富良野&日高

7/13 朝のうち廻った美瑛ともそろそろお別れして、富良野に行くことにする。留辺蘂からフラワーランド方向へ赤い屋根が美しい。
これが有名な富良野の風景。朝早いのにたいへんな賑わいだ。カメラの三脚を設定するのが大変だったが運良く、スペースが出来た。
一番左ピンクの花は虫取りなでしこ、黄色いのはアメリカなんとか、赤いのはぽぴー、次は麦の穂、ラベンダー、かすみそう、などなど、さすがになかなか美しい。
カメラを一寸右に振ると斜面の上のほうはラベンダーが美しい。
これはバスの駐車場近くかなり広い面積が花で埋まっている。
富田ファームを見た後富良野をあとにして十勝岳温泉へ行く。山の上のほうは雲の中なので最初の「バーデンかみふらの」に行く、此処で風呂に入りたい旨話すと500円とのこと、お金を払うとタオル一本サービスがあった。
フロの先客に聞けば、2、3日前に再オープンしたところだという。道理でサービスが良いわけだ。フロは鉄分の多い感じの赤っぽい色、一寸ぬるめだったが出た後は身体が火照った感じだ。良いフロだ。

ここの風呂を出た後白金温泉方面に向かうと左側に広いスペースがあり、車が沢山停まっている。吹上温泉露天風呂だ。お金を払って入ってきたばかりなのでとりあえず見学する。
浴槽は二つあったが片方は掃除中ということでとりあえず一つだけ。脱衣場は青い屋根の下。無料で混浴だが女性は入っていなかった。「北の国から」で取り上げてからかなり込んでいるといっていたが、今日はそのわりでなかった。

吹上温泉から再び美馬牛に出る。ここで深山峠のところにある「あきらギャラリー」にはいる。入場料は100円。国道から一寸見るとたいしたことがないようだが入ってみてびっくり。『津幡昭』氏の作品がずラーっと200点ぐらいはあるか、とにかく素晴らしい作品が沢山ある。写真愛好者は絶対行って見るべきだ。内容は私も保証する。拓真館も良いけれど、こちらもベリーグッドで観光客はいないですよ。
昭ギャラリーを出て富良野へ、此処で観光客にヘンシーン。
テレビドラマ「北の国から」のふるさとを訪ねてみよう。一人旅はマイペースの旅だ。富良野の東麓郷を目指す。

北の国からと言えば麓郷、田中邦衛ふんするところの黒板五郎の石の家、これからも使う可能性があるのか、柵があって接近は不可能です。

入口広場に戻る。時間が遅かったこともありトイレはしまっていた。
上の建物の入口広場にはロール君が展示してありました。
一つの重さ400KGもあるんだそうだ。
ロール君とは牧草を蒔いたもの。
拾ってきた家、ここも柵がありちかずくことは出来ない。
此処も6時を過ぎたらトイレも使わせてもらえないのか。鍵がかかっていた。時間外はその辺で適当にしろと言うのかな。(笑)
私は大丈夫だったが。

富良野市内に戻り食堂で夕食。富良野市内は西側の山が高く夕日の撮影は不可能だった。

暗い道を占冠(シメカップ)村の道の駅に行く、此処で車中泊となる。
7月15日いよいよ北海道最後の日だ。
目が覚めたのは4時半、もう日が昇っていた。ついに日の出は一度も見られず。何のために毎日早起きしていたのか。

予定変更して、襟裳岬に行くことにする。門別まで南下、此処でコンビニに入り、弁当を買って食事、進路を東にとる。快晴だった天気が静内町辺りになったら曇ってきた。襟裳はまた雲の中。諦めて此処でUターン。新冠の道の駅前のハイセイコーにあいさつ。なかなかかっこいい馬だ。
シンカップ橋の手前を左折、青年の家の前の放牧場で親子の馬をぱちり。
国道に戻り橋を渡って今度は右折、左右に牧場が続く。
ここは八木牧場、子馬はお昼寝の様子。
緑ヶ丘から、町有牧場を経て再び国道へ出る。
富川でドライブインに入り食事。みやげ物を少しだけ買って、いよいよ苫小牧に向かう。
苫小牧に入ったがまだ受付時間には間があるので、市民文化会館のサンガーデンに入る。南洋の花か、その鮮やかさに目を奪われる。
こちらも鮮やかな花。
いよいよ苫小牧のフェリー乗り場。この船がくるまごと仙台まで運んでくれる。船は最後は名古屋まで行くのだ。

4時に手続き完了。5時半にフェリーに乗船。午後7時出航。
どうもフェリーはよく眠れない。どうせ家に帰ったら寝ればいいとデッキに出る。一番前まで行くと凄い風だ。飛ばされないよう気をつけながらシャッターを押す。


船は9時20分に仙台港に到着、これから4号線を通って福島の自宅に帰る。

走行距離合計約2400km、一人旅は終わった。
あとには、デジカメ350枚、リバーサル360枚、ネガフィルム27枚の整理が残っている。

終わり