'06/6/6日の日記

田子倉から新潟へ  デジカメ旅日記  (クリックしても大きくなりません)
6/6午前8時出発
須賀川から天栄、下郷を経て田島、南郷、只見と車を進める。
自宅を出てから約3時間、車は田子倉湖の見晴らしの良いところに到着した。
田子倉湖 ニシキウツギ越しに

田子倉湖のそばを走る国道252号線では、雪解け水が頭の上を流れるところもある。残雪の山と新緑の車窓はこの時期しか見られない美しい風景だ。
国道252号線のスノーシェルター 残雪の山
スノーシェルターの中から
田子倉湖を覗くと面白い光景になった。
水すだれ 田子倉湖
頭の上からゴーゴーと水音がする。雪解け水が川となってスノーシェルターから流れ落ちる。
まるで裏見の滝のようだ。高速シャッターにストロボをつけてシャッターを切る。
水すだれ2 水すだれ3


田子倉湖を経て、新潟県にはいる。地震で今は行けない山古志を遠く右手に魚沼市小出を経て252号線で十日町市へ、
市の中心部にある道の駅クロス10十日町に立ち寄る。ここで市の案内書を戴き、ついでに松代の棚田のパンフレットをコピーして戴いた。
ここから253号線で松代町に入り、クロス10で教えてもらったほくほく線松代駅にある「道の駅松代ふるさと会館」の案内所で、
棚田とブナ林の説明を受ける。

丸山公園のブナ林
紹介された仙納の棚田に行くも肝心な道路が通行止め、ブナ林もちょっと止めるところが解らずで、ここの撮影は写欲も沸かないので断念する。

続いてこれも教えてもらった丸山公園に向かうことにする。簡単な地図を貰ったがこれを頼りに福島(ふくじま)部落より、のぼりに入るがここも通行止めの看板がある。
城川ダム 丸山公園のブナ
ただしここは脇をすり抜けられるようなので少しだけ進むと道路の左側の崖が崩れていた。慎重に車を進める。
戴いたパンフレットに従い、丸山公園案内板のところから右折する。地図からするとかなり先のようだ。と思ったのだが進めば進むほど道は下っている。
ブナの林に光が オオイワカガミ
先方に城川ダムが見えるところで道路が土砂崩れで埋まっている。仕方ないので戻ってくるとずーっと手前に車を止められるようなところがある。ここに駐車して歩き出すと山の上に向かって階段があった。何のことはないここが丸山公園だ。最初の看板からわずか200メートル位だった。地図を過信しすぎた結果だ。地図には距離が書いてあると便利なのだが。
ここで林の中を歩き、ころあいを見てよいと思われるところで撮影する。
よく手入れがされており散策に良い 明るい感じ
ブナ林の地面にはイワカガミが沢山あり一部では丁度咲いていた。この松代地区にはほかにも沢山咲いている。
この丸山公園の撮影を終わり、元来た道を戻る。途中で倉庫とはせの撮影。

この地域の建物(住居含む)はほとんどといってよいほど板張りの壁が多く、また雪国のためか窓が少ない。
はせ、米の乾燥用に使う 福島部落倉庫


次に向かうのは峠地区、だが時間が早い、まだ3時くらいだ。そこで急に予定を変更して室根地区の棚田を撮影することにした。

室根の棚田
ここの棚田は私としては初めてで、前回行ったときは廻らなかった。やはり朝日の時のほうが良いかもしれないが朝日は峠に決めているので何枚か撮影する。
田植えの後 両側に迫る杉林が良いコントラストだ。
撮影場所は限定されると思う。


いよいよ峠地区の棚田へ

峠の棚田
今回の目的地、松代町峠地区、ここは過去2回訪れているので大体の地形は承知している。ただ今回は立派なトイレが出来たのには驚いた。
それだけカメラマンに人気がある証拠だろう。4時過ぎだというのにすでに車が5台、ポイント入り口の倉庫?のところに駐車している。
峠の棚田 鍋立山から
私は夕日も撮りたいので、その場所より上、鍋立山に登る道路で大島村へも降りられる丁字路のところに駐車し、夕日の撮影に備える。しかし、もやが多くなかなか染まらないで終わってしまった。夕食はここで一人で摂る。
カセットコンロでお湯を沸かし、レトルト食品とインスタントだがこれも仕方がない。
夕方の棚田 大島村、夕日を映す
食事が終わった後、先ほど車が止まっていたポイントのところに行き、挨拶して三脚を設置する。
そのところにいたメンバーは男性4人に女性一人、いずれも一人で車できているようで、長野、茨城、静岡などの方たち、皆さん前からの知り合いとかで普段は富士を撮影しているとのこと。何日も滞在しているようだ。
私も車を置いて、明朝を期待して8時過ぎ早めに寝ることにした。
わずかに染まる 空を映して