつくような…
頭の柔らかい、不自然さを観客に見せない努力をほんの僅かでもいいから心がける、
そんな「日本の特撮」であって欲しいです。
金も無く時間も無ければ、せめて知恵を使って欲しい <余計なお世話か(爆)
「これは記号なんだから、不自然でもいいよ」
「時間無いんだから、どうでもいいよ」
「今までコレでやってきたんだから、このままでもいいじゃん」
などと、特撮畑の人間が思ってしまったらアカンのでは。
アニメなら、「これは所詮、絵だから」と観客も思って見てくれるけど…
アニメじゃないんだから、もう少し「自然な画」を作ることに…
いや、観客を騙す事に、もっと気を使って欲しいなぁ…
でも、逼迫するスケジュール、限られた予算の中で、既にヒイヒイ言ってるんだろうな…
まだ、頑張ってるほうなんだろうなぁ…
2002/02/04(月)--- 龍騎
龍騎、見ましたよ。
やられた。コレは面白い。
あのデザインに騙されてた。
えーと、ネタバレも多少含むので、まだ見てない人は読まないほうがいいかと。
自分の場合、OP映像前半と、本編後半の特撮部分が、かなり気に入ってしまったのでした。
なんかもう…ビデオで5,6回見直してます。
コマ送りでチェックしてたりするし <アホや
OPでイイなと思ったのは…
主人公→ヒロイン→ライバル→交差する三人
→後姿でカードを見せ→ライダー姿でカードを見せ…
の流れと、まだ登場してない人物の情報を隠しつつ見せるあたりですね。
でも…
一見、音楽に合わせてるようで合ってないのがイヤン。
特撮畑の人って、そのへんの感覚、違うのだろうか。
なんでいつも、あともうちょいってところで、それ以上踏み込まないんだろ。
フレーム単位で調整できない事情・制約でもあるのかな。
後半の特撮部分を見てビックリ。
大丈夫ですか? あんなに頑張っちゃって…
まあ、1話だしな…
なんというか…
「特撮ヒーローモノも、こういうの入れればカッコ良くなるのに…」
と、今まで自分が夢想してた映像がポコポコ出てきて、結構感動してました。
(単にアニメ感覚の映像、ってだけの話(爆)>夢想してた映像)
看板、やられました。
どこかにミスがあるだろうとチェックしたんですが、見つからなかった。
映像を左右反転させてるのかな。
その為には、撮影時は構図等が反転した形で撮らなくちゃいけなくて…
ああ、頭がこんがらがる…
壁面を移動して、主人公を追い越すモンスター。
おお…ガオと違って、単なる「記号カット」では無い…
バイクがモンスターを弾き飛ばした後のカットにビックリ。
モンスターが打ちつけられた建物の壁に、モンスターの体がめり込んだ痕跡が描かれてる。
コレだよ…こういう描写が欲しかった…
武器召還。シビれました。
構図がイイ。
そして、ライダーが受け取った瞬間、効果音と共に、微妙にフレームを揺らしてる。
そこがgood。些細なことですが。
(受け取れなかった主人公の場合は、フレームは揺れてない)
主人公がモンスターに弾き飛ばされる…
そのシチュエーション自体は、比較的よく見かけますが…
飛ばされた主人公を、ナイトが、更に、軽く弾いて避けてしまうとは。
一本取られました。
よくもまあ、映像にしようと思ったもんだ…
もちろん、別の作品からパクったアイデアもあるんでしょうけど(爆)
ただ、そうだとしても…
日本の特撮番組の分際(?)で、実際目に見える形にしたことは評価できる…かなと。
余計な制約が増え、表現手法がドンドン狭まり、お決まりの映像になって…
結果、見事瀕死の状態になってしまった日本の特撮作品に必要なのは…
頭の中にあるイメージを、そのまま映像にしてみたい…そんな単純な思いなんじゃないかと。
「ショボイ画面になるのはわかってる。金が無い。時間が無い。人も居ない。
先輩達から文句言われるだろう。否定されるだろう。
余計なことはするな。今まで通りやってりゃいいんだ、って。
でも、この構図、このシチュエーションは…カッコイイはず。
実現したい。画にしたい」
…そういうのがイイんじゃないかなー、なんて。
平成ガメラだって、ティガだって、そうゆう無謀なところが作品を面白くしてた気がする。
これからの日本の特撮を盛り上げていくためには、
そういう部分で物怖じしない姿勢が必要かも…
と思うのでありました。
などと持ち上げてみたものの…
やっぱりTV向け、子供向けですから…
例えば、CGと実写映像の合成は上手くないです。モロバレ。
色調・明るさ・コントラスト・ノイズ量…
画質的に異なる映像素材を、無頓着に合成してるんで、チープさが否めない。
そういうところは、ノウハウを積んでいくしかないでしょうね。
(でも、クウガ・アギトと2年もやってるのだから、
もう少しノウハウ溜まってもいいんじゃないのか…)
それにしても。
子供が、大喜びでカードで遊ぶであろう姿が目に浮かびます。
動作がわかりやすくてカッコイイ。
子供に取って、アレは憧れるよね。
OP見てる限り、子供もライダーになるっぽいなぁ…
これで子供にウケなきゃ変だろな。たぶん…
2002/01/31(木)--- 感想文
映像作品に対する他者の感想文を読むと、その作品がまた違って見えてくるものなのですね…
コチラの方のガンダム感想文を見てやっぱり笑ってしまいつつも…
そうか最初はそう見るよな、などと改めて再認識する部分もあったり。
コチラの方のコラムを見て、なんかジーンと。
こんな風に、新たな何かを創造したくなる…
そんな作品って、いいよね。いい作品だよ、きっと。
当方、コメットさんについては未見ゆえ。
こういうのを見てしまうと、脳内で理想の作品像が勝手にイメージされてしまう。
セツナサ炸裂しまくりの名作アニメだったのでは?とか。
なぜ福島では放映しないのであるか、と悔し涙を今まさに流してしまいそうであります。
もっとも、たぶん実際の本編見たら、
「違う! これは俺のコメットさんじゃない! ウワアアン!」
とか言っちゃいそう。
そのくらい私の脳内では、
至上まれに見る愛らしさを持ったコメットさんが、
にっこりと私に向かって、最上の笑顔を向け始めてます。
ってヤバイよ>俺
電波ゆんゆん。
2002/01/28(月)--- ロボットアニメと世界観
ザブングル見てて、「∀ってザブングルと似てるな」と思いました。
いや、前から似てるなとは思ってたんですが。
ザブングルを実際に見て、やっぱりそうだな、と。
西部劇の世界にロボット持ち込んだのがザブングル。
工業社会へ変化しようとしてるヨーロッパにロボット持ち込んだのが∀。
(ちなみに、ザブングルの世界にMSを持ち込んだのが「ガンダムX」(爆))
大正時代にロボット持ち込んだのがサクラ大戦。
幕末にロボット持ちこんだのがヒヲウ。
平安だか戦国時代にロボット持ち込もうとしたのがガサラキ<中途半端だけど
現代にロボット持ちこんだのは…
たくさんあるかな。EVA、パトレイバー、ダイガード…
他にもあるだろうか…
まだロボットが持ちこまれてない時代ってあるだろうか。
あるいは持ちこんでない地域ってあるだろうか。
幼児向けアニメにロボット持ちこんだのがカンタムロボ<それ違う
水戸黄門にロボット持ちこんだのがダイオージャ<一目でわかる
サザエさんにロボット持ち込んだのが…(答えに詰まる)
笑点にロボット持ちこんだのがカクレンジャー<全然違うんジャー?
8時だよ全員集合にロボット持ちこんだのがジャンボマックス<ロボットとちゃうって…
持ちこむものはロボットでなくてもいいのか。
妖怪、妖精、エスパー、サイボーグ、女子中高生…
…最後のが何か異質だけど、実は意外にたくさんあるような気も。
2002/01/21(月)--- 評論家
高千穂先生がVANDREDを誉めてる…むむぅ
先生の評を読んでみて思ったけど。
自分、どうも、ジーンシャフトと同様に、勝手に理想の最終回を設定してソレと比較してたのかも。
評価云々って相対的なモノだと思うのです。
何か基準になるモノを、自分の中に意識的、あるいは無意識的に設定して、ソレと比較することになる。
てことは。
「良くない」という評価を下す=その評価を下した人の中にもっと面白いイメージが眠ってるかもしれないってこと。
それをゴリゴリほじっていって具現化できれば良いのですが…
それって難しい。
そして、難しいとか言って具現化を諦めてる時点で、状況的にはもう「劣っている」んですよ。
だから評論家は作り手に勝てない。
作り手は、作り手であるというその事実だけで既に偉い。と思う。
現状を変革する力は評論家にはない。
評論家の意見を取り入れて現状が変わる事はあるかもしれない。
でも実際に手を下すのは作り手。
評論家は、良くてもサポート役にしかなれない。
それはともかく。
個人的には、VANDRED大好きだったんですよ。
3DCGバリバリ出てきてカッコイイし(爆)
なんていうか、現代版マクロスだよなーとか思いながら見てました。
ていうか設定もそうだったか。
だからいつのまにか期待しちゃってたのでしょうね。
とんでもない最終回が来るぞと。いや、来て欲しいなぁと。
でもやっぱり来なかった。個人的に予想してた範囲内のが来ちゃった。
でもそれで良いのです。
EVAの最終回見て大喜びしちゃうような人間が満足するような最終回になったら…
それって商品にならないから (T▽T)
アニメって基本的には子供達が見るものだから…
子供達が理解できる程度の内容で抑えとかないと売れませんし…
2002/01/02(水)--- ナディアとパンダコパンダ
ビデオに録画してたナディア総集編(後編)を見ました。
ラストの無茶苦茶な展開に目頭が熱くなってきます。
面白い。面白すぎる。
ディ○ニーだかアト○ンティスだか知らんが、超えられるもんなら超えてみろ! と言いたい。
超えるの絶対無理。優等生の○ィズニーにはな!
つーか、あんな設定押し出したら米国内の宗教団体から突き上げ食らって大騒ぎになるのでは(笑)
なんていうか…
『大人から「体に悪いからダメ」と言われてるのに子供には大人気の怪しさ大爆発の胡散臭い駄菓子』
みたいなアニメでしょうか。MMRアニメ? >ナディア
この頃の庵野さんはまだ良かった…
EVAで曲がってしまった…もったいないなぁ…
総集編の構成って誰がやってるんでしょう。
スタッフロールを見る限り監督とか関係してないっぽい気もするんですが…
素材の質の良さが効いてて面白いのかな。
ナディアのTV版、再放送始まるそうですね。
…やっぱり某映画の影響なのかな(笑)
「パンダコパンダ あめふりサーカス」を見て愕然。
風呂で大パンダが立ち上がると湯船のお湯が下がって子パンダと子トラが大パンダの足元で「でられないよー」と騒ぐんですよ。
水の中にコップ持ったまま大パンダが沈んでコップの中からジュースがもわんと水の中に浮き始めそれを大パンダがもひょ〜んと大口開けて飲みこむんですよ。
そんなの逆立ちしたって思いつかない。
やっぱり天才の考える事はスゴイ…
どこかで見たレイアウトが山のように見られるのも面白いですね。
ナウシカやトトロのあのカットだ、みたいな <順番逆だよ…
2002/01/01(火)--- CCさくら総集編とキテレツ実写版
CCさくらの総集編見ました。
つまんない総集編の代表例みたいな構成にガクーリ。
OPから喋りが入る時点でもうウンザリ。
しかもウチはNHK教育の映りが悪いので、映像資料としての価値すら無し。
キテレツ見ました。
CGコロ助の出来に感心。画面に自然に溶けこんでたような。
さすがに昔に比べると、CG合成技術も発達してるのですね。
アレなら実写版ドラえもんも作れそう。
もっとも動く部分は若干不自然でしたね。
モーションブラーが実写映像と噛み合ってなくて浮いちゃってた。
話や演出は、あまりに子供向け臭くて途中で寝ちゃいましたが。
エスパー魔美の予告編を見て、萎え。
ボクの魔美はあんなんじゃないやい!
つーか美少女じゃなきゃイヤです…(爆)
2001/10/10(水)--- 「萌え萌え〜」
某アニメのCMで、娘さんキャラが「萌え萌え〜」と自ら喋ってるのを聞くたびに、理不尽さというか不整合性というか「勘弁してくれ」と感じるのですが。
萌える対象・萌えられる側から「萌え」を表明されると言うのは、
自分の髪を自分自身のその腕で掴み上方へと向かってグイと引っ張ったところ
股にしっかり挟んでた馬ごと宙に浮いてしまい
ハマってた底無し池から自分も馬も共に見事脱出成功という状態に近いのではないか
ってそれは全然違う喩えですねというかその自分で自分の髪をの元ネタはなんだろう忘れてしまいましたよ。
CodeRedIIが感染対象になりうるNT・2000はないかとパケットを送ったら相手からバックドア利用されてダウンさせられちゃったみたいなって結局最終的にダウンするのは萌えた側であるから状況は変わらないのか。
とにかく気に触るのです。あの「萌え萌え〜」が。
アニメキャラであるお前が言うなっていうか俺達の聖域に手を触れてくれるなってああそうだよ聖域だよ悪かったなどうせアニヲタなんてそういう気持ち悪い生物でありますよケッという感じなんですが
あんな他愛も無いセリフからそういう印象を自分が受けてしまうこの事実と
自分の状態を客観的に判断した場合やはり自分自身に対して更にゲンナリ。
誰に向かって発せられてるのか、あの言葉は。
そこがサッパリわからないからムカつくのでしょうかね。
本編中で何か関係してるんだろうか。
あれが、「皆も見て、もえろー」とかだったらまだスッキリするんだけど。
「燃えろー」「萌えろー」、どっちでも取れるとか…
…もしかして「燃え萌え」と言ってるのか…?
だとしても、誰を対象として喋ってるのかやっぱりわからん…
自分が「もえ」と聞いて「萌え」と連想する人間だって事ぐらいしかわからない…
どうでもいいよね (´_`)y-~~
2001/09/29(土)--- フルバDVD
フルバDVD、見せていただきました。
ううう…
OPだけで、もう泣きそうです… (;_;)
ていうか、今コレ書きながらOP思い出してるだけで、もうじわっと…
曲がいいんだろうな。
なんか「赤ちゃんと僕」のED曲を思い出しちゃいました。
アレもEDだけで泣ける…特に第1話のラストからEDへの繋がりがグッとキたものです。
これがまた曲だけ聞いてたんじゃグッとこないんですよね。かといって絵だけ見ててもダメで。
曲が流れて絵があって、そこでようやく、みたいな。なんでだろ。
本編のほうは、想像してたより大人しい印象でした。
まあ最初のウチはそんな感じだから、いいかなと…
ただ…なんか「みかん絵日記」「赤ちゃんと僕」を彷彿させる…
こんなテンポで大丈夫なんだろうか。
本放映ではシャキシャキしてるんだろうか。
ていうか、原作終わってないけど…アニメはちゃんと終われるんだろうか。
カレカノアニメ版みたいな終わり方にならなかったら嬉しいのだけど。
でも、ちゃんと終わらせない方が、後々の商品展開?がしやすいのかな。
どうなんでしょうね。
2001/09/22(土)--- フルバ
妹がフルーツバスケットの単行本を買ってきたので、読ませてもらいました。
ムーーーーーーーーーーーーーーーーッチャクチャ面白くて、
ムーーーーーーーーーーーーーーーーッチャクチャ主人公が可愛いであります。
なんとなく、ノリとしてはカレカノに近いかも。
残酷さが増したカレカノ、みたいな。
カレカノに比べると非現実的な設定なんで、シリアスシーンで感情移入が少し難しい…ような気も。
しかし、この作家さん、昔見たときはそんなに上手い絵だとは思わなかったんだけど。
なんかメチャクチャ上達してますね…
2001/09/08(土)--- ガオ=ポケモン
溜撮りしてたビデオを見ました。
ガオとかアギトとか。
今のところ、毎週録画してるのは、
ガオ、アギト、どれみ、犬夜叉、あいまいみい、たると、そしてムリョウぐらいなんですが < …ぐらい?
あと夜中、一歩と逮捕を、忘れてなければリアルタイムでつけとく、みたいな。
ガオ見てて今頃気がついたんですが。
ポケモン実写版だったんですね。この作品。
ボールから飛び出たモンスターが、ちょっと大きくてメカメカしいポケモン。
友情や根性で事態を解決するあたりもそうだし。
敵の幹部はムサシ・コジロウだし。
セラムンに対するウェピーみたいなものかな。
それで脚本が武上さんなのか。今頃納得。
ていうかこれって、以前誰かから指摘されたんだっけか?
自分すっかりそのへん忘れてることだけはたしか。
2001/09/07(金)--- FF the movie in 金曜アニメ館
NHK-BS2の金曜アニメ館を見たら、FFのムービーが。
そう。
「本日のお客様はFF the movieの監督、坂口○○さんです〜」みたいな。
番組ではそう紹介してましたです。
それにしても凄い映像だなぁ。
CGに見えない。まるで実写。
人物モデルの顔を見ると、「ああ…CGだな」ってわかるけど。
そういや、親父さん相手に
「凄いよね。これ全部CGだよ」
と言ったら、
「人形みたいで気持ち悪いな」
と言われた…
坂口氏の目標は、やっぱりこういうことだったのだろうか。
PCを使ってアニメや実写に負けないクオリティの映像を作る。それが最終的な夢。
何を語りたいかではなく、語る為の手段に拘っていく姿勢。
考えてみれば、
ブラスティーの頃から、その方針はハッキリ見えてた気がする。
とうとう夢を叶えたのか。
でも、この後どうするんだろう。
このまま、より高い映像クオリティを追求し続けるのだろうか。
でもこの調子じゃ実写映像に完全に追いつくのもそう遠くないはず。
目標に完全に追いついてしまったその時、どうするんだろう。
それはそうと。
金曜アニメ館の終わりの頃は、会場の子供達にアニメ制作を体験してもらうコーナーで〜す(アシスタントのお姉さん風に、ってあの人たぶん声優さんなんだろうな。自分声優さん詳しくないから知りませんが)
このコーナー、毎回、ゲストに関連するアニメ制作手法を体験させてるのです。(たまにこじつけっぽい時もある)
今回はPCを使用。
子供達がタブレットで描いた線画を、瞬時に3DCGにしてしまう、という内容。
(Shadeについてるマジカルスケッチみたいなもんですかね?)
うむ。たしかにスクウェア=CGって感じ。
iMac(推測)の画面に夢中になってる子供達の姿。
ほほえましさと同時に、教育関係へのPC利用の有効性が具間見えました。
やっぱりこういうのは遊びから入らないとアカン。
「デジタルディバイド」で恐怖心を煽り、お堅いテキストを読まされる、後ろ姿が疲れた中高年…
そういった悲壮感漂うPCとの出会い、PC操作の修得ではアカンのです。
使えると楽しいのだ、面白い道具なのだと思わせる機会を、いかにして多く設けるか、そこに頭を使わんと。
つまりですね…
PC初心者は、ひとまず、モリモリと興味が湧きそうなエロいゲームなどをプレイすることから始めるべし! <ちょっと待てオイ
2001/08/08(水)--- ウツセミの術
撮り溜めしていた、ムリョウを見ました。
ウツセミの術の回の、ムリョウ君の姿に大爆笑。
あんな映像が出てくるとは、全く持って予想外。
なんだか論理性の無い夢の中の映像を見せられてる感じ。
もう最高。たまりません。
それにしても、那由多ちゃんの好きなのは、ムリョウ君なのか、村田君なのか。
二人で一組という認識か。二人が可哀相。
2001/08/05(日)--- 石田監督最高
ガオとアギトを見ました。
ガオは、ロウキが人間になって、戦隊に加わる?話。
展開は完全にわかりきってるのに、やはり燃えますね。
根性爆発→変身→技を披露→必殺技炸裂→敵死亡→巨大化→巨大ロボット召還→合体→必殺技…
ここまでテンポよくたたみ込むように見せられると燃えないわけにはいきません。
毎回やってたら、さすがに飽きてくるけど。
アギト、最高です。
石田監督の回はスゴイな。ビバ石田監督。
まず構図が普通じゃない。色調も色々工夫してるし。
これまた戦闘シーンのカット割のタイミングがバッチリ。もうグウの音も出ません。
大抵この手の番組では、1カットを妙に長く取ってしまって、仕掛けの安っぽさを視聴者に露呈してしまうものですが。
石田監督のは違う。ホントに一瞬、仕掛け・シチュエーションをパッと見せ、すぐ次のカットに写る。
人が吹き飛ばされる時の見せ方なんか、妙に上手いんですよね。
吹き飛ばされ、地面、あるいは、壁に体を打ちつける。このタイミングの取り方、完璧。
同様のシチュエーションは他の作品にもよく見られますが、それらと見比べてみると、如何に見せ方が上手いかよくわかる。
他の監督さんのは見せてる時間が長すぎるんです。
例えば雨宮監督のなんか見てるともう最悪ですよ。スピード感がかけらもない。
えー只今俳優さんをワイヤーで釣っておりまーす、とかそういうのがすぐバレちゃう。
今回の、豪雨の中の戦闘シーンも熱いですね。
アギト、泥だらけですよ。カメラのレンズも泥だらけ。
よく予算が出るなぁ。散水機と送風機大活躍。
戦闘後に、画面の色調を、青・緑からオレンジに変化させてるのも素晴らしい。
とにかく、石田監督最高。
いや、監督が全部指示してるのかどうかはわからないんですが。
でも監督が担当した回だけ、ズバ抜けてイカス画面が見れるのは確かだしなぁ。
それにしても、アギトってスゴイことバンバンやりますね。
いいのかなぁ。あんなところまでやっちゃって。
昔、どこかで読んだか、あるいは聞いたんですが… <もしかして、T氏かR氏からだったのかな…
ある脚本家さんが、「5年3組魔法組」で、子供が落とし穴に落ちる、というシチュエーションを脚本に書いたとかなんとか。
すると監督さんから、「君はアニメ向きの脚本家だ。実写向きじゃない」と言われてしまった。
落とし穴に落ちる子供のカットを撮る為には、それなりの準備も要る。時間もかかる。
何より、万が一子供がケガをしたら大変。
予算も時間も無い、俳優がケガをしたら代用が効かない。
子供向け特撮実写番組において、そういうシチュエーションを書くだけで、脚本家としては失格…ということだったらしいです。
それを考えると、アギトはスゴすぎますよね。
熱い。熱いよ。
2001/07/17(火)--- 犬夜叉の新OP
犬夜叉の新OP見ました。
なんだか選曲が今一つ合ってないような。
名探偵コナンもそうだけど、なんだかちょっとずれてる。
どういう仕組みで選んでるんだろう。
局とか広告代理店から、強制的にこれを使えと指示されるのかな。
それとも監督さんあたりが選んでるんだろうか。
それはそうと、サビの部分のアクションシーンの動きはスゴイ。
思わず何度もコマ送り。
カメラが前後に3回移動した後、グルッと回ってまた何度か前後に…
全部動画なわけですが、それに合わせて背景の位置や絵を変えていって…
ああいうのって、絵コンテとかどんな風に描くんだろう。想像がつかない。
2001/07/08(日)--- 「あぃまぃみぃ」と「たると」
録画しといたWOWOWアニメを見ました。
「あぃまぃみぃストロベリーエッグ」
見ててかなり恥ずかしいんですが…
そういや、パンツに縦スジまで描いてあって唖然。
なんかエロ雑誌の表紙によくある、鎧をつき抜けるビーチク描写を思い出してしまった。
そこまでしなくていいよ… (;´Д`)
「魔法少女猫たると」
綿の国星2001年萌えアレンジバージョンですか…
まさにタイトルとおり、演出・展開がたる〜
途中で眠くなってしまいました。
OP曲はいい感じなんだけどなぁ。
何にせよ、親と一緒には絶対見れないであろうツライアニメが二つ。
ってこの歳でこんなアニメ見てる事自体が大問題ですが。
2001/06/29(金) (2) --- ジーンシャフト最終回
ジーンシャフト最終回を見ました。
自分が予想してたより、スケールが小さい(?)終わり方で、なんかガックリ。
まあ、キャラがどんどん死んでたから、皆殺しておしまいかな、という予想も一応してたんで、そういう意味では悪くない終わり方でしたけど。
途中、タイムスリップの話があったじゃないですか。アレを見て、自分、
「ああ、これは過去・現在・未来を描くつもりなのかな」
と思っちゃったんですよ。
つまり、過去・現在・未来の流れを作品中に持ちこむことで、遺伝子操作社会を一度肯定してみせた上で、更に人類の次なるステップへの入り口を…描いてくれるのではないかと。
作中の「リング」というのは、人類に敵対するものとして描かれてるけど、実は人類という「種全体の持つDNA」に突然変異を起こして進化させる為の要因…
貧相な予想をすれば、幼いレベルにある人類を、次の段階へ成長させる為に、未来から送られてきた「何か」では、みたいな。
なんといいますか…
自分てっきり、この作品は、
人類が、「リング」の状態から「螺旋」の状態へと、進化していく様子を描くんだろうなと…
タイムスリップネタが出てきた段階で、勝手に想像・期待してしまったんですね。
最終的に「感情の復活」があることは見てる側にもバレバレなんですけど、それは、以前の状態と同じレベルで復活するのではなく、
わずかながら上の次元に変化した上での復活なんだろうと。
一見、同じトコロにいるようだけど、実はほんの少し上…つまり「螺旋」
またDNAは螺旋形状、って話もどこかで聞いてたんで… <ホントかどうかは知らない
せっかくDNAをネタとして盛り込んでるのだから、そういうネタも絡めて、「螺旋」的な展開を用意してる可能性もあるかなぁ、などと想像してたんです。
ところが実際には…
愛だの何だのとお決まりな言葉を吐いただけで、せっかく今まで人類が苦労して歩いてきた道を、さほど納得できる理由も提示せず、また逆戻りしてしまう…しかもわざわざ「リング」の上で…そんな様を見せられてしまった。
「螺旋」まで行かなくても、せめて、「リング」の上を進んで進んでぐるりと一周して元の場所に戻ってきました、ならまだしもなぁ…
そういう意味で、かなりガックリ。
いや、勝手にこっちがイメージ広げすぎちゃった(?)だけの話ですが。
作品自体には何の非もない。
むしろ後味悪くない終わり方で良作な方だろう、と思います。
しかし…
ヤマトで、突然何の脈絡もなく出てくる「愛」とか…
999で、何の根拠も無く「機械化人間=永遠の命」を否定する様とか…
それらと同種の薄さ・取って付けたような結論しか出てこないのは少し悲しいなぁ。
まだイデオンみたいに全部フッ飛ばしちゃって次の可能性を示すほうが説得力があるような。
それはそうと。
CG良かったですわ。
雲の上を飛んでいくシャフトの図には感動。
あれはセルじゃ表現できないでしょうね。
ただ、やっぱり何やってるのか、どこ映してるのかわからない時があるんですよね >CG
一応トゥーンレンダリングをして線情報を提示してくれてはいるみたいなんですが。
モデルのデザイン的に、情報量が多すぎるのかな。
パッと見て、「ここは腕」「ここは足」とかわからないデザインだからかなのかなぁ…
2001/06/29(金) (1) --- プリーティア最終回
アニメ版プリーティアの最終回を見ました。
ほぼ予想通りでなんだかホッとしました。
ベタベタというか、セーラームーンそのままというか。
自分、思い入れ持って見てたんで、ちょっとうるうる。
心の底から安心して「ああ、終わったなぁ」と思える最終回。
納得いかない部分が残っちゃうとか、そういう要因が何もないですから。
しかしこの作品、地上波でやったほうが良かったんじゃ。
1クールでは他のキャラを掘り下げることも出来ないし。
小さい子供達も、結構ファンになってくれそうな話だと思うけど。
コレ、ゲーム化はしないのかな。
ヒットする可能性あると思うんだけどなぁ。
なんせ…『姫を守る美少年七騎士』って設定でスよ。おいしすぎる。
ていうか、総監督の佐藤順一さんが、
「女性スタッフ達から出てくる声を拾い上げて作った」
って言ってますからね。
男性にはわからないであろう、その手の属性持った女性達の、
「ここはこうでなきゃねぇ」
って要素がてんこもり状態のはず。
アンジェリークだって、スタッフが全員女性だから、あれだけ、女性に大人気の商品が作れたんだろうし。
このプリーティアも、売れる可能性大だと思うんだけどなぁ。
でも、自分最近ゲーム関係の情報全然集めてないし。
既に企画は動いてる可能性大ですかねぇ。
間違ってもアクションモノとかパズルモノじゃダメだろうな。
恋愛シミュレーションで、耽美・高解像度のCGで、クサい台詞吐きまくりじゃないと。
あと自己犠牲ってヤツですか。
敵の容赦ない攻撃に、彼等は自分の身を呈して姫(=プレイヤー)を守ろうとする。
激痛で、彼等の美しい顔が歪む。
その顔を見てプレイヤーは、「ああ…私の為に…」と、キュンとなっちゃうわけで…
何書いてんだ俺。
2001/06/28(木)--- プリーティア漫画版
妹から「プリーティア」の漫画単行本を借りて読みました。
まだ最終巻は出てないらしく、2巻までですが。
アニメとは結構違ってるんですね。
アニメ版オカマPCヲタ少年が、フツーの美少年で出番多くなってて驚いた。
個人的には、アニメ版のほうが好み。
特に「細(ささめ)」がイイ。真顔でクサい台詞吐くところが。
「僕は君だけのナイトだ…」
うわクサっ! 最高! シビレる!
そういや、その回の脚本、川崎ヒロユキさんでした。
こういうのって脚本家の傾向なのかな。
「ガンダムX」も一風変わった台詞続出だったし。
「月は出ているか?」「は?」「月は出ているかと聞いている!」
でしたっけ? いいねぇ。
なんとなく…
アンジェリークとかに熱を上げるお嬢さん達の気持ちがわかりつつあるような。
美少年(美青年、美中年)とクサい台詞、いいなぁ。たまりませんね。
2001/06/24(日) (2) --- ドラえもん最終回
今頃なんですけど、一時期チェーンメール化してたという、ドラえもんの最終回ネタ(のび太が科学者になるヤツ)の原文読みました。
話の筋は、以前弟から聞いてはいたんですが。
コレ、原文読むより、人づてに話を聞くほうがイメージ広がるなぁ。原文のほうはちと綺麗にまとめ過ぎ。
しかし、チェーンメール化したのは、作者にとって可哀相。
正当な評価を受けることなく、都市伝説程度にしか一般には認識されてないようだし。
肝心の作者のサイト、消えてるのが、またなんとも…
勘違いした大馬鹿者どもが、変な行動とって閉鎖に追い込んだのだろうか。
二次創作とは言え、せっかくの、良質の話を生み出せる貴重な才能を…
もったいないと言うか、悲惨と言うか。
この最終回ネタに激しくインスパイアされて、「ジュブナイル」という日本映画が作られたそうで。
興味が湧いてきた。どんな内容なんだろう。
2001/06/24(日) (1) --- シュナの旅
らくがきリハビリ中。
リハビリの為に、本棚のその手の本を引っ張り出したりして。
たまたまその中に「シュナの旅」が。
読み返してみて、やはりジーンと。
さすが宮崎駿…
巻末に、「こんな地味な企画のアニメ化は認められるはずがない。故にこの形で映像化した」とのコメントが。
たしかに、当時の宮崎駿では無理だったと思う。
でも、今のネームバリューなら…
ヒット間違い無しだし、更に、近年の宮崎作品より素朴で大きな感動を、観客が得られるようにも思える。
ってことで、今でもアニメ化希望です。
でも、他作品へとネタを使いこんじゃってるし…
作者にとっては「過去のモノ」なんだろうな。
それに、今の宮崎駿がやったら…
たぶんゴテゴテ付け加えて、純朴さが失われる気もする。
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