Photoshopプラグインフィルタ(デモ版)のメモ <3>
◎Flaming Pear (公式サイト(英語)→http://www.flamingpear.com/index.html)
シェアウェア($20)ですが、体験版は機能制限無しで2週間使えます(一部フリーのフィルタも有)。特にを登録しなくてもOKでした。
各フィルタのインターフェースからして詳細な設定が可能ではあるのですが、それぞれ効果が特化しているというか、非常に使いどころに悩むフィルタが多い気がします(^^;)。
サイコロボタンでランダムにパラメータが変わるので、試しているだけでも面白いです。ただし、私のPC環境ではプレビューですら処理が重かった…。
各フィルタ共に、既設定のプリセットファイルが同梱されてます。
デモ版の動作確認は、WinMe/PhotoshopElements2.0 で実行。無印5.0Jでもフィルタ起動はOKでした。
・Creative Pack
以下の4つのフィルタは「Creative Pack」というフォルダ内に一まとめに入ってます。
・Boss Emboss 強烈なエンボス(浮き彫り)画像を作るフィルタ。 強烈過ぎて元画像はどこ行った、なんて画面になるのはご愛嬌なんでしょうかね(-_-;)。 レリーフの深さ設定はデフォルトである[エンボス]と大差無いですが、HeightとAngleで光源の高さと角度を設定可能だったり、エッジをくっきり/まったりで変えたりなんかも出来ます。 元画像の色はグレースケール・RGB各色・元の色などでそれぞれ適用可能です(普通のエンボスはグレー)。 |
・Organic Edges エッジ、つまり輪郭線をいじくるフィルタ。 [輪郭の検出]や[エッジの光彩]、[エッジのポスタリゼーション]などといったエッジ効果関係の基本フィルタの機能をパワーアップした感じです。 |
・Vibrant Patterns 放射状のパターンを生成するフィルタ。 ステンドグラス風な画像や、細胞風の画像、植物の茎の断面図風な画像(どんなだ)を作る時は使えそうかもしれないと思いましたが、本当に使えるかどうかは微妙。 |
・Wavy Color 一言で言えば、色調変化をつけるフィルタ。 RGB/CMYのカラーチャンネルをそれぞれ調整バーでこねくり回すようにミックスして、元画像の色調をアレコレいじり倒すフィルタのようです。 どうでもいいけどこのフィルタのマニュアル、Quick Startの一番最初に「設定とか気にせずダイス振れや」と書いてあったのがなんか笑った(^^)。あ、ダイス振るってのはランダムボタン(↓のサイコロの画像)を押す事です。 |
・Browser Preview ウェブブラウザ上で見た場合にどうなるか、プレビューする為のフィルタ。 JPEG圧縮した場合・GIF圧縮した場合・Mac/Winそれぞれの場合……といった場合分けに応じてのプレビューを確認できる訳ですが、JPEG・GIFはともかく、Mac/Winそれぞれの場合なんていっても、見てるモニタがMac/Winのどちらかだったら無意味な気がします(-_-;)。 というか、『WEB用に保存』がある今では全く必要性がない気がしますね。(元々無印3.0以上対応という時代の産物だから仕方ないんでしょうけど) |
・Web Postarize 元画像をWEBセーフカラーで表示させるフィルタ。 |
・Web Scrubber 元画像を256色以下に減色するフィルタ。 減色は2・4・8・16・32・64・128・256の各色数で選択可能。ついでに多分色域もRGBバーで変えられるんではないかと思います(多分てアンタ)。 |