;; ------------------------------------------------------------
;; hnf command guide 
;; 2004.06.19
; コマンド、文法、簡易説明、詳細説明、の順で記述。
; 行頭の文字で、内容を分けられます。
; ;    コメント行
; >     サブメニュー開始
; <     サブメニュー終了
; @>    解説記事開始
; @<    解説記事終了
;; ------------------------------------------------------------
>記事タイトルコマンド
NEW	NEW 1行の文章	記事タイトル	セクションのタイトルを記述します。タイトル行は,リンク可能なように自動的にアンカー(a name) が定義されます。アンカー は上から順に数字が増えていきますので, NEW と NEW の間に新しいセクションを追加してはいけません。 NEW と NEW の間に新しいセクションを追加するとどこかのページから リンクされている場合,リンク先がずれてしまいます。 NEW は必須のコマンドです。必ず記述してください。
LNEW	LNEW url 1行の文章	記事タイトル(リンクつき)	NEW と同様セクションのタイトルを指定しますが,url へリンクが 張られます。例: LNEW http://www.h14m.org/ ハイパー日記システム
RLNEW	RLNEW 引数1 引数2 1行の文章	記事タイトル(置換有リンクつき)	NEWコマンド同様、新しいセクションのタイトルを 記述しますが、同時にRLINKコマンド同様にリンクを指定します。
CAT	CAT カテゴリ1 [カテゴリ2 ...]	カテゴリ分類	セクションのカテゴリ(分類)を記述します。日記の内容を, カテゴリで分類したい場合に使用します。使用しなくても構いません。 CATコマンドは NEW, LNEW または RLNEW の直前にのみ指定できます。 タイトル行にカテゴリ別のアイコンを表示させることも可能です。 詳細は,日記のカテゴリ分類の方法をご覧下さい。 例: CAT lynx install
GRP	GRP グループ1 [グループ2 ...]	ひみつ記事	ひみつ交換日記機能を利用します。 GRPコマンドはそのセクションに CAT がある場合は、CAT の直前に、CAT がない場合は、NEW, LNEW または RLNEW の直前にのみ指定できます。 詳細は,ひみつ交換日記機能をご覧下さい。例: GRP ruri shinomu
<
>サブ記事タイトルコマンド
SUB	SUB 1行の文章	サブ記事タイトル	セクション内のサブ・セクションのタイトルを記述します。サブ・セクションもリンク可能なように自動的にアンカー(a name) が定義されます。SUB と SUB の間に新しいサブ・セクションを 追加してはいけません。理由は NEW と同じです。
LSUB	LSUB url 1行の文章	サブ記事タイトル(リンクつき)	SUB と同様サブ・セクションのタイトルを指定しますが,url へリンクが張られます。例: LSUB http://www.h14m.org/ ハイパー日記システム
RLSUB	RLSUB 引数1 引数2 1行の文章	サブ記事タイトル(置換有リンクつき)	SUBコマンド同様、新しいサブ・セクションのタイトルを 記述しますが、同時にRLINKコマンド同様にリンクを指定します。
<
>リンク・コマンド
LINK	LINK url 説明文章	リンク	リンクを張ります。 例は,「 ハイパー日記システム 」と表示されます。例: LINK http://www.h14m.org/ ハイパー日記システム
URL	URL url 説明文章	リンク(URL表記つき)	URL を記述しリンクを張ります。例では「 ハイパー日記システム(http://www.h14m.org/) 」と表示されます。URL を明示したい場合に使用します。例: URL http://www.h14m.org/ ハイパー日記システム
RLINK	RLINK 引数1 引数2 説明文章	リンク(置換有)	「説明文章」としてリンクされる点は,LINKコマンド と同様ですが, ~/diary/conf/rlink.txt で定義した URL に最初の 引数1 が置き換えられます。 よくリンクする URL を設定し日記の記述を省略するために用意されました。定義ファイルrlink.txt は 『定義文字列[スペース]URL』と記述します。例えば,「hoge http://www.example.ne.jp/~hoge/diary/」のように記述します。 この場合,上記のコマンド例は, http://www.example.ne.jp/~hoge/diary/?19981201 へのリンクを張ります。例: RLINK hoge ?19981201 説明文章
<
>段落コマンド
P	P	段落開始	タグ
 を表示します。段落を分けます。Pコマンドは、/Pコマンドで閉じる必要があります。
/P	/P	段落終了	Pコマンドを閉じます。タグ
 を表示します。
<
>装飾コマンド
FONT	FONT 引数1 引数2 文章	フォント属性指定	タグ を表示します。上記例では,「赤い文字」と表示されます。例: FONT COLOR red 赤い文字
STRIKE	STRIKE 文章	打ち消し線	タグ を表示します。 「文章」と表示されます。
LSTRIKE	LSTRIKE url 文章	打ち消し線(リンクつき)	STRIKEコマンドと同様 タグ を表示しますが,同時に リンクを張ります。例: LSTRIKE http://www.h14m.org/ ルリ少佐万歳
STRONG	STONG 文章	強調	タグ を表示します。例は, 「ルリ少佐万歳」と表示されます。例: STRONG ルリ少佐万歳
SPAN	SPAN class_name 文章	汎用的なインライン要素	タグ を表示します。 class は CSS で事前に定義しておく必要があります。
DIV	DIV class_name	ブロック要素開始	タグ を表示します。 class は CSS で事前に定義しておく必要があります。 DIV は /DIV で閉じる必要があります。
/DIV	/DIV	ブロック要素終了	タグ
 を表示します。
<
>画像コマンド
IMG	IMG {r|l|n} ファイル名 説明文字列	画像表示	タグ![]() を表示します。r は画像を右に,l は画像を左に表示します。1.03-pl1 からは n も指定可能に なりました。n を指定すると align を付けません。説明文字列は画像の説明を 記述します。なお、画像の表示サイズは、ImgWidthMaxSize により自動的に調整されます。例: IMG l pic1.gif ルリの写真
LIMG	LIMG url {r|l|n} ファイル名 説明文字列	画像表示(リンクつき)	タグ
 を表示します。r は画像を右に,l は画像を左に表示します。1.03-pl1 からは n も指定可能に なりました。n を指定すると align を付けません。説明文字列は画像の説明を 記述します。なお、画像の表示サイズは、ImgWidthMaxSize により自動的に調整されます。例: IMG l pic1.gif ルリの写真
LIMG	LIMG url {r|l|n} ファイル名 説明文字列	画像表示(リンクつき)	タグ![]() を表示しリンクを張ります。r は画像を右に,l は画像を左に表示します。 n を指定すると align を付けません。説明文字列は画像の説明を 記述します。例: LIMG http://www.h14m.org/ l pic1.gif ルリの写真
MARK	MARK 引数	定義アイコン表示	あらかじめ定義されたアイコンを表示します。 引数もあらかじめ定義されたものを指定します。 MARK は テーマ により定義されています。また,自分で定義することも可能です。 アイコンを指定する引数については,互換性を確保する観点から, ハイパー日記システム・プロジェクトで 標準マークを定めて公開します。例: MARK !!
<
>箇条書コマンド
UL	UL	順序無しリスト開始	タグ
 を表示しリンクを張ります。r は画像を右に,l は画像を左に表示します。 n を指定すると align を付けません。説明文字列は画像の説明を 記述します。例: LIMG http://www.h14m.org/ l pic1.gif ルリの写真
MARK	MARK 引数	定義アイコン表示	あらかじめ定義されたアイコンを表示します。 引数もあらかじめ定義されたものを指定します。 MARK は テーマ により定義されています。また,自分で定義することも可能です。 アイコンを指定する引数については,互換性を確保する観点から, ハイパー日記システム・プロジェクトで 標準マークを定めて公開します。例: MARK !!
<
>箇条書コマンド
UL	UL	順序無しリスト開始	タグ を表示します。UL の後には,LIコマンドが必要です。また,/UL で ULコマンドを 閉じる必要があります。
/UL	/UL	順序無しリスト終了	タグ
を表示します。
OL	OL	順序付きリスト開始	タグ を表示します。OL の後には,LIコマンドが必要です。また,/OL で OLコマンドを 閉じる必要があります。
/OL	/OL	順序付きリスト終了	タグ
を表示します。
LI	LI 文章	リスト項目	タグ を表示します。LI を書く前に ULまたはOLコマンドが必要です。
DL	DL	定義リスト開始	タグ を表示します。
DT	DT 定義語	文章	タグ-  を表示します。DT を書く前に DLコマンドが必要です。
DD	DD 定義の説明	文章	タグ
-  を表示します。DD を書く前に DLコマンドが必要です。
/DL	/DL	定義リスト終了	タグ
を表示します。
<
>引用系コマンド
PRE	PRE	整形済みテキスト開始	タグ を表示します。PRE は /PRE で閉じる必要があります。
/PRE	/PRE	整形済みテキスト終了	タグ
 を表示します。
CITE	CITE	引用開始	タグ を表示します。引用を記述する場合に使います。 /CITEコマンドで閉じる必要があります。
/CITE	/CITE	印象終了	タグ
 を表示します。
<
>コメント系コマンド
!	! 一行の文章	コメント(HTMLソースに含む)	HTMLでのコメント  を表示します。つまり通常ブラウザでは表示されません。ただし HTMLソースを 読むと見ることができます。 Namazu for hns では検索可能です。
!#	!# 一行の文章	コメント(HTMLソースに含まない)	なにも表示されません。HTMLソースにも表示されません。 ただし,Namazu for hns では検索可能です。
FN	FN	脚注開始	脚注を記載します。FNコマンドは引数をとりません。 脚注の内容は,次の行以降に記載して下さい。 /FNコマンドで閉じる必要があります。 FN 〜 /FN内には LINK, STRIKE, ~コマンド のみが使用可能です。脚注は各セクションの末尾に表示されます。
/FN	/FN	脚注終了	FNコマンドを閉じます。
<
>置換コマンド
ALIAS	ALIAS 引数	文字列置換	~/diary/conf/alias.txt で定義した 文字列に 引数 が置き換えられます。 よくリンクする URLなど を設定し日記の記述を省略するために用意されました。定義ファイルalias.txt は, 「引数[スペース]置き換えたい文字列」と記述します。 例えば, 「hns ハイパー日記システム」のように記述します。 この場合,上記のコマンド例は, 「ハイパー日記システム」と変換されます。例: ALIAS hns
<
>テーブル系コマンド
RT	RT	テーブル開始	RT方式 によるテーブル表示を行います。 RTコマンドは引数をとりません。 RT方式によるテーブル記述内容は,次の行以降に記述して下さい。 /RTコマンドで閉じる必要があります。
/RT	/RT	テーブル終了	RTコマンドを閉じます。
<
>その他コマンド
~	~	改行	タグ
 を表示します。改行されます。このコマンドは, 文末にあったときのみコマンドして認識されます。
<
;; ------------------------------------------------------------
;; 以下、解説記事。そのまま表示されます。
@>リンク拡張・解説
LNEW, LSUB, LINK, URL, LSTRIKE で指定する url が特定の書式の場合、以下のように変換されます。
#YYYYMMDD[x[Sy]]
自分の日記へのリンクに変換されます。
デフォルトでは
動的生成時は "$MyDiaryURI?YYYYMM[abc]#YYYYMMDDxSy" へのリンクに、
静的生成時は "./YYYYMM.html#YYYYMMDDxSy" へのリンクになります。
例: LINK #200104011 4月1日の第1セクション
動的生成では
  4月1日の第1セクション
と変換されます。
静的生成では
  4月1日の第1セクション
と変換されます。
#{YYYY,MM,DD[,x[,y]]}
自分の日記へのリンクに変換されます。#YYYYMMDDxSy と同様です。
#{any-string#YYYYMMDD[x[Sy]]}
自分の日記へのリンクに変換されます。 "#YYYYMMDDxSy" 以前は任意の文字列です。
例: LINK #{http://www.example.ne.jp/~hoge/diary/200104a?to=20010401#200104011} 4月1日の第1セクション
"#200104011" と同様に変換されます。
ISBN:1-2345-6789-0
オンライン書店で ISBN コードを検索します。
CD:ABCD-1234
オンライン CD ショップ で CD 品番を検索します。
hns-dev:1
hns開発MLの 任意の番号のアーカイブを表示します。
hns-users:1
hnsサポートMLの 任意の番号のアーカイブを表示します。
@<
;; ------------------------------------------------------------
@>RTテーブル拡張・解説
RT方式:
RT方式とは、rubikitch氏制作の RTtool で使用されている作表フォーマットです。
簡潔な書式で複雑な表も楽に記述可能です。
基本形:
RT〜/RTで囲まれた領域に RT方式の記述 があった場合、テーブルに変換します。
 RT
 1,2,3
 4,5,6
 7,8,9
 /RT
タイトル設定・デリミタ変更・ヘッダ表示:
制御コマンドを記述することで、タイトル設定・デリミタの変更が 可能です。
制御コマンドと表の記述部の間には、空行を1行入れる必要があります。
captionコマンドで表のタイトルを設定できます。
delimiterコマンドでデリミタの変更を行うことが出来ます。
デフォルトのデリミタは","かTABです。
表の記述の途中に空行がある場合、それより上の部分をヘッダと見なします。
ヘッダ部分は HTML における THEAD 要素となり、TH タグで強調表示されます。
 RT
  # コメント記述
  caption   = タイトル
  delimiter = :
  AAA : BBB : CCC
    1 :   2 :   3
    4 :   5 :   6
 /RT
複雑な表の記述:
スパン記号("||","==")で複雑な表も簡単に記述できます。
"||"記号でその場所のセルを上のセルと結合、
"=="記号で左のセルと結合します。
 RT
  caption   = ちょっと複雑な表
  delimiter = :
  A :  B :  C : == :  D :  E
  1 :  2 :  3 :  4 :  5 :  6
  7 : == : || :  8 : == :  9
 10 : 11 : 12 : || : == : 13
 /RT
表の装飾:
表を構成する各ブロック(下図参照)に対して、表示属性を指定可能です。
なお、TBODY見出し部 は、tindex_span の指定が無い場合には出力されません。
TABLE全体(table_foo)
THEAD部(thead_foo)
TBODY部[見出し](tindex_foo)
TBODY部[本体](tbody_foo)
使用できるコマンドは以下のとおりです。
TABLE全体
caption 表の題名
delimiter デリミタ
table_class スタイルシート指定
table_border 枠線の幅(ピクセル)
table_width テーブルの幅(ピクセルまたは%)
table_height テーブルの高さ(ピクセルまたは%)
table_frame 外枠の表示方法 (void,above,below,hsides,vsides,lhs,rhs,box,border)
table_rules 内側罫線の表示方法 (none,groups,rows,cols,all)
THEAD部
thead_class スタイルシート指定
thead_bgcolor BGCOLOR 指定
TBODY部 見出し
tindex_span 見出しとしてグループ化する列数(def=0)
tindex_class スタイルシート指定
tindex_bgcolor BGCOLOR 指定
tindex_width セルの幅(ピクセル)
tindex_align セル配置(left,center,right)
TBODY部 本体
tbody_bgcolor BGCOLOR 指定
tbody_class スタイルシート指定
tbody_width セルの幅(ピクセル)
tbody_align セル配置(left,center,right)
RT 記述例:
 RT
  caption       = RT拡張コマンド
  delimiter     = :
  tbody_bgcolor = white
  table_border  = 2
  tindex_span   = 3
  コマンド :  ==  :       ==      : 機能
  TABLE全体:  ==  : caption       : 表の題名
     ||    :  ==  : delimiter     : デリミタ
     ||    :  ==  : table_class   : スタイルシート指定
     ||    :  ==  : table_border  : 枠線の幅(ピクセル)
     ||    :  ==  : table_width   : テーブルの幅(ピクセルまたは%)
     ||    :  ==  : table_height  : テーブルの高さ(ピクセルまたは%)
     ||    :  ==  : table_frame   : 外枠の表示方法 (void,above,below,hsides,vsides,lhs,rhs,box,border)
     ||    :  ==  : table_rules   : 内側罫線の表示方法 (none,groups,rows,cols,all)
   THEAD部 :  ==  : thead_class   : スタイルシート指定
     ||    :  ==  : thead_bgcolor : BGCOLOR 指定
   TBODY部 :見出し: tindex_span   : 見出しとしてグループ化する列数(def=0)
     ||    :  ||  : tindex_class  : スタイルシート指定
     ||    :  ||  : tindex_bgcolor: BGCOLOR 指定
     ||    :  ||  : tindex_width  : セルの幅(ピクセル)
     ||    :  ||  : tindex_align  : セル配置(left,center,right)
     ||    : 本体 : tbody_bgcolor : BGCOLOR 指定
     ||    :  ||  : tbody_class   : スタイルシート指定
     ||    :  ||  : tbody_width   : セルの幅(ピクセル)
     ||    :  ||  : tbody_align   : セル配置(left,center,right)
 /RT
@<