Usage: iZYINS.exe INPUT.png iZYINS.exe INPUT.png OUTPUT.png iZYINS.exe INPUT.png OUTPUT.png -P16 -D4 iZYINS.exe INPUT.png OUTPUT.png -P16 -D4 -FdefPalette.png
以下に各オプションの詳細を記載します。
オプション | 説明 | 省略時 | サンプル |
第1引数 |
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プログラムを終了します。 | "d:\src\source.png" |
第2引数専用(省略可) |
|
入力元ファイルと同じフォルダで現在存在しない名前を作ります。 | "d:\dest\new.png" |
以下第2引数以降専用 | |||
-P | 減色の結果生成されるパレットの色数を指定します。 2〜256の間で指定して下さい。 範囲外の数字は無視します。 |
-P256と入力するのと同等 | -P4 |
-D | ディザモードを指定します。
|
-D2と入力するのと同等 | -D3 |
-L | ディザの強さを指定します。0〜10の間で指定して下さい。大きいほど強くなります。範囲外の数字は無視します。 | -L8と入力するのと同等 | -L10 |
-Y | Yellow-Blueの色空間の広さを指定します。0〜20の間で指定して下さい。大きいほど空間をのばします。範囲外の数字は無視します。 | -Y10と入力するのと同等 | -Y4 |
-C | Cyan-Redの色空間の広さを指定します。0〜20の間で指定して下さい。大きいほど空間をのばします。範囲外の数字は無視します。 | -C10と入力するのと同等 | -C17 |
-G | Green-Magentaの色空間の広さを指定します。0〜20の間で指定して下さい。大きいほど空間をのばします。範囲外の数字は無視します。 | -G10と入力するのと同等 | -G5 |
-O | 出力精度(表示環境差吸収度)を指定します。xPadieにおける出力精度指定と同等です。
Padieのドキュメントによると、「Web用途等ハイカラー環境を含める場合は「555」に設定してください。」とのことです。この設定は、ここでは-O4に相当します。 |
-O8と入力するのと同等 | -O3 |
-I | 入力精度を指定します。
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-I8と入力するのと同等 | -I8 |
-A | パレットに透過色用の一色を用意するか設定します。
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-A0と入力した場合と同等です。 | -A0 |
-R | -Fで指定したファイルパスに既にファイルが存在する場合、上書きを許可するか指定します。
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-R0と同等です。 | -R0 |
-B | 出力フォーマットを選択します。
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-B1と入力する場合と同等です。 | -B1 |
-H | -Hの直後にパレットカラービットマップファイルの絶対パスを置くと、そのパレットカラービットマップファイルのパレットカラーを読み込み、減色後の画像のパレットにそのパレットを追加します。 ファイルの絶対パスに半角スペースが入る場合は、オプションを二重引用符で括ってください。 |
(-Hオプション無し) | "-HD:\a b\c.bmp" |
-F | -Fの直後にパレットカラービットマップファイルの絶対パスを置くと、そのパレットカラービットマップファイルのパレットカラーを読み込み、減色後の画像のパレットをそれと全く同じにします。 この場合、上記の各種オプションで無効になるものがあります。 ファイルの絶対パスに半角スペースが入る場合は、オプションを二重引用符で括ってください。 |
(-Fオプション無し) | "-FD:\a b\c.bmp" |
-Q | -Q1が指定されたときのみ、このプログラムのコピーライトについての表示がされるオプションですが、現在未実装です。 このオプションは第2引数以降専用です。 第1引数は、ダミーでもいいので、画像ファイルを指定しないといけません。 |
-Q0 | -Q1 |
-T | -T1が指定されたときのみ、出力ファイルと同じフォルダにiZYINS.logという名前で、処理時間を記録したログファイルが出力されるようになります。 | -T0 | -T1 |
出来るだけ少ないオプションで、減色を実行しようとした場合は、以下のようにプロンプトを打ちます。
iZYINS.exe "C:\program files\sample.bmp"
この場合、以下のコマンドラインと同じ意味になります。
iZYINS.exe "C:\program files\sample.bmp" -P256 -D2 -L8 -Y10 -C10 -G10 -O8 -I8 -A0 -R0 -B0