潜入  初冬の布引高原  ルポ

2006年12月の某日、来年4月まで工事のため一般の入場が閉鎖されている布引高原に、知人を介して了解を貰い登った。
登り道にはうっすらと雪が積もり、日陰ではスタッドレスでも滑りながら登るという感じで、高原に到着。今にも雪が降りそうな感じ。
道路にはところどころ雪の吹き溜まりがあり、通行が不能のところもあったが、閉鎖以来はじめての高原ということで寒風の吹く中、
いつものスポットを歩き回る。時折雪が舞うため帰りの心配もあり早々に引き上げた。

この布引高原というのは昨年にも記したとおり、高原大根の産地であるが現在33基の風力発電用風車が建設中であり、
すでに稼動可能なものもあった。何台かはすでに音を立てて廻っており、近くによると風きり音が恐ろしいほどだ。
あいにくの天気で写真のほうは今ひとつだが、独得の形状をしたシナノ木(科野)の布引から、風車の布引に変わり、
来年以降は見物客も多くなるのだろうか?。

スライドショー        

坂を上りきると開けた高原にひときわ目立つしなの木、まさに王者の風格 面白い形の木も
今は朽ちてしまい
新しい主役、風車 雲の切れ間 風車と冬木立
遠く猪苗代湖と 風車を避けて 畑の真ん中に
唸りを上げて 驚きの大きさ シナノ木と風車