Photoshopプラグインフィルタ(デモ版)のメモ <1>
◎Andromeda Software Inc. (公式サイト(英語)→http://www.andromeda.com/)
フォトショプラグインの定番を出しているソフトウェアメーカーだそうですが、日本での販売代理店は無い(;´д⊂)。
基本的に有料製品版のみの取扱のようですが、氏名とメルアドをフォームに入力すれば全フィルタのデモ版がDL出来るので、折角だから幾つか試してみました。他にもまだまだあります。
(日本のどこかのサイトでシェアウェアと紹介されてましたが、本当かどうかは未だ不明。)
このデモ版、いわゆる『OK』=『適用』が出来ませんので、本当に詳細設定ボックスを出してそのプレビューでしかフィルタ効果を確認できません。なもんで、欲しいと思ったら英語の厚くて高い壁と闘って個人輸入せねばなりません(そんなのは私だけか…)。
デモ版の動作確認は、WinMe/PhotoshopElements2.0 で行いました。一応フィルタ起動はOKでした。
・Photography Filters〜C-Multi Cは「circular」のC。 中心の基点周辺の画像を、周囲の枠の中に投影するフィルタ…みたい、です(多分)。 万華鏡みたいな効果を出すとか説明にありました。 投影する先の範囲は←の円形の他に四角・タイルがある様子。 +++ 投影させたい部分の選択範囲を別レイヤーにコピペ。[変形]→[拡大・縮小]で任意の大きさにしたら元々の選択範囲部分を消去。あとは縁をぼかしたり。 |
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・Photography Filters〜S-Multi Sは「Straight」のS。 基点及び基線の画像を、付随した平行線範囲内に投影するらしい。 +++ 任意の選択範囲を何枚分かコピペして[Shift]押しながら移動させ、各レイヤーの不透明度変えれば出来そう。 |
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・Photography Filters〜Designs 既にフィルタ内登録されていると思しきパターンを選んで、変形させつつ元画像に乗せる、『透過済みパターン塗り潰し(※変形バージョン)』みたいなものかと思われます。 2.5Dな表現、とか説明がありましたが、実際いじるとよく解りません(コラ)。 単なる格子模様からちょっぴり凝ったパターンまであるので、遊んでみるのも楽しそう。 +++ パターンを貼り付けたレイヤーを[3Dトランスフォーム]で変形させてから、[変形]→[ゆがみ][自由な形に]辺りでさらに変形? |
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・Photography Filters〜Deffract 放射状に七色スペクトル模様を描画するフィルタ。 手(?)の本数・アングル・濃度は変更出来ます。 しかし使い道が思いつかないフィルタだなぁ。 +++ 適当な大きさの新規ファイルを作って新規レイヤー上ににグラデーションツールで直線の虹を描いて、それを乗せたい画像ファイルの方でひたすらコピペ&回転。 |
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・Photography Filters〜Prism 設定した矩形範囲内の元画像に、プリズム効果を加えるフィルタ。 角度や適用度は変更可。 +++ 選択範囲をコピペ→[ぼかし]や[移動]で適当にブレさせたら、透明化。 透明部分を保護しつつ適当な色を被せて、[エッジの光彩]等を適用して、最後にレイヤー描画モードと不透明度を変更。 |
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・Photography Filters〜Rainbow 名前の通り、虹を描画するフィルタ。 「ORIGIN」で基点の位置を変えられますが、小窓でドラッグした方が楽。 彎曲度・適用度・フェード具合が調節可。 +++ 横長選択範囲にグラデーションツールで虹を描写。 [変形]の[極座標]辺りでぐるっと丸めて、必要分だけ残して後は消去。エッジや端は適当に消しゴム等でぼかしてみる。 |
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・Photography Filters〜Halo 選択設定した矩形範囲内にハロー効果を付加するフィルタ。 ハローの強さや広さは設定可能。 +++ 選択範囲をコピペ→[ぼかし]→描画モードと不透明度を変更。 更に別レイヤーを重ねて同じ選択範囲を白で塗り潰しor描画色:黒で[雲模様1]+透明化+[階調の反転]、不透明度と描画モードを変更。とか? |
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・Photography Filters〜Reflection 基点側範囲内の画像を、もうひとつの矩形範囲内に投影するフィルタ。 +++ 選択範囲をコピペ→[垂直方向/水平方向に反転]。不透明度変更。 |
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・Photography Filters〜Star 名前の通り、星を描画するフィルタ。 (解り易い様に青ベタ背景上にやりました。) 手の本数は4・8・16本で変更可。 左下にあるように、星・太陽・ハロー・光線の大きさというか広がりを調節可能。 『SOFTEN SUN』はソフトさ大。 +++ 中心:円形選択ツールで境界ぼかして塗り潰し。[拡散]などを加えてみる。 ハロー:↑より大きい円形で[境界線を描く]→[選択解除]→[ぼかし(ガウス)] 星:パスかカスタムシェイプで超細長い△を描いて[ぼかし]+コピペ&回転。 |
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・Photography Filters〜Velocity 起点近くの画像に元画像をある程度保持したまま『ぼかし(移動)』+『変形』をかけたようなフィルタ。 動きを表現するのに使うようです。 +++ 選択範囲コピペ→[ぼかし(移動]→残像側を消しゴム等で消す。不透明度変更。 動きが欲しい時はさらに[変形]。 |
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・EtchTone Filter エッチングフィルタ。 拡大すると確かにエッチングによって輪郭抽出+二階調化したような感じに見えます。 ポスタライズも何通りか変更可能。 『ブレンド』『オーバーレイ』のどちらかを適用する事が可能。特にブレンドは元画像との比率を設定できるので、元絵に少しノイジーな風味を付けるのに使えそうでした。 +++ レイヤーコピー+二階調化+[ノイズ]+描画モードと不透明度変更で出来るかな? |
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・ScatterLight Filter ソフトというか幻想的な雰囲気を出すのに使えそうなフィルタ。レンズの形が幾つか有る。 「Dreamoptics」「Straight」「SoftDiffuser」「SoftFocus」「FunLenses」といった種類がある(左例はSoftFocusの「Landscape Halo」)。 ブラー(ぼかし)やGlowの数値は変更可能。 +++ レイヤー何枚か複製して、ぼかしたりコントラスト下げたり明度上げたりして、レイヤー描画モード変えて重ねれば出来そうな気も…。 |
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・Shadow Filter ドロップシャドウの為のフィルタ。 手前クッキリ・奥ボンヤリといった立体的な影の配置が可能。 調節のバーがやや解り難かったけど、それさえマスターすればリアルな影描写には便利そうかと。 左ではサンプルのト音記号とその影両方が映ってますが、元画像のみ・シャドウのみで表示しながら設定できます。 +++ ……検討中。 形自体は元画像を別レイヤーにコピペして変形させればいいけど、ぼかしのグラデの入れ方が難しい。 |
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・Perspective Filter 立体的な遠近変形フィルタ。 選択した範囲を、単なる遠近・回転させながらの遠近等々、割と好き勝手な角度でもって遠近感を付けられます。操作も簡単。 [編集]の[変形]→[遠近法]では手間取る作業が、このフィルタの設定ボックス一つで済むってのはいいですね。 +++ 上記の通り。[変形]→[遠近法]のあと、回転したりゆがませたり自由な形にしたり。これも難しそう(というか面倒)だ。 |
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・3D−Filter 元画像を、球体・直方体・円筒・平面のどれかに3次元的に変形させるフィルタ。 [3Dトランスフォーム]みたいなものですが、光源の位置が自由に設定出来るので、よりリアルな表現が出来そうです。 その反面、設定事項やらが多くて、ユーザーインターフェースがちょっとややこしかったと言うか…。 +++ [3Dトランスフォーム]のあと、光源をどう入れていくかが課題。 |
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・Techtures Filter 用意されているパターンからテクスチャを作成するフィルタ。 デモ版は各カテゴリともに1種類しか選べないようですが、製品版はブレンドもできるようなできないような(どっちだよ)。 使うかどうかはともかく、遊んでみたいフィルタではありますね。 ちなみに「Texture」じゃありません。「Techture」です。 +++ テクスチャ素材画像さえあれば、フィルタでなくても普通にレイヤー重ねていじって出来そうですが、処理は重くなるよなぁ(-_-;)。 |
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